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『或る小説的思想集』

『建築の思想』

『建築の思想』



何かを建築する、と一言に云っても、その領域は様々である。通常、建築とは、現実の家などの建造物のことを指すだろうが、文学などの芸術に置いても、建築という現象は成り立つのである。何かを積み上げていくという、メタファのことである。



此処で、文章などの文法論を持ち出す気はない。ただ、文章を建築に見立てた時に、それが文法の形式を取って、単語の積み上げ、になっているという、諸現象だけを述べておこうと思う。また、結句、述べたいのは、建築という観念の、観念的作用である。



建築の思想とは、文字通り、何かを積み上げると言う観念思想である。金閣寺でも、ピラミッドでも、歴史に残っている建造物は、皆、観念から派生した芸術と呼んで良いだろう。また、其処から、所謂、現代の文章表現にまで至るまでには、人間の歴史においても、そう時間を必要としなかった、ということだと言える。

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