おまけ #5
このおまけの料理は、5-4改に出てきます。
おまけ ウチゴハン#5,サンドウィッチ。
「――皆さま初めまして。御守 愛と申します」
「――ホリィもいるよ! です!」
「……ちなみにこの子は私の妹…御守 聖(9歳)です。聖と書いてホリィと読みます。私共々どうぞよろしくお願いいたします」
「いたします! です!」
『……???』
「……え? 本編にすら出てきていない私たちは、いったい誰なのかって? それは……」
「――〝ネタばれ注意〟だって! です!」
「……です。気になるところ申しわけありませんが、私たちが出てくるまで今しばらくお待ちください」
『……?』
「――あ、はい。ウチゴハンですね。それは(いろんな意味で大変なことになっている)亮さまの代わりに私たちが責任を持って務めさせていただきますので、どうぞご安心ください。――それではホリィ。さっそく材料の説明をお願いします」
「はーい! 材料はこれだよ! です!」
サンドウィッチ6こぶん
サンドウィッチ用食パン 12まい 「ふつうの食パンでもいいんだって! です」
マーガリン てきりょう
マヨネーズ てきりょう
ハム 3まい 「いっぱい入れてもおいしいよ! です」
スライスチーズ 3まい
レタス 3まい
タマゴ 2こ
おさとう おおめ 「大さじ2くらいだって! です」
「――はい、よくできましたね、ホリィ。エラいですよ? では続けて料理を作っていきましょう。……1、まずは卵を割って、よくといて…かき混ぜてください。あ、殻が入らないように気をつけてくださいね?」
「うん! まぜまぜ……です」
「2、そこにお砂糖を入れて、またよく混ぜてください。――あ、卵をかき混ぜる前にお砂糖を入れてしまうと分離してよく混ざらないことがありますので、ご注意をお願いします」
「おさとうまぜまぜ~……です」
「3、2でできた卵を軽く温めたフライパンに入れ、弱火で焼きます。……これは私がやりますね? ――固まり始める前に箸でよく混ぜ、スクランブルエッグを作っていきます。できたら冷ましておいてください」
「たっまご♪ たっまご♪ ふっわふわ~♪ です♪」
「4、食パンを並べ、〝6枚〟にマーガリンを塗り、残りの〝6枚〟にはマヨネーズを多めに塗ります」
「ぬりぬりぬりぬり~……です」
「5、レタスを水でよく洗い、水を切って手で一口大にちぎります。」
「ぺりぺり~……です」
「6、4でマーガリンを塗った方の食パン〝3枚〟に3のスクランブルエッグを乗せ、マヨネーズを塗った方の食パンで挟みます」
「のせのせ、がった~い! です」
「7、同じく4でマーガリンを塗った方の、残り〝3枚〟の食パンにハムを一枚づつ乗せ、その上に5のレタスを乗せ、マヨネーズを塗った方のパンで挟みます」
「ハムハムレタスっ! がった~い! です」
「8……では今回は子どもでも食べやすいように、三角形に切りましょう。長方形だと、ボロボロ、こぼしてしまうかもしれませんしね。……これで完成です」
「やったー! いただきまーす! です!」
「はい。どうぞ召し上がれ」
「――今回のポイントですが、火を使う際、刃物を使う際は必ず大人の人といっしょに行ってください。また、子どもの手はすごく小さいので、手を洗う際はしっかりと指導をしてあげてください。……あ、あと、コショウや辛子などは子どもには刺激が強すぎますので、入れないようにしてあげてください」
「入れちゃダメだよ~! です」
「――以上でウチゴハンの時間は終わりです。次回は明と楓の二人が担当しますので、どうぞよろしくお願いいたします」
「ばいばーい! です!」




