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薬剤師が異世界転生!  作者: なぎさセツナ
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その後のナギサ・イシュタル

しばらく開店休業を決めたナギサ。

本来の薬師に戻ろうとする。

しかし、周りは黙っていない。


(ナギサの弟子兼助手 アリス・ヴェルホード:女)

先生、何か無いですかぁ〜?


(イシュタル侯爵家ひとり娘 ナギサ)

何かと言われてもなぁ……


(アリス・ヴェルホード)

化粧品なんてどうです?ファンデーション。


(ナギサ・イシュタル)

ファンデーションなぁ……

どんな物が含まれてたっけ?

それに危険な鉛や水銀は含まれてるの?


(アリス・ヴェルホード)

いえ、それはないです。

って言うか、それを指摘して改良したのが先生……いえ、その記憶は無いんですね。


(ナギサ・イシュタル)

その記憶は無いな。

そうだったんだ。

で、それは?


(アリス・ヴェルホード)

クラン様が担当しています。

やはり化粧品業界へのアンチテーゼですから、周りを黙らせるには……


(ナギサ・イシュタル)

そうだよね、その方が良い。

お母様の力を使えば、相手も下手できないからね。

で、業界もそちらにシフトしたと。


(アリス・ヴェルホード)

はい、生き残りをかけてシフトしました。

今では以前のような危険な化粧品は流通してないです。


(ナギサ・イシュタル)

なら、大丈夫やん。


(アリス・ヴェルホード)

いや、新色とか……


(ナギサ・イシュタル)

それ、やってるでしょ、そこが。


(アリス・ヴェルホード)

まぁそうですけど……


(ナギサ・イシュタル)

身内で競合してどうすんの?任せれば良いじゃん。

相談は無いんでしょ?


(アリス・ヴェルホード)

まぁそうですが……


(ナギサ・イシュタル)

なら、問題無し!


(アリス・ヴェルホード)

ですよねぇ〜……


(ナギサ・イシュタル)

本来の義務に戻ろう。


(アリス・ヴェルホード)

………………


(ナギサ・イシュタル)

どうしたん?

 

(アリス・ヴェルホード)

いえ、色々作って楽しかったなぁ〜と。


(ナギサ・イシュタル)

まぁねぇ、大変だったけど。


(アリス・ヴェルホード)

でも、やり甲斐ありました。


(ナギサ・イシュタル)

まぁ、そのうち見つかったらやろう。

もう思いつかない。


(アリス・ヴェルホード)

そうですか……


(ナギサ・イシュタル)

ネタ切れってのもあるからね。


(アリス・ヴェルホード)

ですよねぇ……


(ナギサ・イシュタル)

花火……


(アリス・ヴェルホード)

なんです?花火って!



ナギサは"スマホ"で花火を見せる。


(アリス・ヴェルホード)

綺麗!是非やりましょう。



しかし、ナギサはイマイチ乗り気でない。


(アリス・ヴェルホード)

なんでですか!先生!


(ナギサ・イシュタル)

これ、"火薬"なんだよ。


(アリス・ヴェルホード)

火薬?


(ナギサ・イシュタル)

火を付けたら爆発するって言ったら分かるよね。


(アリス・ヴェルホード)

あっ……


(ナギサ・イシュタル)

安く簡単に軍事転用できて、子供が騎士団長を簡単に殺せるようになる。

クーデターどころか貴族制が崩壊しきれない、世界が変わる製品になる。


(アリス・ヴェルホード)

・・・(冷汗)


(ナギサ・イシュタル)

作る?


(アリス・ヴェルホード)

やめましょう。


(ナギサ・イシュタル)

分かった、作りょごっ♡



久々にアリスの股間蹴り上げが決まる。

ナギサの身体が98.9セメ浮き上がる(1セメ=1cm:当社データ)


(アリス・ヴェルホード)

やめるって言いましたよね(感情の消えた目)


(ナギサ・イシュタル)

ぐぎょぎょぎょぎょぉぉぉっ♡



火薬の製造は諦めたナギサとアリス。


(ナギサ・イシュタル)

まぁ、何か思いついたり、必要になってからやろう。

魔法があるんだ、大抵の事は何とかなるよ。


(アリス・ヴェルホード)

そうですね、魔法と薬がありますもんね。


(ナギサ・イシュタル)

って事で、本来の業務に戻ろうか。


(アリス・ヴェルホード)

はい、先生。



そうしてナギサとアリスは薬師としての通常業務に戻った。

ナギサでしか手に負えない患者はナギサが治療し、それ以外は弟子の薬師達が担当した。

そんな平凡な日常を送るナギサ。

なんだかんだでバタバタしたが、ゆっくり過ごした。

ただ"不老"な事が気になっていたが、今更考えても仕方ないと割り切ったのだった。



 

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