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梅の花  作者: ASKA
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彼女との出会い

「わ、わたしと付き合ってください!」

俺はこの日、初めて告白された...

「こ、こちらこそよろしくお願いします....」




俺の名前は、喜谷幸也(キタニ コウヤ)

この春、高校生になるんだ!

ドキドキとワクワクを胸にしまい学校へと向かった

桜の木がよりいっそう俺の気持ちを掻き立てる。

俺は桜が大好きだ、新しい出会いがあるし、花見も家族で行くし、

楽しいことだらけだよなぁ。

胸の気持ちを抑えきれずに走り出す、

今日から俺の高校生活が走り出す!




さて、ここで君たちにクイズだ、

クラスに入ったはいいがどうやって自己紹介をしたら良いだろうか。


こたえは.....面白いことを言うことだ!

「俺の名前は、大澤オオサワ 和樹カズキでーす えっとぉ、彼女募集中でーす」

クラスが笑いの渦に呑まれる。

「俺の名前は喜谷 幸也です、えっと、、、よろしくおねがいします。」

あ、終わった、、、、、

そして、みんなの自己紹介が終わり、俺は誰とも喋ることなく家に帰った。

おれ、もう高校生活の半分は諦めるわぁ。

自分の部屋で悲しくなってた時、一階から母の声がする。

夜はオムライスだ、しかし俺はオムライスがあまり好きじゃない、甘すぎて食えたもんじゃない。 (このあと幸也は全部食べきった)

飯食ったし、もう寝よ、、、

それからしばらく経ってクラスが騒がしくなった。

俺は静かだ。

みんなが馴染み始めたのに俺だけ馴染めてない?!

これはどうすれば良いのだろうか。

考えている内にもう授業が終わってしまってた。

さて帰るか、教室を出ようとドアを開いた時、横から髪の長いモデル並にスタイルのいい女の人が通った、とてもいい匂いで、横目で女の人を眺めていた。

それからずっと彼女を見ることだけに学校へ行った。

話すきっかけが一つでもあればいいのにな、、、、、、、

ま、おれには告白する甲斐ないしー、あきらめよーっと

そして、家に帰る途中であたらしい店があることに気づく

「ん?魚ずし??新しく出来るんだぁ、21日オープンか、いってみよ、、、ん?!これは!」

俺は見つけてしまったあの店はちょうどクルーを募集しているのだ。

早速面接を受け、バイトに受かるかも分からないのに既に給料は七万は超えたいなー、なんて思ってた

ま、結果なんて言わずもがなだがもちろん受かった

なぜなら土日祝フリーにしているからだ(泣

とりあえず何だかんだで仕事の日が決まった。

そして!仕事当日行ってみると!俺の高校の生徒が多いことに驚く

金髪のグラサンで話しかけずらい松川マツカワ ライ


女番長の小池コイケ 春夏ハルカ


ご当地アイドルをしている 中村ナカムラ 美優ミユウ


留学生の マイク·タブソン


モデル並みのポージングの、、、、のぉーん!!

な、なんでこの子がこ、ここ、こんなとこに?!

一瞬頭が真っ白になった

だけどよく考えれば普通のことだよなバイトって。

ん?良く考えたらこれ、喋るチャンスやん!




全然喋れなかった。

開店と同時にいっきに満席で喋る余裕がなかった。(泣

だ、だけどまぁあの子の名前だけはわかった、これだけでも十分だろ。

あの子の名前は加藤カトウ ウララ


ストーカーに見えなくもないがストーカーじゃないぞ!!

まず話しかける余裕を作らないと!

それからは、一生懸命仕事に精を出してがんばった。


そして仕事を始めて1ヶ月くらいたった頃だいぶ余裕が出てきた。


麗ちゃんともだいぶ話すことが多くなった

「喜谷さーんこれ運んでくださーーい」

「はーーい!」

「喜谷さーんご案内お願いしまーす」

「はーーい!」

「喜谷さーんお疲れ様でーす!」

「お疲れ様でーす!」

......え、なんでこれだけなの?もっと話せよ俺!

俺は意気地無しだな、ハハハ。

しかし、神というのはおれを見捨てていなかったんだ!

休憩が一緒になったイェイ!。

「...」 「...」

あ、これ話せないやつやー。

「あのー喜谷さん」

いきなり話かけられておどおどしてしまった。

「ハ、ハヒ!」

盛大に噛んでしまった。

「ハハハハハハハハハハハハノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \」

いや、めっちゃわろてるやん。

「喜谷さんっておもしろい人ですね。」

「あはは、そんなことないですよー」

何気ない会話がすごく幸せだー!!

しかも帰り際にLINを交換したんだ。

あ、あれ、おかしーなぁなんでトプ画に男が写ってるんだ?

も、もしかしてもう彼氏がすでにいたのぉ泣

目に涙溜まってく。何のために頑張ってきたんだっけ。

俺は家に帰ってから何も口にせずそのまま眠った。


これが彼女との最高で最悪な出会いだったんだ。

第2梅 相談




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