表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

第3話 乗り合い馬車の旅

 夜明け刻とあって、なんとか誰にも見られずに村を出たライナは、少しばかりの荷物を背負って歩き続け、ようやく街道沿いの町に辿り着いた。

 冬の陽はもうだいぶ高く昇っている。


 確か、乗り合い馬車が着く停車場があるのよね。

 初めて来た町の中をキョロキョロしながら歩き、道行く人に尋ねながら馬車の停車場に辿り着く。

 そこには1台の馬車が停まっていた。それでライナは馬車に近寄り、御者台に座る男性に声を掛けてみることにした。


「あのぉ」

「なんだね、お嬢ちゃん」

「おじさんの馬車って、その、乗り合い馬車ですか?」

「ああそうだよ。珍しくもないだろ?」


「えーと、あのー、この馬車って、どこまで行くんですか?」

「なんだね。お嬢ちゃんはどこかに行くのか。この馬車は王都行きだが、お嬢ちゃんはひとりかね」


 やった、当たりだわ。これに乗れれば王都に行ける。知らないおじさんに声を掛けるのはちょっと恐いけど、思い切って聞いて良かった。



「おじさんの馬車に乗りたいんですけど、どうすればいいんですか?」

「なんだ、お客さんかね。どこまで行きたいんだね?」

「あの、王都です」

「それならこの馬車だが、ひとりでかい? お父さんかお母さんは?」

「わたし、来年は12歳で、もう大人です」


 御者の男性は、そう答えたライナをじっと見ていたが、やがてふむふむとひとりで合点をいかせたようだった。


「王都に働きに出るんだな。ひとりで偉いこった。どこで働くんだ。まあそれはいいか。よし、わしが王都まできちんと送り届けてやろう。だが、料金はちゃんといただくぞ。お金は持って来てるかい?」


 御者のおじさんはひとりで勘違いしてるけど、まあそのままでいいわよね。王都まで無事に連れて行ってくれるなら、それに越したことはないもの。


 王都までは1泊2日。運賃に食事代と宿代を含めた料金と、何も含まない運賃だけの2種類の料金がある。

 前者は400エル、大銀貨で4枚だ。お婆ちゃんから貰った袋にはかなりのお金が入っていたので、ライナは食事と宿を含めた料金を払うことにした。




「ようし出発するぞ。みなさん、乗ってくだされや」


 乗り合い馬車の乗客は、ライナを入れて4人だけだった。ライナ以外は領都から乗って来た客なのだそうだ

 ふくよかな感じのおばさんに商人風の男性、そして革の鎧と思える装備を身に纏い剣を携えた若い女性だ。

 この女の人、騎士団員とかじゃないわよね。お父さんみたいに制服を着てないもの。でもどうして剣を持ってるのかしら。


 なんとなくその女性を見ていると、あちらもライナの視線に気が付いたのかぐっと睨みつけるようにライナを見た。

 鋭い眼光だ。でもこの人の眼には優しい光がある。ちょっと恐いけど、悪い人じゃないわ。


 商人風の男性は、何かの帳面を開いて読んでいる。もうひとりのおばさんは、ちらちらライナを気にしていたが、やがて話しかけて来た。


「御者さんから聞いたわよ。来年12歳になるから、もう働きに出るんだってね。あたしの息子も王都で働いてるのよ。いつもは冬至祭で帰って来るのだけど、今年は忙しくて帰れないって言うものだから、こっちから会いに行くところ。あなたは、冬至祭の前なのに働きに行くのね。なんだか厳しそうだけど、どんなところで働くのかしら。あら、初めて会ったのに、失礼なことを聞いちゃったわね。いいのよ、言わなくて。お菓子とか食べる?」


 話し好きのおばさんだった。でも、人の良さそうなおばさんよね。

 さかんにお菓子を食べろと勧めて来るので、ライナは「ありがとうございます」といただくことにした。



 おばさんの話では、冬至祭前のこの時期、王都から来る馬車は帰省客で混むが、反対に王都へと向かう馬車は空いているのだという。

 その馬車に、ライナみたいな女の子が乗っていたのが珍しかったのだろう。

 でもだから、予約とかもしていないのに、すんなりとこの馬車に乗れたのね。ライナの想像は正しいようだった。


「じつはわたし、王都からもっと北に行く予定なんです。そうすると、王都から出る馬車は直ぐに乗れないんでしょうか」

「あら、働く場所は王都ではないの? あなた、どこまで行かなければいけないの?」


「えーと、わたし、グリフィン子爵領のグリフィニアまで行くんです」

「あらまあ、そんなに遠くまで」


 ライナが目的地を言葉にした時、眼を瞑ったまま静かに馬車に揺られていた剣を携えた女性が、なんだか少しピクンと動いたような気がライナはした。


「でもグリフィン子爵領まで行くとすると、ずいぶんとお金もかかるわよね。馬車の料金とか宿泊代とか、ちゃんと持たされているのかしら」

「はい、王都からは2泊3日と聞いています。でも、お金は持っています」

「そうなのね。それならいいんだけど」


 今度はライナの言葉に、商人風の男性が一瞬顔を上げてライナの顔を見た気がした。

 なにかしら。来年から大人って言っても、わたしがまだ子どもだから?



