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まずアルコールがあった

2089年12月4日


飲酒について

 一番最初にアルコール摂取を覚えてからしょっちゅう飲んでいたのがカルーアミルクとかカシスほにゃららと言った甘いカクテルで甘くて量飲めるということで飲むたびにえらいことになっていた記憶がある。

 で、ある日飲酒後信じられないくらい戻して、あの甘いカクテルと胃酸がMIXされた味が口に残ったトラウマからその後甘いカクテルを飲まなくなる。

 それ以外にも全体的に味覚の好みが変わり「甘い」より「渋い」側によって行ったからかここからはビールを好んで飲むようになる。そして偶に日本酒。ビールの炭酸がという声もあるだろうが、元来の代謝の良さに加えアルコール摂取による利尿が働き胃が一杯になることはなく季節問わずいくらでも飲めていた。

 ハイボールが流行った時期に手を出したこともあるがどうもウイスキーのあの後味が好きになれず、また「○○ハイ」についても焼酎は人を気狂いにするという偏見から極々稀に舐める程度にしか摂取しなかった。

 時代はビール黄金期のまま過ぎて行った。

そして僕も歳を取ったわけで。僕が歳を取るということは内臓もしっかり歳を取っているわけで。そらコンビニが定義する以前から24時間365日働き続けていたわけで、特に胃がガバガバになってしまい食道にまで胃酸が漏れるようになったんですね。所謂逆流性食道炎てやつ。

 更に、まあこれは昔からでしたが二日酔いがね、年々深刻になっていくわけ。特に日本酒との相性がどんどん悪くなり1合でも飲んだ翌日には脳内にウロボロスでも徘徊してるのかという激痛が走り動くことすらままならなくなる始末。しかも辛い時間は徐々に延びていき、近年では三日酔にまで及ぶことも。

 これはいかんとなんとか二日酔いにならない方法を調べてみるとそもそも二日酔い時の頭痛ってアルコールもあるけど水分不足(脱水)が原因と判明。以来飲む前に「3杯飲んだら水挟もう」だとか「最初に水頼んで置いとこう」とか洒落臭い小技を挟んではみたものの、ま〜ちゃんと水飲む確率、通算.032とかだったんじゃないかなと。寧ろ水より豚骨醤油ぶち込んでた方が多いくらい。そら胃もガバガバになるわなと。

 で、アルコール摂取と水分補給を同時にできないかと悩んでいた時に出会ったのが現在のパートナーである「ウーロンハイ」。実際飲んでて彼起因で頭痛になったことは無く(睡眠時間6h摂取は別途必要)、あれだけ毛嫌いしてた焼酎って実は優しいいい奴?と思いかけたのですが、僕はもともと酒乱なんですが、ウーハイ飲むとそれがますますひどくなるんですよね。そして二日酔いはないんですけど、翌日超鬱。でなぜか知らないですが脳はやたらhappyフル回転してて、昨日の自分の行い発言にあることない事加えて心臓バクバクにさせて遠回しに自死を促してくる。フル回転してる(と思われる)脳は鬱をもたらす一方、ほんの少しの万能感と多幸感をもたらし、風呂に入った瞬間霧散してしまうが刹那だけは世界を変えてしまいかねないような真理にたどり着いた気になってたりもする。


 実際30分前までの僕はその万能感と多幸感に包まれていて、この後悔と鬱な気持ちをうまくファンタジー世界に落とし込んで、全世界が感動の涙に包まれるようなスペクタクル群像劇に仕上げる自信しか無かったんだけど、今となっては何がしたかったかさえ思い出せない。


 とりあえず労働しよう。これだけは悲しいけど現実

あ〜あとですね。アルコール摂取と同時にニコチン摂取。これが一番ダメ本当に。


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