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異世界に行く方法

初めまして!といです!


ファンタジー(?)は初めてなので心配です……。

七瀬 真冬(ななせ まふゆ)は自分の部屋でいつものようにパソコンをいじっていた。


検索画面には『異世界に行く方法』とうつしだされた。


「ん?なんだ、これ。私こんなサイト開いたっけ?」


真冬は腰まで伸びたくせっ毛のないサラサラした黒髪を揺らして頭を回転させる。


「さっきまで、アニメを動画サイトで見ていて……」


フッと画面が真っ黒になった。


「ええっ?!ちょっとっ!」


真冬はパソコンをガタガタ揺らした。

「なんでっ!ねぇっ!パソコン!

お前はまだ買って間もないだろ?!なにがあった!」


プツ。

その音とともに、パソコンに『異世界に行く方法』のサイトがうつされた。



「よっしゃあ!だよなぁ〜!お前は生き返るって信じてた!」



カチカチ。マウスのカーソルを動かそうとする。



「ん?」


反応がない。

右クリック、左クリック。どれも反応はない。


「ん?ん?」



動くのは、画面を拡大縮小させるのと、サイトを動かすこと。



真冬は前のめりになって画面をまじまじとみた。



「このサイトを、見ろってこと?」



どの道、このサイトから抜け出す出口なんぞ今は存在しない。

仕方なく、このサイトを見ることにした。




『あなたは、異世界に行きたくないですか?

行く方法があります、試してみてください!』


この前書きの下には、異世界に行く方法が書いてある。



「ふぅーん。

異世界、ねぇ。まぁ、私はこの世でヲタクとして過ごしているからねぇ」


ヲタクは素晴らしい。ヲタクなら、話さずとも同盟を組んでいるから怖くない。

ヲタクはヲタクで固まるからイジメなんて起きないし。



『異世界に行く方法は簡単!すぐに戻れますから、少し行ってみたらどうでしょう?』



「すぐに戻れる…」


『旅行感覚で楽しんではどうでしょう?』



「旅行感覚……か」




真冬のキモチが少し揺らいだ。



暗い部屋で小さな電球が真冬を照らした。



ヲタクには似合わない、かわいい顔の彼女はモコモコの可愛らしい部屋着をまとい、ベットへとダイブした。




好きな歌手


・そらる

・まふまふ

・浦島坂田船


私じたい、少々ヲタクですね。


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