 その日に1泊するのは、王都圏の中にある公爵領のひとつの領都だった。

 今日の乗客は全員、すべて込みの料金を払ったお客さんだという。なので、馬車はその領都にある宿屋に着き、そこで全員を降ろす。


 この領都に入る時に都市城壁の門で乗客の名前を聞かれたが、特に何の問題もなかったようだ。

 乗り合い馬車に乗るのに料金を払った際に、御者にライナは自分の名前を正直に伝えた。しかし、敢えて家名のバラーシュは付けなかった。

 だって家を出たのだから、わたしはもうバラーシュ騎士爵の家名は名乗らない方がいいわよね。

 それにバラーシュって村の名前でもあるし、どこの誰だか直ぐにわかっちゃうもの。


 御者は門番に乗客の名前を言い、ライナについては勝手な勘違いのまま、王都に働きに出る娘だと伝えたようだ。

 それで問題なくこの領都に入ることができた。


 到着した時刻が遅かったので、御者さんも一緒に宿屋の食堂であまり美味しくない夕飯をいただき、今夜泊まる部屋に案内される。

 もちろん男女別々の部屋とかではなく、ベッドが6台ほど並べられている相部屋で、部屋の真ん中に衝立てを置いて仕切り、ベッドを3台ずつに分けただけだった。


「お嬢ちゃんは真ん中を使いなさい。わたしはこのいちばん奥ね」


 おばさんがそう言い、剣を携えた女性は無言で衝立ての側のベッドにごろんと横になった。

 相談した訳ではないのだろうが、ライナを間に挟んでくれたようだ。

 衝立ての向うでは、御者さんが商人風の男性に盛んに話しかけていたが、相手の男性は生返事をするだけで、そのうち静かになり、やがて鼾が聞こえて来る。


 ライナはわたしも早く寝なきゃ、と思ったが、初めてのひとり旅で興奮していたのか、なかなか寝付けない。

 それでも心の中で、見たこともないグリフィニアという街を想像し、アナスタシア様が暮らし土魔法の達人が庭師をしているという子爵館を想像し、そしてキレイな花々が咲き誇る美しいお庭を想像し、いつの間にか寝てしまっていたのか、気が付いたら夜が明けていたのだった。



 朝食をいただいて、王都を目指し出発する。

 朝早く出たので、お昼ごろには王都の乗り合い馬車発着場に到着するのだそうだ。

 そこには王国中から来る乗り合い馬車が集まり、また王国中に出発して行くのだとか。


「でも、冬至祭前だから混んでいると思うわよ。とにかく着いてみないとだね」


 親切なおばさんは、ライナにそう言った。

 もし今日乗れなかったら、乗れる日の馬車を予約して、それまでは王都にいてもいいわよね。王都の街を見て廻れるし。


「王宮とかもあるんですよね。それから王立学院も」

「ええ、あるわよ。でも王都って、外側を囲む城壁の内側の街にまた城壁があって、王宮やその王立学院とかは、内側の城壁の中にあるのよ。確か外側の城壁が外リングで、内側の城壁が内リングとか言ったのじゃないかしら」


「外リングと内リング、ですか」

「外リングの大門を入るのはそれほど厳しくないけど、内リングの門からはなかなか中に入れないって言うわよね。だって中に住むのは貴族や騎士、お金持ちとかばかりだもの。わたしら庶民は、その外側だけね」


