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#13,やりすぎ注意。 13-1
「き……っ!」
「きゃああああああああああっっっ!!!!!」
「ま、愛!? だいじょう――ごはあああっっっ!!!!!???」
『何、今の悲鳴!?』
『愛の悲鳴!? 亮さまの声も聞こえましたよ!?』
「う、うそ!!? 動けな……っ!!?」
「カッ!!? ぐお…あああっっっ!!!!!」
「ま、愛! 待ってろ! 今、助けてやるからな……ッッッ!」
「ぐっ!? く、くそ! 目が……ッッ!!?」
「あっ!!? だ、ダメです亮さま! あ……ああっ!!?」
「え!? なっ! グハッッッ!!?」
――時間切れ。そう、俺の中にあった、〝死のタイマー〟が告げているのが分かった。
いったい、何がどうなってこうなってしまったのか? それは、最初も、最後も。結や明、愛や俺自身でさえも未だに分からなかったが、これだけは、言える。言いきることができる!
みんな……ッッッ!
「 、 !」




