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蹂躙_03(四)

「たっ、たすけっ! たすけ―――」


 果実を叩き割るような音、兵士の頭を潰される。


「もうやだっ! もういやだッ!! なんで俺が――――」


 肉を皮ごと貫くような音、兵士の胴に巨大な剣が突き刺さる。


「剣を! 生きたくば剣を持て!! た、たち、立ち向かえ――――」


 水の詰まった袋がが弾けるような音、丸太のように太い槍が部隊長を打ち抜いた。


 ――オォオォォォオオオオオオオ!!!


 牛頭達の怒号が【決戦】の荒野に轟き響く。

 襲い来る〈ミノタウロス〉に立ち向かう兵士達、その光景は正に戦争、正に戦場と言っていい。

 兵士達が叫びをあげて、ミノタウロス達が雄叫びをあげる。所々では最前列にいたミノタウロス達と拮抗した勝負を繰り広げる者達もいたが、そんな部隊は極僅か。【戦に飢えるモノ達】の中でも一番下のミノタウロス一匹につき兵士は五人十人は死んでゆく。体力など殆ど消費していない【戦に飢えるモノ達】のミノタウロス達と違い、【決戦】の直前までユニークモンスターや復活した死体相手に心身共に疲弊していた兵士達が勝てる筈もなく、リュシカ王国軍は対峙したミノタウロスに圧倒されて死んでいく。


「――海斗ッッ!! どこにいるッッ!!」」


 そんな中、リュシカ軍側の人間である異世界人、烏丸清人も極僅かの――戦闘を挑む――兵士達に漏れず、肉薄するミノタウロス達と戦っていた。

 彼の目的は友の捜索。清人にとってフェアブレアの言葉を信じることなど到底許容できるものではなく、故に海斗を清人は捜す。


 清人の周囲には〈ミノタウロス〉の死体が転がっており、それらの骸は体の一部が爆弾を喰らったかのように吹き飛んでいた。


「――ブォオオオオオ!!!」

「っ! 邪魔なんだよクソがッ!!」


 苦悶の表情を浮かべた骸を作り上げた張本人である清人は、自身を狙う三体のミノタウロスが一つに向かって来るのを確認すると、腰にぶら下げていた布袋の中に手を突っ込み目当ての物を、握り込む。

 すぐに腕を布袋から出し、そのままミノタウロスに向かって振りかぶり――。


「ぉおォラァアッ!!」


 ――掴んだ物を投擲する。

 投げられた物は幾つかの小さな『魔石』。僅か数センチ程のそれは全て赤い輝きを放っており、“火”の属性に関するものだ。

 その魔石が接近するミノタウロス達の前まで届いた瞬間。


「【魔力介入】ッッ!!」


 清人は己のスキルを発動させる。

 ――――爆音。

 投げられた魔石が爆発し、接近してきたミノタウロスの腹や脚を吹き飛ばす。傷口は爆発により炭化しており血が出てはいないものの、彼等を怯ませるには充分過ぎる。


「もう、一発ッッ!!」


 爆発により負傷した傷痕から走る激痛に叫び声をあげるミノタウロス達に、清人はもう一度『魔石』を投げつけた。


 【魔力介入】、発動。

 再び、清人が投擲した『魔石』が爆発、ミノタウロスの頭部を爆散させた。

 ぐらり、と体の指令部を無くしたミノタウロスの巨体が傾き、地面を揺らして大地に伏して。しかしそんな骸に清人は目を向けることなく、海斗の名を呼びながら戦場を駆けることを再開する。


「……まだ余裕があるな」


 清人は袋に手を入れて、その中身の数を確認する。指を伝わってきた魔石の感触は、まだまだ数に余裕があることを清人に教えていた。

 彼の腰に下げた布袋に入っている『魔石』は未だ何の加工もされていない『魔石』であり、しかも質の悪いそれである。つまり、マジックウェポン等に組み込まれる物に比べれてみれば対したことのない代物だ。

 『魔石』は内包させた魔力を解放させるための、または武具に組み込むための加工がなければそれはそこらの石と変わらない存在なのだ。なので先程の清人ように未加工の魔石を投合用に扱うなど、唯の小石の投石と同義。本来ならば爆発など起こりはしないのだが、清人は自身が投擲した『魔石』に【魔力介入】により介入を施すことでその常識を覆し、『魔石』を爆発させるという事象を可能とさせたのである。


