表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が魔女を助けたら。  作者: 深山 三角
1/1

00-プロローグ-

 


「なんで!?どうして!!?」


「・・・楽しかっただろう??」


「ふざけるな!!」


 全て。統べて。踊らされていたのだと、俺は知った。

 醜い憎悪が俺の体を駆け巡り、血が沸々と沸き体全体へと流れ、満ちていく。


「お前が望んだことだろ?」


「違う」


「お前が求めたんだろう?」


「違う」


「お前が手を掴んだんだよ」


「違う!!俺が望んだのも求めたのもこんなんじゃない!!掴んだ手だって・・・」


 はあ、とため息をつきまるで虫でも見るかのような眼差しを向ける。

 地面に両手両膝をつく俺は見上げる。目が合う。

 そして俺はひとり取り残された。カツカツと鳴り響き、遠ざかる足音に精神をむしばまれながら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