詩 タンブラー
掲載日:2026/06/07
タンブラーを持ち歩いている。
それも大きいサイズの。
すぐ喉が渇くからだ。
チャプチャプ、チャプチャプ。
中に入れたコーヒーが音を立てる。
氷も入っているので、カチャカチャと鉄琴のような小気味いい音が響く。
「あー、喉が渇いた」
そう言い、タンブラーに口をつける。
ごくごく、ごくごく。
はーと息を吐き出し、潤った喉に触れる。
冷えているので、まるでエアコンを感じているような、清涼感。
眠気もなくなって、目がしゃきっとする。
タンブラーをまた大事に持ち、歩き出す。
周りの女子に特に人気で、色んな種類のタンブラーを見かける。
今、オシャレアイテムの1つだった。
カラフルなものや、しっかりした作りのものまであり、まるでメイク道具を吟味するように、見ているだけで楽しい。
「新しいの、探そうかな」