 『魔石』とは、それぞれ大きさが異なる風船のようなもの。

 中に入っている空気が魔力、それを包んでいるものが『魔石』。つまりは限界以上に空気(魔力)を風船(魔石)に注入すると、風船はそれに耐えきれず爆発するのである。

 つまり質の悪い魔石でも、清人にとっては任意に爆破させることが可能な手榴弾に等しいもので。それが一つの布袋につき数十個、清人の腰に佩かれているのであった。


 ――しかし、スキル【魔力介入】の能力の使い方は、それだけではない。


「ヴゥモ゛ォ゛ォ゛ォ゛……!!」

「あ゛あ? 牛ごときが邪魔するってのかよ……!」


 清人の前に現れたのは、他とは異色を放つミノタウロス。

 最前列ににいた腰布しか着ていないミノタウロスとは違い、清人の前に現れた個体は胸筋や腹筋を主張する鎧を身に纏い、頭には額の位置に角を付けた黄金のヘルムを装備して。歴戦の戦士の雰囲気を放つその化け物は、明らかに他のミノタウロス――勿論四ツ角のアレを除いてだが――とは別格であることが感じとれる。

 しかし清人は気にもとめず、その武装ミノタウロスに向けて腰にぶら下げていた武器の一つである短刀を手に持ち、構えた。

 見上げ、顎で指す。


「いいぜ、すぐに殺してやるよ」


 清人はそう宣言し、己の手に掴んだ短刀『焼ける刃』に魔力を流せば発動するのは火の魔術。短刀の刃の部分に赤い炎が纏わりついて、火の粉を散らかす短剣と化した。


 彼の手に持つ『魔武器(マジックウェポン)』は、予め魔術の刻印と言うものが彫られており、回路に魔力を流すことによってその魔術を発動出来る代物だ。長所は魔術が使えない者も魔力を流すだけでその魔術を行使出来る所であり、短所は刻んだ魔術、加えて同威力のものしか発動出来ない点である。

 だがそんなもの、清人にとっては無いものに等しい。


「【魔力介入】、発動。『対象:『焼ける刃』」


 この世界に召喚された時に授けられたスキルによって、『焼ける刃』の炎はすぐに灼熱の大剣と昇格する。

 【魔力介入】の使い方の一つ、それはマジックウェポンで発動する魔術の強化。

 幾等魔力を流した所で同威力しか出せない魔術を変えた正体は単純明快、“魔力を流す回路”の方に介入するのではなく、“回路から発動された魔術”に介入するという、清人でしか出来ない荒業である。

 一度終えた計算結果に、もう一度数を加えるような介入法。清人は魔武器(マジックウェポン)『焼ける刃』に刻まれた下位に属する魔術を膨大な魔力により、何段階も上に押し上げたのだ。


 二メートルを越える片刃の大剣となった魔武器(マジックウェポン)、『燃える刃』を構えた清人はそのまま大上段の一閃。


 力加減等考えていない、ほぼ素人の一撃。

 それでも常人が喰らえば頭がカチ割られる轟炎の剣撃は、武装ミノタウロスの頭部に呑み込まれる。しかし当たる寸前、ミノタウロスはかぶる兜につけられた角で炎刃を流すように防ぐ。

 ギャリリッ! と硬い音が響き、ミノタウロスはそのまま首の膂力だけで弾き返した。


「っ、ああッ!?」


 これに驚愕したのは、自信満々の一撃を弾き返された清人である。

 清人が所持していた魔武器『燃える刃』の炎は魔術の炎を収束させたもので、通常の武器では金属の刀の部分は防げても、炎の刃の部分は貫通する、もしくは拡散し、撫でるように相手の肌を焼く筈なのだ。しかし現実ではミノタウロスの兜で防がれ、思いのよらない強力な力で強制的に万歳の格好にさせられている。


 ――まずいっ! 清人がそう思っても目の前のミノタウロスは止まらない。

 両の手を広げて隙だらけの清人を狙い、ミノタウロスの腕に掴まれた斧が風を切る。

 幾人もの兵士を斬って来たのだろう、斧の側面は鮮血に濡れており、斧の通った軌跡には何滴もの赤い雫が散っていた。


 横から薙払うように振るわれた両刃の斧。武器での防御が間に合わないその攻撃を救ったのは、やはり彼のスキルであった。


 ――【魔力介入】ッ!!


