表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
146/223

10-20 十話目終わり。




 ――その日の夜。だった。

 どこかは分からなかったが、なぜか何もない川の真ん中に俺は突っ立っていると、突然。俺の目の前に光に包まれた〝高利〟が現れて、こう、話しかけてきた。

 『よっ! 亮、ずいぶん〝遅かった〟な!』

 『高……? 〝遅かった〟って……ああ、なんだ。そういうことか』

 ふっ。高利のその言葉で全てを理解した俺は、次の瞬間。差し伸べられた高利の手を、がっしり、掴み、そして急に明るくなった視界……青白い光を放つ妙にデカい(ほたる)が飛ぶ、右手に美しい花畑が咲き乱れる川の中を高利と共に駆け出した。

 『ふふふ、ははは! ははははは!』

 『くはは! うはははは!』


 『『あ~はっはっはっはっはっはっはっ!!!』』





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