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06.何としてでもくっつけたい。〈柚梨〉

短いです。


 「はぁ~」


 私は他に誰も居ない部屋で盛大にため息を付きました。


 「なんで璃音ってこうも鈍感なの?」


 宰はあんなにあからさまなのに。

 行きも帰りもいつも一緒でどんな用事があろうと璃音と絶対一緒に帰る。

 まぁ裕樹もそうなんだけれどね?

 璃音が好きってことを宰本人は気づいていないみたい。

 こっちも鈍感ね。今度の旅行で気づかせてあげないと……。


 「ふふふふっ」


 あ、やばい。顔がにやける。


 「これからどうなるのかな」


 でもまだ今の状況を保ってもいい。

 

 そういえば璃音は勝負下着、持ってるの?

 でもあの子のことだから持っていないとみた。

 明日日用品とかと一緒に色々買う予定だから璃音も連れて行けばいい。

 最高の女の子にしてあげなくちゃ。宰が気づくぐらいにね。

 ということで璃音にさっそくメールで明日買い物に行こうと伝えた。

 いや、行こうじゃなくて行く、かな。逃がさないよ?


 旅行当日は朝から璃音の服のコーディネートとヘアメイクやメイクをしなくてはいけない。

 手がかかるけれどそれをやっちゃうんだからよっぽど私は璃音が好きなのね。

 好きというよりも愛してるに属するかも。

 やっぱり璃音のことを考えていると毎日が楽しい。


柚梨ちゃん、悪巧み中。

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