表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ディストラクション・インベーダー・ラヴコメディ  作者: 大野春
【scene:09】 ディストラクション・インベーダー・ラヴコメディ
99/119

(99)画面の向こうの貴方へ




僕はこれまで感心していた。

もうすぐ地球が終わるかもしれないのに

世の中は通常通りでは無いはずなのに

ある程度秩序を保っていたからだ。



だけど、鉄板が日本上空に出現してから

太陽の光がなくなった。

それによる影響は大きくて

街の灯りが消えてしまった。



東京の歓楽街は荒れ果てていて真っ暗だ。



どうすればいいのか

悩んでいるうちに1日は経過していた。



椎葉さんに会えないまま

結局僕は途方に暮れている。



とりあえず僕は情報を得る為に

避難場所に向かう。

仮設の電源でテレビが映っていた。

数あったチャンネルも力尽きたのか

国営の放送だけが、連日情報を

伝えていた。



そして僕は数日ぶりに

その姿をテレビ越しに見る事になる。



ー〝えー、宇宙人を語る者が再びスタジオに入り、中継を繋いでおります〟ー



小雨さんの姿をした宇宙人が

再び現れた。



ー〝さて、期日まで2週間を切りました。地球の皆様からの回答は頂けておりません。これは忠告です。私は地球人になりすまして生きてきました。太陽が無ければヒトの暮らしは破綻します。期限はあるものの、早めの返〟ー



パン。



テレビに映ったその映像に

僕は思わず


「えっ」


なんて声を出していた。



小雨さんの姿をした

別の宇宙人は膨れ上がり

そして、バラバラに裁断された。


あの日も、あの日も

宇宙人を殺す時のあのやり方。



「椎葉さん!」



そうすると今度は

椎葉さんの姿がテレビ画面に映る。




ー〝ミーは破壊の神〟ー




ー〝今ので宇宙人は全員倒したの〟ー



そのセリフは

テレビの向こうの人間に言ってるみたいだけど

椎葉さんは僕に向けて言ってるような

そんな、気がした。



テレビに映っていた宇宙人を破壊。

椎葉さんの元々の目的が達成された。



ー〝地球人に告ぐの〟ー



え?

急に演説みたいな事を言い出す椎葉さん。




ー〝あの鉄板はミーが用意したものじゃ無いし、ミーの力があれば、容易に破壊は出来るの〟ー




ー〝でも、それはしないの。ミーはあの鉄板を地球に落とすの〟ー




ー〝ミーは破壊の神〟ー




ー〝ミーは宇宙人を破壊し、そして、地球を破壊するの〟ー




えっ!?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