あとがき
剣に想いを馳せよ――ということで、この作品にも想いを馳せていただけていたら、これほど嬉しいことはありません。
ブックマークや評価を眺めて、「あぁ、読んでいただいてる……」と喜びと緊張の日々でした。ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
本あとがきは、
・ちょっとした世界観の話と、本作の振り返り
・今後の投稿について
・終わりに
という構成となっておりますので、よろしければ最後までお付き合いください。
【ちょっとした世界観の話と、本作の振り返り】
さて……グランディオスの剣姫たちの物語はいかがだったでしょうか。
遥か遠い過去に想いを馳せ、その手に剣が握られるという現象が存在する世界――想起世界では、今を生きる人々がかつて存在した誰かに想いを馳せることで、あるいは思いがけずその誰かを想起する状況に陥ることで、ある種の特別な力を手にします。それは剣や魔法であり、あるいはもっと別の何かです。
しかし、アヴァルが思いを馳せたのは、両親を殺した存在である剣鬼の短剣でした。過去に受けた深すぎる傷が、彼にとって最も憎いはずの剣を想起させてしまったのかもしれません。そして、そのことが彼を大いに苦しめます。
そんな過酷な境遇にあっても、自らを磨き続けてきたアヴァルはその甲斐あってグランディオス第五学園の特待生として入学し、エフティアをはじめとした仲間との交流の中で少しずつ変わってゆく姿が垣間見えました。
仲間と言えば、本作において最も焦点が当たっていたのは月の令嬢――リゼ=ライナザルでしたね。アヴァルと同じ貴族でありますが、アヴァルとは対照的な光のような存在です。
彼女は、本作中の悪しき者どもとの戦いの中で深い絶望を抱きました。彼女にとってのメイドの死(存命ですが)は、アヴァルにとっての両親の死と近いものだったかもしれません――
――そういうわけで、本作は「リゼの物語」であるからこそ「月華の章」とタイトルに添えるに至った次第です。
今回の中心人物がリゼだったのは、ひょっとしたら意外だったかもしれませんね(最初に出会ったのがエフティアだったので)。
さて、次はいったいどの人物に焦点が当たるのか、はたまたアヴァルがまだ出会っていない人物に当たるのか……。
【今後の投稿について】
本作の続編に当たる作品の構想はあるので、いざ続編を投稿するとなった場合は何らかの形でお知らせできればと考えております。
・この作品の続編を知りたい
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といったことが可能かと思いますので、よろしければ――
【終わりに】
これで本当に終わりです。
改めまして、ありがとうございました。
それでは、またどこかでお会いしましょう――
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