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19 決戦


上半期も終わりですね〜。


皆様、健康に気をつけてくださいね^ ^





サブタイトルを変更しました。


翌日の午後9時、侍女どころか、護衛の1人も付けず、クレアはフランツル侯爵家に出向いた。



玄関で執事に、セシリーナへの取り次ぎを頼むと、あらかじめ聞いていたのか、中庭へ従僕に案内させるという。



色とりどりの春の花が咲き乱れ(・・)

種類だけなら素晴らしいこの庭の趣味は、侯爵のものだろうか。



あまりのケバケバしさに、顔を顰めそうになるが、女公爵だったころのくせで、

表情には出さない。



表面上は、庭に見とれている彼女が、心の中で何を思っているか、それは、





☆・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*☆





なんて悪趣味な。

数を揃えればいいってものではないのに

きっと花たちも嘆いているでしょうね

あと少ししたら、まともな主人になる筈です

それまでの辛抱ですよ




☆・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*☆




黙って歩いていると、従僕が、足を止めた。



そして、急に殺気立つ。



いち早く今の状況を把握し、身の振り方を考え、目の前の殺気には、気づかない振りをする。




「ねえ、セシリーナ様は、どこにいらっしゃるの?

プレゼントは何かしら?

貴方は知っていて?」





それでも無言を貫く男に、侯爵家の手のものなら逆上するであろう言葉を投げかけてみる。




「わたくしが王太子妃の座を奪ってしまったから、意地悪されるのではと、心配だったのぉ。

セシリーナ様がお優しい方でぇよかったわぁ」




だらしなく言ってみると、案の定だった。





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