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「ねえ、いいでしょう」
おれは思わず言った。
「はい」
「やったー」
少女が抱きついてきた。
俺は胸にあたる大きくて柔らかいものを感じながら思った。
大きな目の可愛らしい顔。
白人。
顔は少女なのに豊満な肉体。
そしてアニメのような声。
一部の男にとってはたまらない女だ。
そしてなにを隠そうこの俺は、その一部の男にあてはまるのだ。
そう、そのときの俺の頭の中には、燃える下心しかなかったのだ。
少し落ち着き、二人で話し合った。
「どうやって来た。て言うかどうして俺はあんなところにいたんだ?」
「道ですよ」