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番外・チョコレート2

「ねえもう14日過ぎたんだけど、今年のバレンタインは?俺チョコ貰ってない!!」

「もう終盤ですしチョコレートを作っている場合ではないでしょう」


「オレもハバネーロチョコをもらいたいぜ」

「なら今年は逆チョコでシャーレアをびっくりさせようか」


「いいですね逆チョコ」

「クリア、お前意味を知っているのか?」

「ええ、女性から貰ったなら男性からお返しをするのは当然ですから」

「それはホワイ…」

「さあチョコを作るよー!!」

「今何か声がしたような?」

「気のせい気のせい」


「皇子はどんなチョコにするんですか?」

「聞かなくてもわかります

ハーブの繊維中にチョコを注入させるだけでしょう」

「わかりづらい!!」

「いや、ハーブを入れたいところだがシャーレアは嫌いだと言っていた」

「ハーブのことばかり考えてるのに覚えてたんですね」


「ははは!今年は貴族様のペンネスに遅れはとらない!!」

「イレーサー、君の兄はターザンだったのか」

「兄さん、縁を切りたい」


「でもこんな大勢でチョコをあげたらシャーレアがガムボールみたいになっちゃうよ」

「オレは豚肉より鶏肉のほうがいいな」

「お前ら要するに丸く豚みたいに肥えるって言いてぇのか?」

「ここにシャーレアがいなくてよかったねフィードくん」


「もういっそチョコでなくてもいいのでは?」

「だってチョコの日だしガムなんてもっての他すぎる」

「なんでガム限定!?」

「ああ、クッキーや飴は白旗の日ですよね」

「なにそれ」


「皆なにをしているの?」

「去年チョコレートを貰ったから今年は僕たちからプレゼントを用意したんだ」

「わあ!本が10冊も!?」


「シャーレアは本が好きだって言っていたから一人一冊ずつ持ってきたんだ」

「ありがとう皆」



「それにしても本が10冊なのはどうしてかしら?」

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