 そうなんだ。クリスティアン先生が王都に来たら訪ねて来いって言ってたけど、だったらそんなのわたしには無理じゃない。

 いまのわたしはライナ・バラーシュじゃなくて、ただのライナですものね。



「ここで暫しひと休みですぞ。ここを出発したら次は王都の中ですからな」


 そう御者さんの大きな声が聞こえて、馬車が停まった。

 そこは明るく日差しが注ぎ込む森の中の開けた場所だった。乗り合い馬車が使う休憩所のようだ。

 馬車に乗っている間は、水袋を持っていないと喉を潤せないし、トイレも我慢しなければいけない。

 しかしこういう休憩所には近くに湧き水があり、人の目を避けて用を足すことも出来る。

 ライナは御者さんに聞いて、湧き水のある場所へと森の中へ入った。



 湧き水は直ぐに見つかった。肌寒い冬の午前だが、冷たい水が美味しい。

 ああ、なんて美味しいのと思ったとき、後ろから足音が聞こえた。

 振り返ると、同じ乗客である無口な商人風の男性だった。


「私も喉を潤しに。待っていますから、どうぞゆっくり飲んでください」

「ええ、それではもう少しいただいて、替わりますね」


 昨日からで初めて会話をしたわ。いつも帳面とか見たり、景色を見ていたりして、誰とも口をききたくないのかと思ってたのに。でも、商人だとしたら、それじゃ商売なんか出来ないわよね。

 ライナはそんなことを思いながら、再び湧き水を飲もうとしゃがみ込んだ。


「あぶないっ!」

「え?」


 ライナがその声に咄嗟に振り返ると、後ろに離れていた筈の男が自分に飛びかかろうとしているところだった。


「きゃっ」


 しかし、ライナが思わず声を上げて横に動いた瞬間、どこからともなく誰かが走り込んでその男を突き飛ばしていた。

 突き飛ばしたのは、剣を携え革鎧を着たあの若い女性だった。


「ほう、邪魔をしますか」

「おまえは、その子に何をしようとした」


 突き飛ばされて立ち上がった男が、そう彼女に言う。先ほどの声とは随分と声音が違っている。

 それから女の人の声も初めてちゃんと聞いた気がする。言い方は鋭いが、意外と可愛らしい声だ。



「少々お金が必要でしてね。そのお嬢ちゃんが随分とお金を持っているようですから、ちょっとお借りしようかと」


 この人、何を言っているのかしら。わたしはあなたに貸すほど持ってないわよ。それに、お婆ちゃんからいただいた大切なお金なのよ。


「歯が浮くような、見え透いたことを言うんじゃないぞ。金を借りようってやつが、女の子の後ろから襲い掛かるのか」

「まあ、私の邪魔をするのなら、あなたからもいただいて、それからお嬢ちゃんから借りることにしましょうかね」


 男は腰に帯びていたロングナイフを抜くと、女の人に襲い掛かった。

 しかし彼女はやれやれという風に首を横に振って、自分の剣は抜かずに素手で相手をする。

 男がナイフを突いたり、切りつけたりするのを彼女がその度にいなした。そんなやりとりが何度か続く。


 それをライナはじっと見ていたが、わたしも何かしなくちゃと思い立って魔法を発動させることにした。


「おっ、足がぁ」


 男の足の動きが一瞬で停止する。ライナが土魔法で瞬時に男の足を地面に足首まで埋め、硬化させて固めたのだ。

 それと同時に、男の腹に女の人の横蹴りが炸裂し、男はくの字になって蹲った。


「この足は、お嬢ちゃんがやったのか?」


 強烈な横蹴りを放った彼女は、足を固められて崩れ落ちている男を見下ろしながら、そう呟いた。



「おーい、どうしたぁー」


 そのとき御者さんの声と、こちらに走って来る足音が聞こえて来た。

 あ、いけない、とライナは即座に土魔法を放って、男の足を捕らえていた地面を柔らかくして足を出した。


「いったい、どうしたんだ。おばさんが焦った顔で俺を呼びに来たものだから」

「こいつは盗人だ。お嬢ちゃんを襲ってお金を盗もうとしたので、わたしが防いだのだが、今度はナイフを抜いてわたしに襲い掛かって来たのでな、それで……こうなった」


「そいつはぁ……」

「とは言え、まあプロではないようだな。おおかた金に困って、いちばん弱そうなお嬢ちゃんが、意外とお金を持っていそうなので目を付け、ひとりになるのを待ってここで襲ったのだろう。それに、わたしが王都あたりの冒険者だと勘違いして、甘く見たのだろうな」


「そうなのか、お嬢ちゃん」

「はい、お姉さんの言う通りです。わたしが湧き水を飲んでいたら後ろから来て、わたしが飲み終わるまで待つと言ってたのに、後ろから襲い掛かって来ました。そしたら、お姉さんが助けてくれて」


