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人生をあきらめていた男  作者: 眞姫那ヒナ
~はじまり~
14/218

男は王都へ行く!・・・はずが連行された

男は反省した。そして再び立ち上がる!

苦難を乗り越え、徐々に変わりつつある男は、『王都グラントニア』に行くことに!

そこで『検問所』で働く王都国民であり『黒い番犬』のライラ・シュバーン・へレンツに連行されることになる。周囲からは痛い目で見られ、男のハートに傷がつくのだった。

「俺・・・・・悪いこと何もしてないのに・・・・ぐすっ・・・・」

『夢見の森 ログハウス』

俺は、反省した。『反省会終了!』


失敗続きの俺だが、反省とガルムに癒された結果、こうして立ち直ることができた。

俺は、ベットから降り、朝食づくりを始める。


今日の朝食は・・・『ワイルドトマトのパスタ』だ。

『FREE』の世界に生えている植物『ワイルドトマト』と『コムギーヌ』を掛け合わせた料理だ。

味は、

「うん! スパゲッティだ!」


『ワイルドトマト』はログハウス近くに俺が設置していた『畑』から採取した野菜だ。トマトというのだから当然、味はまんまトマトなのだが、サイズが大きい。スイカぐらいの大きさと言えばいいだろうか。

1つで10人前の『スパゲティ』が作れる。

『コムギーヌ』も『畑』から採取したもので、加工すれば、『小麦粉』が作れる。


『小麦粉からパスタ用の麺を作った俺って料理上手。って・・・・だめだ!また調子に乗るところだった。』


俺は、『スパゲッティ』を多めに作っていた。

もちろんガルムの分だ。


「今日こそ食べさせてみせる!」

少し過去にさかのぼる――――――――――—


餓死寸前だった頃のガルムは、治療した日からはずっと今日までミルクしか飲まなかった。

ミルク以外で食べ物を用意してもミルクしか飲まなかった。


どうやら好き嫌いをしているらしく、気に入らない料理を出すたび、そっぽを向いていた。

『肉じゃが』

『シチュー』

『ステーキ』

色々な料理をガルムの前に出してみたが、どれもダメだった。


そこまでしなくても・・・。と思うかもしれない。でもな・・・・。

『寝る子は育つというだろう? 食べない子も育たないんだよ! 食べて元気に成長するんだ!』


『ウルフ(狼)というのだから、ステーキは食べると思ったんだが・・・・。』


そして現在に戻る。今回は『スパゲッティ』だ!そして結構な自信作!