 直後、清人の足下から爆発が起こる。

 それは爆風。それも清人の体を数メートルも上空へ跳ばす程の。

 噴射口は清人の履いている靴の底、そこに取り付けられた風の魔石からだ。これは清人専用に作られた魔道具の一つ、『風の歩(ブロウ・オーダー)』。清人はこれに魔力を流し風の魔術を発動させてからその魔術に対し介入を行い、空中飛翔をも行えるという彼の切札の一つ。


 体制を崩しながら行った緊急回避は清人自身の体制を崩したことになったが、結果、ミノタウロスの斧は彼の真下を通過し、その一撃を避けることに成功する。そして今度は逆に、清人に対しミノタウロスの方が隙を見せることとなる。

 ……だが、清人はその隙を突かず、そのまま距離をとる。

 退いた理由は単純だ。今まで中距離で敵を倒していた清人がその隙を突ける程の度胸が無かったのもあるが、何よりミノタウロスと剣戟を交さなくとも倒せる手段があったからである。


 清人はミノタウロスから距離をとりながら、武器を放した片手を袋に突っ込み、中の物を投げつける。

 その袋とは勿論、腰にぶら下げた布袋。


「喰らいやがれッ!!」


 【魔力介入】が発動すると同時、爆発が起きた。

 清人が投げた魔石は対峙していたミノタウロスに直撃し、爆炎による煙が巻き上がらせる。

 『魔石』の爆発、それは元となる魔石の質が悪くとも、生半可な防御で防げるものではない。だからこそ清人はこの魔石の投擲と、スキルによる強化を施した『魔武器(マジックウェポン)』を主力にしていたし、一人で多数を相手取ることが可能だったのだ。


 だがしかし、そんな清人の常識は、尽く覆されることとなる。

 ――土煙の中から飛び出して来た一撃が、清人の左腕を吹き飛ばす。『燃える刃』ごと宙を舞った腕は、鮮血を散らしながら地に墜ちた。


「お?」


 自身の左腕が斧で斬られたということに清人が気づく前に、胸に届いたのは衝撃。

 見れば清人の脇と胸を削るようにして突き出されていたのは、武装ミノタウロスの頭部に装着された兜――の額の位置から生えていた鋭い角。それは容易く胸当てを破り、清人の胸の肉を数センチ程の深さでえぐり、脇の間を突き抜ける。

 かふ、と清人の口から血が噴いた。そして混乱する思考の中、土煙から顔を出したミノタウロスの頭部を避けられる筈もなく――直撃。風の魔石の風で空を飛んでいた清人はその威力に耐えきれず、地面に叩き落とされる。


 清人には何が起こったのか分からない、分かっていない。けれど腕と胸から伝わってくる痛みは嫌応もなく認識することになり――肺に酸素が届き吐き出される時、それは絶叫に変わり、空間に響き渡ることとなる。


「――――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああぁぁぁぁ!!? イッッてッ! イッてェ!! ごほっ、あ、ぐ、があ、ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁッッ!!!」


 激痛、激痛、激痛。

 鋭い痛みとずくんずくんという音が聴こえそうな鈍痛が神経を伝わり、それを清人に無理矢理にでも伝えてくる。

 心臓の鼓動と共に、肘から先が存在しない左腕の断面から血が噴き出し、清人の体を紅く染める。余りの痛さに清人はのた打ち回り、口からは肺に空気が無くなるまで叫び続ける。


 ――痛い、痛い、痛い、痛い、イタイ、痛い、イタイ!!!

 今の清人に、恥も外聞も関係無かった。

 頬に土を付いても、口に草が入っても、左腕から来る痛みは無くならず、清人にとって地獄のような時間が流れる。脳内が真っ白になり、何かを考える等まず不可能。ミノタウロスに対する反撃?そんなことは頭の片隅にすら浮かばない。

 清人の思考を埋め尽しているのは、左腕から全身に走る激痛。ただそれだけである。


「い゛ッでェ゛!! イ゛てぇええええええええ!! くそっ、クソがッ!! こ、ころずッ! 殺すッ!! あっ、ガァァ! グウゥウうぅぅ――――あっ?」


 時間にすればたった数秒だった清人の叫び。それを中断させたのは、脚にきた軽い衝撃と同時に耳に届いた、ダンッ!!という何かを断つ音だ。

 その瞬間だけ、腕からの痛みが途絶え、清人の意識が覚醒する。

 不思議と、清人の脳には脚の感覚が無い。しかしその一瞬目覚めた思考を生涯最高の速度で冴え渡らせ、そして清人の脳はすぐにこの場からの離脱という行動に帰結した。


 ――【魔力介入】、発、動!!