「なるほどな、わかった。こいつは休憩所の側の木に縛り付けておこう。王都の衛兵所には私から報せておく。姐さん、こいつを運んで縛るのを手伝ってくれるかな」

「お安いご用だ」


 おばさんも心配して見に来ていた。

 どうやらおばさんが、ライナの後をつけるように追う男を不審に思って、女の人に声を掛け、それから馬車の御者台で休んでいた御者さんを呼びに行ってくれたようだ。


 気絶した男は引きずられて運ばれ、太い木の幹に縛り付けられた。頭の上の木の幹には、こいつは盗人で衛兵が回収に来ると書かれた紙が貼られた。




「おばさん、御者さんを呼んで来てくれて、ありがとうございます。それから、お姉さん、助けていただいて、本当にありがとうございます」

「いや、いいんだよ。どうもあの男は様子が怪しくて、初めっから気に喰わなかったからね」


「お姉さんは、冒険者さんなんですか?」

「ああ、そうだよ」

「さっき、王都あたりの冒険者だと勘違いされて、あの男が甘く見て、とか言ってましたよね」

「良く聞いていたな。恥ずかしいから忘れてくれ」


「王都の冒険者って、甘く見られるんですか? お姉さんは、別の場所の冒険者なんですか?」


 冒険者の女性はライナの問いに苦笑するだけで、直ぐに答えてくれなかった。

 すると、ふたりの顔を交互に見ていたおばさんが口を開いた。


「王都の冒険者はね、弱いので評判なんだよ。王都の近くには魔獣はおろか大した獣もいないしね。せいぜいが役に立たない護衛仕事ぐらいだよ。あとは街の中で、手伝い仕事とかしてるんじゃないかね。尤も、うちらのアルタヴィラ侯爵領でも同じようなものだがね。だから素人の盗人にも舐められるのさ。でもこのお姉さんは、強そうだよ」


 おばさんの言葉にますます苦笑していたが、冒険者の女性はようやく口を開いた。


「そんなことより、お嬢ちゃん。君って……」

「おーい、直に王都のフォルス大門に着きますぞー」


 御者台から御者さんの大声が馬車内に聞こえて来た。

 ライナはその声に反応して、直ぐに馬車の窓から顔を外に出す。すると馬車の前方には王都の都市城壁が広がり、どこまでも続いているのが見えたのだ。

 ああ、ここが王都なのね。わたし、王都まで来ちゃったのよね。



 何ごともなくフォルス大門という名前の巨大な門を通り、王都の街中に入ってあっと言う間に乗り合い馬車の発着場へと到着した。

 どうやらこの発着場は、大門を入って直ぐ近くあったようだ。


 ライナたち3人の乗客は馬車から降り、それぞれに伸びをする。長く乗っていると身体が縮こまるわよねと、ライナはあらためて自分が馬車の旅をしていることを実感した。

 御者さんは、「それではみなさん、ありがとうございました」と挨拶すると、事務所の建物の方に走って行く。木に縛り付けて来たあの盗人のことを報告しに行くのだろう。


「それじゃね。お嬢ちゃん、良い旅をね」と、おばさんは手を振りながら歩いて行った。

 さあわたしは、早速グリフィニア行きの馬車を探さなきゃと、ライナはキョロキョロ辺りを見回す。



「お嬢ちゃん、ちょっといいかな」

「あ、はい、なんですか?」

「お嬢ちゃんは、グリフィニアまで行くと言っていたな」


「あ、わたし、ライナって言います。はい、グリフィニアまで行きたいんです」

「おお、これは失礼した、わたしはレティシアだ。レティと呼んでくれ」

「それで、どうしてですか?」


「ああ、じつはわたしもグリフィニアに行くんだ。さっき、ライナちゃんが聞いて来ただろ。わたしがどこの冒険者かって。わたしは、グリフィニアの冒険者さ」

「えっ、ホントですか。レティさんが、グリフィニアの冒険者……」



 ライナが生まれて初めて会った冒険者が、なんと自分がこれからなろうとしているグリフィニアの冒険者だった。なんという巡り合わせ、なんてわたしは幸運なんだろう。

 いろいろと聞きたいことがある。でも落ち着け、わたし。それよりもまず、馬車を降りた今になって、なぜわたしに声を掛けて来たのだろうか。


「あの、それで……?」

「わたしは、今日の午後にここを発つグリフィニア行きの乗り合い馬車を予約してある。少し料金が高価なのだが、その分、馬車も大きく余裕もある筈だ。なので、もしライナちゃんが良かったら、その馬車に乗れるよう、わたしが交渉してあげようと思う。どうかな?」


「え、それって……。いいんですか? やったー」


 ライナは大声を上げると、レティシアの両手を取ってぴょんぴょんと跳びはねた。


「おいおい、交渉がうまく行ったらだぞ」

「やったー。レティさん、ありがとう。やったー」


 徐々に混み始めて来た乗り合い馬車の停車場に、ライナのひと際大きな声が響くのだった。



お読みいただき、ありがとうございます。


本編をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、そちらもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