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引きこもり勇者の異世界転移

ある、mmorpgにこんな伝説があった...

「職業勇者、レベル及びステータスがカンスト、入手可能アイテムをすべて所持」というプレイヤーが存在していると...

「やっぱり伝説のソロプレイヤーは大変だぜ!」

暗い部屋の中でパソコンを目の前に独り言をいう男それこそがまさしく俺だ。

松元洋介、容姿は良くアダルトゲームの主人公という汚名を被せられている。年齢17歳絶賛引きこもり中という現実世界では俗に言うダメ人間だがゲームのなかでは違う。ゲームでは誰からも頼られ伝説として崇められているのである...

「飯でも買いにいくか...」

そう言って俺は3日ぶりに外の世界に出たのであった...


「なんじゃこりゃ!」

前には中世ヨーロッパのような風景が広がっている。何かのイベントとは思えないようなリアリティーだ。

後ろを見ても扉がない。

これはまさか...

「異世界転生しちまったー!!」

恐怖と興奮が入り交じった声で叫ぶと通行人から明らかに不審な目で見られた。

「しかし、どうしようなにも持ってないぞ...」

しかし、俺は気づいた。いつもより体が軽いこと、そして着ているものがあの、ゲームの物と同じであることに...

いくら頭が悪い俺でもすぐに分かった。俺はあの、ゲームのアイテムと能力を受け継いでいるのだと。つまり俺はこの世界で最強クラスの人間となる。しかし、メニューボタンがないぞと思った時前に見慣れた表示が現れた、

「メニューボタン...そうか、あの、ゲームの事なら思ったことが具現化される...そういうことか!」

早速俺はゲームのアイテムの中で最強装備であるエクスキャリバーを装備した。

ゲームということは宿屋がある...

これがゲームであるなら俺の庭のようなものだ!

そうして意気揚々と歩き出そうとしたその瞬間...

「メール...」

「誰からだ?名無し?件名は...説明書だと?」

そこにはこう書かれていた

「ようこそ!ガールゲットクエストへ!このゲームでは4つの国が存在します。プレイヤーはその4つの国を統一することがゲームクリアの条件です!しかし、ソロでは絶対にゲームクリアは不可能な設定になっています。そのため、仲間を作ることができます。プレイヤーにプレイヤーバトルを仕掛けることによって勝者は相手を仲間または下僕にすることができます。仲間であればステータスはそのままですが下僕にするとステータスは元の半分になります。しかし、下僕にしたプレイヤーにはなにをしても構わないという特権が下僕の所有者に与えられます。その他細かいルールはありますが状況に合わせてご説明を入れさせていただきます。では、頑張ってゲームクリアを!」

「なるほど...」

ニヤついている。自分でも分かるほどにだ...

「最強である俺に勝てる者はいない。つまり俺はこの世のすべての人間いや...女を下僕にできるということか!」

「まぁ、明日から下僕探しを開始しよう、ゲームの目的とは外れるが構わないだろう...」

「いらっしゃいませ!」

木で作られた簡素な宿屋、そして村の女性が看板娘という設定、まさにゲームという感じだ。

「何泊なさられますか?」

「1年でお願いします」

「1年ですね...お客様お金は大丈夫ですか?」

まさか、ゲーム内でこんなことを聞かれるとは...舐められたものだ!

「これを見ろ!」

お金はとっくにカンストさせている99999999円だ。

「失礼しました!お客様!」

ペコペコと謝る店員...この女...黒い髪に大きい瞳に大きな胸清純な顔立ちなかなかイケテるじゃないか!よし...

「いいだろう、許してやろう!その代わりに俺とプレイヤーバトルをやれ!負ければお前を下僕にしてやる!」

「待ってください...そんな...」

勝つのはは絶対にこちらだろう。それは他の客も思っているだろう。

「待ってくれ!俺が代わりに勝負しよう!」

「誰だおまえ?」

「私はレーベルおまえが下僕にしようとしている妹アリスの兄だ!」

なるほど...面白い。俺様の前に平伏させてやろう!

「構わないぞ!さぁ、勝負だ!」

客がざわついている。女を巡っての争いだがかなり醜いなと自分でも思ってしまった。

「決闘スタートの合図で戦いを始める。良いな?」

レーベルが武器を出して戦う準備をしている。

双剣か...攻撃速度は速いが威力は低いな...

「いくぞ!決闘スタート!」

「くらえ!!」

「甘いな!」

俺は一撃でレーベルの双剣を、二本とも叩き折った。そうして...

「ま、参った...妹はやるから命だけは...」

この程度か...まぁ、良い女は手に入った...

「では、遠慮なく!」

俺はアリスの手を引いて宿屋の自分の部屋へ連れ込んだ

「今日からお前は俺の下僕だ。俺の事をなんと呼べば良いか分かってるな?」

「ご主人様...」

「声が小さくて聞こえないなぁ~」

「ご主人様!」

今にも泣き出しそうなアリスを前に俺は満足した顔で頷いた。

そうして、俺はベッドにアリスを押し倒した

「や、やめてください、ご主人...」

「お前は俺の下僕だぞこれからお前には拒否権はない!分かったか?」

「分かりました...」

そうして、少しずつ服を脱がしていく。

そして、今まで縁のないと思われていた行動に俺は出た。

「あっ、やめ、やめてくださいご主人...」

嫌がりながらも感じているアリスを見ながら満足して行為を続けた...

気づけば日は沈みさらに昇っていた。

「ふぅー、気持ちよかったわ~」

これほどまでにゲームで最強だったことに感謝したことはない。

そうして、俺は壮大な目標を立てた「この世界のすべての女を下僕にする」

隣では、昨日のことで疲れきったアリスが横たわっている。

俺はニヤつきながら

「なかなか、良い反応だったな、しばらくはこいつで楽しめそうだ。」

そうして、俺は壮大な目標を達成すべく下僕探しに町に出たのであった

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