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05.勝負下着は正直必要無いと思う〈璃音〉

 私は今、明々後日の旅行の準備をしています。1泊2日ですが楽しみです。

 明日から学校の改修工事が始まるので、5日間ほど学校は休みです。

 

 「えーと、持って行くものは……」


 私は柚梨に渡されたメモを取り出しそれに沿って準備を進めています。


 「財布に服に、下着(勝負下着)?」


 何でしょう。勝負パンツって。意味が解らないので柚梨に電話をしてみます。


 「柚梨?あのさ、勝負下着って何なの?」


 『知らないの?璃音。勝負下着ってのはね……』


 柚梨の話を要約すると、

 勝負下着とは、異性誘惑するために着る下着。

 いらない。本当にいらない。


 「誰を誘惑するのよ」


 『決まってるじゃない。宰よ』


 何故。何故(なにゆえ)に。


 「何でよ」


 『面白そうだから』


 「即答しないで欲しかったわ」


 私は宰を男として見ていないので、意味が無いのです。


 「意味無いわよ」


 『向こうは違うかもよ?』


 「有り得ない」


 何を言っているの柚梨。

 宰も私のことを女としてみている可能性がかなり低いので、意味が無いのです。

 理由は、性格+前世の記憶。

でも全く残念じゃない。逆に異性として見れない分、同姓の様な感じで関われる。楽です。


 『どうかな~?とりあえず勝負下着は持って行くの!不発だとしてもね』


 「解ったわよ」


 と言ったもののそんなもの持っていません。


 ♪~♪♪♪~♫♪


 メールの着信音がし、メールを送ってきた人物の名前を見てみると、『柚梨』と出ていました。


 『明日買い物行くよ。9時に迎えに行くから。』


 唐突過ぎる……でも明日は休みなので買い物に行くことにしました。



恋愛対象として扱われていない宰君。

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