隠されたプロポーズ
お久しぶりです。
土日は何をしましたか?
私は、ずっとまふまふと、そらると、ろんを
聴いていました。
オススメ曲は『命に嫌われている』と『命ばっかり』と『竹取オーバーナイトセンセーション』です。
竹取は、まふ月も良いですけど、そらろんも良いですよね!
まふ月だと、まふまふの『お嫁に一ついかがですです?』ですかね!
そらろんだと、やはりイケボ×カワボですよね!!
えっ、ちょっと待って!
見つかった?!しかも、誰これ!!
「申し訳ございませんっ!………どちらのご令嬢でしょうか……っ!」
「えっ?」
真冬も、新太も執事の発言に目を見開く。
「ご令嬢……?」
ハッ!
真冬は、今自分が身にまとっている服装を思い出す。
大好きなご令嬢キャラクターのコスプレが届いたから着ていた。
「素敵なお召し物ですね。どこのブランドでしょうか?」
「えーーっと…………オーダーメイドで…」
「なるほど。どうりで、あまり見かけないのですね」
「あ、あの…」
真冬は新太を見る。
「真冬は、記憶喪失なんだ。
だから、色々とよく覚えていないのだそうだ。面倒を見てやりたい」
えっ、なんでタメなの?
(私もだけど)
「そうなんですか。では、ご自分のお名前しか覚えていないのですか?
そのドレスからしますと、他国ではないでしょうか」
「えっ?」
「そちらのドレス、遠目からですがこの国にはない技術のものです」
「もしかして、ですが……ミシンはありますか?」
この服のデザイン自体はおそらくよくあるだろう。
今は、水色と黄色のチェックのドレス。
上下わかれていて、フワフワした手触りの良い生地は日本の技術だ。
スカートもトップスも、ご令嬢をイメージしている。
「ミシン………?それは、どのようなものですか?」
「ええっと、これは覚えているんですけど………
ミシンを使ってこの服を作るんです」
「そうなんですか…。この国にはないですね…」
「そう……ですか」
「ミシン?オレ聞いたことあるー!」
颯が首をつっこむ。
「颯がぁ?そんなに無能なのにぃ?」
カナがからかうような口調で喋る。
「今は確かにそうだけど、昔はコイツも頭良かったからな。その頃の知識だろ」
新太が喋る。
「地球っていう所」
マジか。日本じゃないのね。
「う〜ん、昔に本で読んだんだ。
地球っていう星があって、そこではミシンを使って服を作っている、と」
「……真冬、聞き覚えはある?」
ギクゥ!
うん………あります……。
いや、なんとなく、程度にしとこう。
「…なんとなく、だけど」
「にしても、国じゃなくて星なのぉ?
プッ!つっかえないわねぇ!」
「なぁっ!何も知らねぇカナとだなんて比べ物になんねぇよ!」
「なんですって?!私は、きちんとした家系のご令嬢なんですけどっ」
「ここで家系を持ってくる奴は自分に自信がない奴だからな!」
「ええっ?!そんな事を細々言う奴こそっ」
「へぇぇーーーっ!知らないっつの!」
そんな二人を見て、真冬はつい笑みをこぼした。
「二人は仲がいいんだね」
「誰がこんなのとっ」
「誰がこんな奴とっ」
「……ま、それは置いといて。
その地球という所にいたとして、なんで真冬はこの国の言葉を話せるんだ?」
あっ……それは、多分行く前に飲まされた怪しい薬のおかげ…なんだけど。
「……な、なんでだろうね」
「不思議だよな。この国とその地球は、特に関わりはないんだろう?」
「うん。その本も、かなりマイナーな本だったから」
「……なら、その地球にいた可能性は極めて低いだろう」
「ここから地球も、かなり遠いな。
星なんだから、宇宙は移動するだろうし」
「なら、ロケットが必要ですから、かなり身分のお高いご令嬢だったのですね!ですが、おひとり…という事は、家出か何か………でしょうか」
事態がどんどん深刻に………っ!
「でっ、でも……っ!何も覚えていないのに家に帰っても………えっと、その………」
上手く言葉が出てこない……っ!
「……たしかに、それもそうですね。
おひとりでしたし、何か深い理由や家庭の事情などもあったのかもしれません。そうなると、精神的ダメージで記憶を失ったとしますからつじつまも、きちんとあいますね」
「………なら、ずっと……この部屋で一緒に暮らそう」
新太の提案に、真冬も、みんなが驚いた。
真冬は新太がこの国の王子であることを知らない。
だから、その真相も知りはしない。
先程の新太の提案を解釈すると、
「結婚しよう」
と言ったようなもの。
この国の王子が、結婚をしないだなんて、許されないことなのだから、必ずしなければならない。
姉や兄はいても、二人はもう王族にはなれないほどの過ちを犯している。
つまり、いくら罪人であっても王子にならなければいけない存在なのだ。
それはどういう事かというと、
ずっと一緒に。これが、結婚を意味している。
真冬はそんな隠されたプロポーズに気づくこともない。
「えっ、いいのっ?!喜んでっ」
こんなに広い部屋でゲームやり放題だなんてサイコー!
「い、いいの……?真冬は」
「え?うん。もちろんだけど?」
「そ、それは大変ですっ!早く王様にお伝え致さなくては!」
「え?王様?なんで?」
ニートで学校にも大して行っていない真冬は、まだ新太の正体に気づかない。
まぁ、それに気づくことになる時は、
まだまだ先であり、さらに新太の兄と姉の犯した誤ちを、壮絶な人生と共に聞かされる。
そんなこと、誰もわからない。
「………うん。なら、マッフーとでもよぶ?
僕は、新太でいいよ。もじるにも、もじれないでしょう?」
えっ?なんでマッフー?
ま○ま○的なヤツ?
「あだ名は嫌いだねぇ。そもそも、別にあだ名いらないよね?」
「そう?……夫婦なら、普通だと思うんだけどね」
「えっ?!?!?!?!
ふ、夫婦っ?!いつっ!なんで?!」
「…………………………………………………え?」
新太の日記コーナーは、不評でしたので、消えました。
皆様!かとるすしんどろーむ(猫娘症候群)ご存知でしょうか!
「ゆき」ちゃんが可愛くてですねー!
ともかく、ググッてみてください!
可愛いですよっ!
アニメも始まるらしいですし(ネット情報ですので半信半疑でいてください)絵が可愛いですし!
40㍍さんがコラボして、
「猫耳コンプレックス」という曲もアップされています!
とっても可愛らしい曲なので聞いてみてください!
なんか宣伝してばっかだなぁ。
まぁ、良いのですっ!誰かがググッてくれて、癒されてくれたら!
それでは。ドロン
(イケメン戦国の佐助の真似をしてみました)
あ、あと!
再連載!「恋文では表せない気持ち君に」
URL載せておきます!
https://ncode.syosetu.com/n5977en/
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あとは、作者マイページから読んでください!
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