俺は、ガルム用の皿にスパゲッティをよそう。

俺は、ミルクと一緒にスパゲッティをガルムの近くに置いて、その場を離れて様子を伺う。


ガルムは、ミルクと『スパゲッティ』が置かれていることに気付く。

ミルクを

「チロチロ・・・」と飲んでいるが、中々『スパゲッティ』に口をつけてくれない。


『今回もだけか・・・・。』

とあきらめかけた時だった。

ガルムは鼻をスぺゲッティに近づけた。  スンスン・・・・。

そして―――――—


「ワフッ! パクパク・・・・ワフゥ―!!」

ガルムはスパゲッティを食べた。ガルムはおいしいと言わんばかりに尻尾を左右に揺らす。


俺は物陰でわなわなと歓喜に震えていた。

そして、カバンから手帳とペンを取り出して、こう書き込むのだった。


『ガルムはワイルドトマトとコムギーヌで作ったスパゲッティが好き。』と―――—



『夢見の森 森の中』

朝食を終えた俺とガルムは、『夢見の森』で『メイサの森』と『王都グラントニア』に行くための準備をしていた。

『素材集めだ!』


『夢見の森』に居る限り、衣食住に困らないのは確かだ。

しかし、俺は、反省している時にふと思ったのだ。


『『夢見の森』にある素材以外が無くなったらどうすればいい?』


『夢見の森』にある採取、採掘ポイントは時間がたてば、再度とることができる。

しかし、『夢見の森』に『ない素材』が欲しい場合、外に出なければ手に入らないのだ。


『統合』の影響もあり、貴重なアイテムや消費アイテムは数えきれないほどある。

しかし、

俺は 『不老不死』 なのだ。


永遠に生きる身となった今、いくらあっても足りない。


そこで、俺は考えたのだ。『夢見の森』に自生している素材を外の店で換金したり、

外で、俺の知らない場所を調べながら、欲しい素材は手元に残し、いらない素材を店で換金すれば、


収入が得られるし、欲しい素材も手に入る。


『一石二鳥だろ? まあ、換金に関しては収入を得るだけが目的じゃないけどな。』


換金する目的は、収入を得るだけが目的ではない。

俺の知る『FREE』の世界の金が、この世界でも共通に使えるか確認するためでもある。


何度も言っているが、

俺の知る『FREE』の世界でない以上この世界でも共通に金が使えるとは限らないのだ。

人影(神様?)が残していった『説明書』にもその点の細かい記載はなかった。


『ならば、確かめるしかない! あ、でも王都って人が多いんだよな~。』

前世のせいで他人を信用できない俺は、人混みも苦手だ。


『王都はいわば、俺が生きていた時の『東京』だ。 前世は前世! 忘れろ!』

と俺は、頭を左右に大きく振る。


『緊張するなよ俺。 失敗続きだけど、いつかうまくいくかもしれないじゃないか。そうだ!そう思い込め!』

自己暗示に近い言葉を自分に投げかけ、自分を元気づける。


『頑張り続けた結果・・・・今日! ガルムが俺の料理を食べてくれたじゃないか!』

俺は、朝の出来事を思い出す。朝食を食べてくれたガルムのことを


『失敗ばかりじゃない。前世では努力しても報われなかった、成功しなかったが、俺はこの世界で今日!その努力が報われた!成功したじゃないか!』

俺は改めてそれが自信となった。


そして、準備が終わる―――—


「よし。 ガルム準備は終わりだ。 肩に乗れ。」


「クゥ~ン」


ガルムが俺の呼びかけで

肩に乗る。

空間転移で『メイサの森』に移動するが、移動する場所は、前と同じだ。

そう―――—青年が死んでいた場所だ。

蘇生により、生き返った青年は、通りすがりの誰かが救助しているだろう。

青年が救助されたとして、『あの現場』には誰も近づかない・・・と思う。多分。


理由は2つ


1、ボアル・ベア以上に危険な魔物が生息、または、危険な人物が『メイサの森』を住みかとしている。

2、ボアル・ベアの殺され方。死体が見るに堪えない。=近づきたくない。


『1、』が可能性としては高い。


青年が、救助された場合、救助した人間は、現場でボアル・ベアの死体を目撃したはずだ。

ボアル・ベアの死体の状態を近隣の村や、近くの王都に知らせる。

知らせは、瞬く間に広がるはずだ。


よって、誰もあの場に近づかない。


「俺はその現場に行く。」


俺は魔法を唱えた。


『魔法/第8番:空間転移』


俺を中心に魔法陣が展開され、俺とガルムは『メイサの森』の現場に転移した。

俺の予想通り、ボアル・ベアの死体がある場所には誰もいなかった。


『剣聖専用スキル:気配探知』

『魔法/第10番:探知拡張』


俺はスキルと魔法を同時に発動させ周辺に人の気配がないか確認する。

スキルに

『剣聖専用スキル:     』

『騎士専用スキル:     』

等が付くスキルがある。このスキルは選択した職のスキルを表している。

選択した職から別職へと変えられないように、

このスキルもまた選択した職でしか使用できない。

さらには、選択した職でしか習得できないとされているスキル。


今回使用したスキルは『剣士』職で習得できるスキルである。

『気配察知』から使用数を重ねたり条件を満たすことで『気配探知』に到達する。

気配察知と気配探知は、効果は一緒ではあるが、範囲が異なる。

