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人生をあきらめていた男  作者: 眞姫那ヒナ
~エルフの国『ヴァルハラ』戦争編~
82/218

神様―リメイクver―

ネタバレ要素が多いというコメントが寄せられたので、


ネタバレ要素を隠したverを用意いたしました。


短いです!



私は《神エーテル》生命を見守る守神である。

私は転生させた男を見守っていた。


「ん~~??」


男の行動を見ていて私は首を傾げた。


「魂が2つ??」


男が相手の《命》を奪う行為をした時、

男の精神が歪んだ時、

男の魂が変質し、2つに分かれたのだ。

分かれた片方の魂は、負のエネルギーを強烈に放っている。

2つに分かれた魂は暫くすると、1つに戻った。


魂が戻った後の男に異常はない。

魂の異常は本人の行動や言動、精神に大きく影響を与える。


「魂の変質など、本来有り得ないのだが・・・。」


魂は魂でしかない。

それ以上でも以下でもない。


「あ奴のが信憑性を増してきたな。」


私の家(空間)に勝手に侵入してきたもう1人の《神》を思い出す。

神は1人ではない。

生命たちが崇め続ける限り、《神》は存在し続けるのだ。

私もその内の1人に過ぎない。


もう1人の《神》は、私にあることない事を話して、

己が担当する《神》としての役割に戻って行ったが、私は、あ奴の話を信じていない。


話が真実であれば、男の存在自体が、《神》にとって脅威であり、

消し去りたい対象だ。


「私は守神だ!そんな事してたまるものか!」


私は守神なのだ。

生命を見守り、魂を輪廻の輪に返す《転生の神》でもあるのだ。

私には生を与えた責任がある。


私は今日も男を見守り続ける。

生を与えた《神》として―――――――


男は今日も人生を歩む。

歩み続ける。

その先に待つ《運命》を知らずに・・・。


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