 介入場所は己の足を包む靴『風の歩み(ブロウ・オーダー)』、爆風を巻き起こしこの場からの緊急離脱。そして自分は逃げられる――――と、清人は思っていた。


 スキルを発動した直後、ブチィ、と千切れた感覚が清人の脚から伝わった。しかし介入した結果はそれだけであり、清人の視界に変化はない。変化がない。それはつまり、動いていないということで。

 一体どういうことだ?! と焦燥に駈られながらも清人が重い視界を持ち上げて――そして意味が分からないものを見た。


「…………ぁ?」


 脚が、飛んでいた。

 二本の脚が、翔んでいた。

 それは文字通り、膝辺りから上がない二本の脚が、不規則な軌道を画いて宙を舞っている光景だ。どうやら翔んでいる原因は脚が履いている靴から吹き出ている風のようで、その靴は清人が履いていたものと酷似していた。

 ……酷似? いいや違う、あれは間違いなく清人の靴だ。それを一瞬の内に確信する清人、しかし彼には足が四本ある訳ではないということで、つまり、それは。


 清人は脚を動かし下を見る。すると妙に脚全体が軽く、その視界には――膝より下が映っていなかった。清人の想像していた光景の代わりに視界には、地面に深くめり込んでいる、ミノタウロスの斧が映っていた。

 ――脚を、斬られた。


「…………あ」


 痛みを感じなかった訳ではない、痛みという次元を越えていたから感じてないように思えただけだったのだ。

 そのことを清人が理解した瞬間、清人の視界と意識はまるで壊れたテレビのように、ぷつんと切れる。

 黒に染まった意識の中、己の心臓の音がやけに大きく聴こえていた。




 ――――清人の四肢の内三つを奪ったミノタウロスは、たった今気絶した人間のことをどうしようかとほんの数瞬、思考を巡らせる。

 確かに、この人間は強かった。

 強大な魔力、強力な武器、破壊力のある道具(ませき)。それは一点だけ見れば、己自身を越えていた部分もあったこの人間。しかしミノタウロスは、何処か心からこの強敵を喜ぶことは出来なかった。

 その理由を言い表すならば、“つまらないから”という言葉が当て嵌る。


 確かに、あの人間が持っていた魔力は強大であった。

 確かに、あの人間が持っていた武器は強力であった。

 しかし、それだけ。それだけなのだ。

 強大な魔力を持っていても、強力な武器を持っていても、この人間はそれを己の心でもって振るってはいなかった。つまりは、この人間の攻撃には、心が込められていなかったのである。

 それがミノタウロスにとって、つまらなかった。久々の敵という存在に高揚していた心を削る程、つまらなかった。


 もうミノタウロスの思考には、あの人間に止めを刺そうという考えは無い。ましてや生死等どうでもよくなった。別段他の同族に殺されても、惜しいとも思えない存在である。

 このミノタウロスにとって、最早あれは“敵”ではなく、“人間”ですらなかった。あれは唯の――道端に落ちている石のような――“どうでもいいもの”へと成り下がった存在だ。


 このミノタウロスにとって、あの人間は唯の塵。将来に期待して生かすか殺すかを考慮するしない以前の存在であり、それは例えその存在が強くとも関係ない。

 そう、強さは関係ない、問題なのはその心。

 例え肉体が弱くとも、それを補って余りある輝きを優す気高き魂。

 生きようと、生きようと、命燃える限り諦めないという精神が、たまらなくミノタウロスは好きだった。好きだからこそ相手をするのが“面白い”。“どうしようもなく”、“面白い”のだ。


 そう、それは正しく――。


「――――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」


 ――右腕だけで、血だらけになっても剣を振り続けている少年のような。

 ――たった一人の少女に会うために、武器を振るっている少年のような。


 彼を視界に入れて、ミノタウロスは笑った。

 これだから、戦いは止められない、と。


「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッッ!!!!」


 兜をかぶっている三ツ角のミノタウロスは雄叫びをあげ、その少年を迎え撃つために斧を振るう。

 その思考には、先程斬った異世界人と呼ばれる人間のことなど、疾うに一欠片も無くなっていた。


 ギィィンッッ!! と剣戟の音が鳴る。

 直後、一人と一匹の咆号が、その空間に響き渡った。




 【戦に飢える者達】簡易表(番号が1に近い程偉い+強い)

  1:〈肉を裂く者〉・(角の数)四本

  2(8~16名):〈ミノタウロス(武器+兜(角付き)+鎧等)〉・三本(兜のを含む)

  3(結構):〈ミノタウロス(武器+兜(角なし)+鎧等)〉・二本

  4(沢山):〈ミノタウロス(武器+たまに鎧)〉・二本

  5(沢山):〈ミノタウロス(素手、たまに武器+布切れ、もしくはなし)〉


大雑把ですが、こんな感じです。




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