効果は、人間種の反応が発動者の周辺にあるかどうかを確認するものだが、

範囲は、『察知』と『探知』とでは、一回りどころか、10倍ぐらいの差がある。

それをさらに『探知拡張』で範囲を広げる。


意識すれば、範囲の微調整や人間種の人物像を脳内で表示できる。


「うぅっ!・・・・。」

情報量の多さに頭痛が襲う。


『前は大丈夫だった・・・けど・・・今回は・・・。』

『慣れるまでに時間がかかりそうだな。』


俺はフラッとよれるが頭痛に耐えきり、人間が周辺にいないことを確認した。


『気配察知』は『剣士』職でしかとれない。もちろん理由があった。


『FREE』の世界には職が溢れている。その中に『暗殺者アサシン』がある。

闇に紛れ、背後から敵を襲う。

『FREE』にはPVPの決闘機能もあれば、プレイヤーがプレイヤーを襲うPK機能もあった。


『剣士』職は最もPKを受けやすい職だったのだ。

『暗殺者』職はPKを代表する悪質な職として有名だった。


『暗殺者』職は『剣士』職が近接戦闘しかできないことを知りながら、背後から忍び寄り、PKを繰り返してきた。


『気配察知』は近接戦しかできない『剣士』職に運営側が与えた『恩恵』と言っていい。

おかげで『FREE』をしていた時は『暗殺者』職に狙われても返り討ちにすることができた。


今の俺にも大いに役立っている。『統合』だけじゃない『運営様様』なのである。


「『メイサの森』に人間はいないな。」


俺は、人が『メイサの森』にいないことがわかり、死んでいるボアル・ベアに手を合わせた。


「あの時は本当にごめんな。」

俺は、あの時のことをすごく反省している。『反省会』でここ(現場)に来たときは、ボアル・ベアに、こうして手を合わせようと決めていた。

ただ、ボアル・ベアは死体とはいえ魔物であり、素材だ。

ここを訪れた人間に持っていかれていたらどうしようと思っていた。


それでも俺は、ボアル・ベアの死体がなかったらなかったで、手を合わせていただろう。

『信じる』という言葉を使うのは嫌だが、

ボアル・ベアに伝わることのない謝罪の言葉が届くと『信じて』―――――――――――――――――


ガルムも俺がしている行動を観察して、黙祷の姿勢をとる。

『ガルムなりにボアル・ベアに謝ってくれているんだろうな。』


『主人』の失態を―――――—


俺とガルムは、ボアル・ベアに謝罪を終え、次なる目的地『王都グラントニア』に向かう。

大木を除け、茂みを掻き分け、数時間後―――――――――—


「これが・・・。」


俺は『王都グラントニア』に到着した。

『FREE』をしていた時と王都の全景は同じように思えたが、どこか『FREE』をしていた時とは違う空気が漂っている。


「ゲームではなく、これが現実だからか?」


俺は、正門近くまで行き、王都を囲む壁の高さに驚いた。


「一体何メートルあるんだ?」


約30メートルはあるだろうか。高いだけではない。高く―――—『分厚い』


俺は、『王都』に入ろうと正門をくぐろうとする。

そこへ人の声がかかる。


「ああ! ちょっと待って! そこの君!!」


俺はその声にピタリと止まる。『一体誰だ?』と俺は声の人物に向き直る。


「俺に用か?」

『女か?』


俺は、その人物の恰好を見て、『FREE』をしていた時のことを思い出す。

『そういえば、王都に入るときに『検問所』・・・だったか?そんな施設に行ったような・・・。』

声をかけてきたのは、『検問所』で働く、王都国民だ。

黒い騎士服を着ている『検問所』の王都国民(NPC)を『FREE』をしていた俺を含むプレイヤーはこう呼んでいた。


―――—『黒い番犬ブラックドギー』――――


『王都グラントニア』で事件を起こし、指名手配された人物を見つけては、追いかけ続けるそれはまるで『警察犬』であり、王都の平和を守るという正義感は、まるで『警察』のようだと言われていた。


『FREE』をしていた当時のある出来事だ。

『暗殺者』職のとあるプレイヤーが王都内でPKをやらかした。

それから、手配書が国中にばらまかれ、ブラックドギーに追いかけまわされていたという。

その『暗殺者』職プレイヤーがどうなったのか俺は知らない。


『俺、狼は好きだけど、犬は嫌いだからな。』

『もし、俺が悪事を働いたとして・・・・・。いや、する気はないが、そうなった場合逃げ切れるか?』


「あの~、話を聞いていますか?」


「あ! すまん。少し考え事をしていた。」

俺は、我に返った。

すっかり昔のことに浸っていたようだ。


「すまんが、もう一度話してもらえないか?」


「はい! 王都に入られるのですよね? 王都に入るには、『検問所』でいくつか『話し』をした上で『認可証』が発行されます。 お手数をおかけするのですが『検問所』まで一度来ていただけますか?」

俺は普通に女についていくものかと思っていたのだが、予想は大きく外れる。

『黒い番犬』の女は、そういうと俺の左腕をがっしりと掴む。


「・・・・・・・・ん?・・・・・・・・・」


俺は、そのまま『検問所』まで連れていかれる。


「!? お、おい!?」

『悪事なんて働いてないぞ! これじゃ、連行されてるみたいじゃないか!?』


俺は慌てた。周囲の視線が痛い!

