1.いきなり異世界転生!?
昨日は夜の10時に寝た。うん、絶対。
「…で、どうしてこうなった!」
朝起きると、知らない場所にいた。周り一面緑の草原で、誰もいない。
「ここ、どこ…?」
「目が覚めたみたいね。」
「っ!?だ、誰?」
「驚かせてしまってごめんなさい。私の名前はユミ。この世界を司る者よ。」
「あの、ここはどこなんですか?私、自分の部屋で寝てて、それで…」
「うん、説明するね。ここはあなたから見て
異世界ってとこ。あなたは異世界に転生したのよ。」
「い、異世界!?嘘でしょ…?な、なんで私が異世界なんかに?」
「よく分からないけど、あなたがいた世界の神様が何かしらミスをしたみたい。ごめんね。」
「ミ、ミス…」
「あと、もう一つ伝えることがあるの。この世界には色々な能力を持つ人がいてね。」
「能力?じゃあ、私のは?」
「あなたの能力は、『魔法少女』。その力で周りの人たちを助けてあげてね。」
「…魔法、少女?え…?」
「はい、これプレゼント。こう言う衣装を着てると、気分もあがるよね。」
「あ、えっと…え?服…?」
「じゃあ、私はこの辺で。たまに様子見に来るからね。魔法少女生活、楽しんで!」
「行ってしまった…。」
………ん?
「あれ、私、何をしたらいいんだ?」
周りには何も無い。人も、動物も、建物も。
広い草原で一人、立ち尽くす私であった。
おまけ ユミとナリ(優雅の世界の神様)
「ナリ!なんてことしてるの?優雅ちゃんに迷惑じゃない!」
「いや、だって間違って転生装置触っちゃったんだもん。」
「だってじゃないのよ。全く。」
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