お前も北海道の牛乳を飲まないか?
どうも、牛乳大好きのはせです!
学校給食の牛乳はいつも4パックほど飲んでいた私ですが、
今も毎日500ml牛乳を飲んでいます。
朝起きたら牛乳。
朝食に牛乳。
「行ってきます」という前に牛乳。
職場に着いたら牛乳。
昼ごはんに牛乳。
おやつに牛乳。
残業時間に牛乳。
家に帰ったら牛乳。
夜ご飯に牛乳。
風呂からあがったら牛乳。
寝る前に牛乳。
これだけ飲めば牛乳のロスはなくなるでしょうね。
まあ無理ですけど。
最近のエッセイでコオロギ食について書かれたエッセイが伸びて伸びて、すごいなと感心していたのですが、コオロギ食より牛乳を飲もうと書かれていたので、これはその通りだと道民として思いました。
私が通っていた学校はコロナで学級閉鎖になり、牛乳が大量廃棄されたという話を聞きました。
それだけで40本の食品ロスです。
そもそも牛乳がなぜ余っているのか。
それは過去の歴史と、今が関係しているのです。
2014年。懐かしいですね〜。
消費税が8%にあがったり、アベノミクスだとか色々ありましたけど、政界以外にも、牛乳界にも大きな悲劇が起きていたのです。
深刻なバター不足で、スーパーからバターが消えるという事件。
これをバネに、メガファームという牧場を大きくし、牛をいっぱい飼おうという取り組みが始まりました。
この取組のお陰で、牛乳は安定した供給が出来るようになりました。
しかし、2020年。
北海道に謎のウイルスが上陸しました。
そのウイルスが猛威をふるい、私の学校は3月頃、休校になりました。
そのせいで、元々学校に来る筈だった牛乳が行き場を失います。
そして、そのまま大量廃棄されてしまうということになってしまったのです。
そして休校が明けると、牛乳が無料で配られたのです!
空港でも外国人に北海道の牛乳を配ったり、頑張って消費していこうとしましたが、作戦は失敗し、大量の牛乳が捨てられていました。
また、飲食店で使用していた牛乳も行き場を失い、廃棄される牛乳の量はどんどん増加していきます。
こういった過去があり、牛乳は大量廃棄されるようになってしまったのです。
最近は、コロナの規制も緩和され、学校でも同じクラスに複数人、コロナの感染者が出ないと、学級閉鎖ではなくなりました。
飲食店にも活気が戻ってきて、廃棄量は少なくなってきています。
しかし、コロナ前に比べて、飲食店に訪れる人は少なくなっているので、依然として廃棄量が多くなっています。
そんな中、あり得ない事をテレビでは報道し始めたのです。
それは「昆虫食」を食べようという取り組みです。
牛乳が余りまくっているのに、もったいないだとか、食品ロスだとか、牛乳を飲め!と思いながら、色んな特集を見ていました。
昆虫食専門の店や、コオロギを養殖している企業など、ビジネスにはなりそうですが、何で牛乳を飲まないんだ!と怒っていました。
今もなお、牛乳をどうやって売ろうかと悩んでいる酪農家の方がいるのに、新しい時代のタンパク質について考えているなんてどうかしていますよ!
しかもコオロギ食は製造から12ヶ月保存可能なのに、牛乳はすぐに腐ってしまいます。
加工食品とは違い、牛乳の生産量は調整できないので、どうしようもなく、殺される乳用牛も沢山います。
では、バターなどに加工すればいいのではないかという意見が出ますが、それも難しいことなんです。
北海道にある工場で乳製品に加工したところで、生産が追いつかなかったり、その製品も売れ余ってしまいます。
北海道に住んでいる私は、北海道の牛乳を沢山飲むよう心がけていますが、所詮530万人です。
東京都の2分の1以下です。
本州に住んでいる皆さんにも是非、北海道の牛乳を飲んでほしいのです。
北海道の乳製品でも構いません。
とにかく酪農家の方が困っています。
是非とも、明日スーパーに行った時に、北海道産の牛乳を手に取っていただきたいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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