『やめろおおおおおおおおお!!』


――—―――――—『検問所』――――――――――


検問所まで連行された俺は、『検問所』内の椅子に腰かけ憔悴していた。

周囲の目が「えっ! あの人犯罪者なの?」みたいな目をしていた。

『ううっ・・・。死にたい。』

ガルムが俺膝の上に登って伏せる。

『ガルム・・・・ありがとう。お前は俺の癒しだよ。・・・ううっ・・・。』


「す、すいませんでしたああああ!!」


『黒い番犬』の女が俺の目の前で頭を下げる。しかも涙目・・・。

自分がしたことを謝罪しているのだろう。

その横には『黒い番犬』の男が立っている。40代後半だろうか?黒髪なのだが、白髪が生えている。

威厳に満ちた顔立ちをしている。


『『この道のベテラン』みたいな?』

この女の『上司』なのだろう。


「私の名は、ウェルダン・マルクダーン。部下が失礼な事をした。私からも謝罪をさせて頂きたい。」


『ああ。やっぱり上司なのか・・・。』

俺は憔悴しているが、頑張って言葉を発する。


「はい・・・。大・・丈夫ですから・・・お気になさらず・・・。」

『頑張ったな俺!言えたぞ。』


「私のこの部下は空気を読まないのだ。追跡や犯人を捕まえることにかけては一流なのだが、時折、他人にこうして迷惑をかける。」


女の上司であるウェルダンは、涙目になっている女の頭を鷲掴み、再び頭を下げさせる。

「ひやああ!! 本当にごめんなさいいいいいいい!!」


女は、必死に抑えていたであろう涙をポロポロとこぼす。

頭を下げたまま泣く彼女がどうにも可哀そうになってきた俺は彼女の上司ウェルダンに言う。


「大丈夫だ。変な噂は流れないように考慮はしてくれるんだろ? それに、『検問所』で認可証を受け取ってからじゃないと王都に入れないことを知らなかったんだし、それを知らなかった俺も悪い。」

と俺も謝罪した。


『認可証』の存在を忘れていたのは事実だ。

俺は『黒い番犬』とはあまり関りを持ちたくない。『FREE』をプレイしていた一人として、俺は、『黒い番犬』に良いイメージを抱いていないからだ。


「そう言っていただけるとこちらとしてもありがたい! ライラ!御仁に感謝するといい!」

彼女の上司ウェルダンは鷲掴みにしていた彼女の頭を放した。

彼女は乱れたショートのオレンジ髪を直し、涙を拭う。

改めて彼女は俺に感謝の言葉を述べる。


「私の名は、ライラ・シュバーン・へレンツ!私の失態をお許しいただきありがとうございます!

以後このような失態がないよう精進致します!」


ライラの真剣な眼差しは嘘偽りがない。流していた涙が嘘のように引いている。

ライラは、人生に正面から向き合って、生きている。

ウェルダンは、ライラの事を問題児のように見ているようだが、良い評価もしている。

俺はそんな彼女を素直に称賛する。



「そんな生き方俺にはできなかったよ。」

口からぽろっとでてしまった。弱い俺の心―――—


「え?」

ライラは小さくつぶやいたそれを聞き取れなかった。

俺は、聞こえなくて良かったとホッとし、『検問所』の椅子から立ち上がる。

膝にずっと伏せていたガルムは、一度隣で伸びてから俺の肩によじのぼる。


「いや なんでもない。只の独り言だ。 『認可証』発行してくれるんだろ?」

俺は、ウェルダンに尋ねた。


「はい。 中層までの『認可証』をお渡しさせて頂きます。」

ウェルダンはそういうと認可証を俺に手渡した。

俺は認可証を魔法のカバンにしまう。


「じゃあ、俺は行かせてもらう。」

俺が『検問所』をでようとドアノブに手をかけた時だった。


「あ、あの!!」

ライラの声だった。ピタリとドアノブを回そうとした手は止まる。

『俺は早くここをでたいのに・・・。』

という気持ちを抑える。


「なんだ? まだ何かあるのか?」


「貴方のお名前をお伺いしても・・・?」


『俺の名前―――――――—』

『そういえばこの世界に転生してから、名前を名乗ったことって一度もないな。』

男は、転生してから今日まで名前を名乗らなかった。

こっちでの自分の名前・・・・。

男は前世の名前でもいいだろうと思って、名乗ろうとするが、


「―――――――――――――――。」


声が喉に詰まったようで、うまくいえない。

男は、新しい自分として、この世界で生きている。新しく生を受けたのだ。


ライラは男の様子を見て慌てたように言う。

「えっと、無理にとはいいません! 名乗りたくなければ別に構いません! 私が気になっただけですので!」


男は、考える。

新しく生まれた自分――――—―――――――

過去は過去にすぎず――――――――――――――—

今を生きることが――――――――――――—俺の―――――――――――――――—『人生』――――――――――――


『過去の名は捨てよう』

それが男の出した答えだった。


「―――――――――――だ。」



「・・・・・・・え?」

小さい声だったからライラには聞こえなかった。

俺はもう一度言う。今度はちゃんと聞こえるように―――――—


「俺の名は、レイダス! 『レイダス・オルドレイ』 だ!」


男「俺の名前が決まったぞ!」

神様「ほほーう! レイダス・オルドレイ とな?」

男「4つあるアカウントの1つから取ったんだ。」

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