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創作物における「自己投影型」について

創作物における「自己投影型」について

https://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n152604


2013/02/06 00:22:09 に、知恵ノートに投稿したモノです。

(『なろう』に投稿するにあたり、多少の変更はしています。)


尚、知恵ノートが完全に終了するまでは、上記URLでも見る事が可能です。

 何となくググってみたところ、僕の考える「自己投影型」は一般的じゃないように思えたので、書いてみる事にしました。


 あくまでも、僕の考える、「自己投影型」なので、ご了承下さい。


 小分類、文学と迷いましたが、哲学よりかなと思ったので、このカテゴリにしました。


【追記】

ここでいうカテゴリとは、知恵ノートにおけるカテゴリです。

このエッセイでは、『教養と学問、サイエンス』を選択していました。



■「自己投影型」という創り方


 「自己投影」というのは、そのまま「自己」を「投影」する事です。


 つまり、「自分の置かれた環境などの現実」や、「こうこうありたい、あってほしいという願望」や、「こうありたかった、こうあってほしかったという理想」などを、創作物の中で表現する。


 それが、僕の考える「自己投影型」の創作家です。


 ハウツー本などの、「技術を伝える創作物」は、「自己投影型」ではないと思います。


 あくまでも、「自分の心の柱となっているモノを、創作物で表現する」事が、「自己投影型」だと思います。



■例えば……。


 以下に挙げたような作品は、明確に「自己投影型」だと言えると思います。


 


生き難い環境に絶望した人が、皆が楽しく暮らす日常系作品を創る。


 →「こういう環境で生きたかったという理想」を、創作物で表現しています。

 


裏社会で生きてきた人が更生し、社会の闇を描いた作品を創る。


 →「自分が生きてきた環境という現実」を、創作物で表現しています。

 


非モテな人(僕もですがry)が、異性にモテまくるハーレム系作品を創る。


 →「異性にモテまくる毎日を過ごしたいという願望」を、創作物で表現しています。

 

 また、部分的に「自己投影型」の作品も有ります。

 どこから「自己投影型」と呼ぶかというのは、明確な区別は出来ません。

 世界観というか、作品全体で表現している場合は、明確に「自己投影型」だと言えるだけです。



■「自己投影型」への私見

 これは完全に、個人的な推測なのですが、「自己投影型」の創作家には、「現状への不満」や、「生きていく事に関する不安」などが有るケースが、多いような気がします。

 勿論、そういう人ばかりではありません。

 ステレオタイプなイメージとして、「こういうケースが多いイメージ」というだけです。

 また、そういう人を貶める気も、全く有りません。当然、そうでない人を貶める気も、全く有りません。

 法を犯さない限り、どんな創り方をしても、作者の自由です。

 色んな創作家が、色んな創り方で、色んな創作物を生み出すからこそ、面白いんですから。

 

 まぁ、倫理観や嗜好は人それぞれですから、受け入れられない創り方・創作物なども、各自あるのは当然ですケドね。

 先ほど例に挙げた「ハーレム系作品」も、「異性を物扱いしている」として、嫌う人も存在しますし。

 


■まとめてみると


「自分の心の柱となっているモノを、創作物で表現する」事が、僕の考える「自己投影型」。

個人的なステレオタイプなイメージとして、「自己投影型」の創作家には、「現状への不満」や、「生きていく事に関する不安」などが有るケースが、多いような気がします。

法に触れない限り、創り方は自由で、そこに貴賤など存在しない。


 ……というところでしょうか。


 


 最後まで閲覧頂き、ありがとうございます。

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