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第2話 では何を「破」と見做し、「離」と見做すべきか

これについてはそう難しくない。


できることならこの文を読んだ諸氏に当たっては、この文とそれに続く文を「破」った上て「離」れて欲しいのである。つまるところ、「言いたいことはわかったが、それでは伝わらないし誤解されかねないだろう」と新たな基準を作って欲しいのだ。


これ以降に述べるのは、飽くまで私にとっての基準である。それをして「やはり納得がいかない」というのは恐らく自然なことであろう。


これらを読んだ上で「自分の文章スタイルには相容れない。でもどこが相容れないんだろう?」と思って貰えれば言うことはない。それはそれで「離」の一つの形だろうと私は思っている。


私個人の話をするならば、私は小説を書けなくなって久しい人間であるし、お世辞にも流麗な文が書ける人間ではないと思っている。もしこの文をして「流麗な文が書けている」と思って頂ける諸氏が居られるのであれば、それは筆者としての喜びであると共に、後に続く者に対して語る立場のものとして不幸であろうと思う。


というのも、私としてはこの文から「いや、もっと洗練される余地があるのでは?」と思った上て新たに何かを書いて欲しいと思っているし、この文が洗練されたものであるとするならば、更なる洗練はどのようなものかを知りたくも思っている。


要するに、「叩き台は用意するから、叩き台を見て『これは違う』とか『これに納得できる部分はあるけど、ここは納得しがたい』」といった反応を内心であれ公開の形であれ得られれば言うことはないと思うのである。


詰まるところ、このシリーズにて書き連ねたことに対して「いや、これはどうだろう?」或いは「これは納得がいくが、この納得を一般化していいのだろうか」といった問いを考えて欲しいのだ。


といった辺りで、タイトルと一致しないであろう残りは次へ回そうかと思う。


列挙するには手に余る故、その点については許してほしい。言及すべきことが多いと思う所であるし、現状では何を求められているのかを知るのも難しいのである。

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