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キースを宥めた後は、キースを加えてお茶会を再開した。



「それにしても、こう見ると魔女殿も街に居る普通の少女とあまり変わらないな。以前に会った時はローブを着たり、その場の雰囲気もあって熟練の魔女と錯覚しそうな感じがしたが。」



「そう言えば貴方はルリさんのお家にお邪魔した事があったんでしたわね。私もいつか伺ってみたいわ~。魔女のお家なんて絵本くらいでしか見たことないもの。ルリさんいつか私もお邪魔しても良いかしら?直ぐには無理だけど?」



「はい、構いませんよ。家にもお客や患者がいつ来てもいい様にしてあるので。先日も、お二人の息子さんのハンスさんが来て私とシロとキースさんの三人でお茶したばかりなんですよ。」



「そうだよ~。ハンスってば色んな面白い話をたくさんしてくれて、ルリのご飯も美味しい♪美味しい♪っていっぱい食べてったんだから♪」



「あら、まぁ。ハンスってばいつの間に。あの子は私に似て思い立ったら直ぐに行動してしまう所があるから、きっとルリさんの事が気になって仕方なかったのね~。」



「ああ、確かに。ルリ殿、すまんな家の息子が迷惑かけたみたいで。」



「いえいえ、私もシロも楽しい時間を過ごさせて頂きましたから。迷惑だなんて思ってませんよ。ね、シロ♪」



「うん♪ハンスとのお喋りスッゴく楽しかったよ♪今度来るときは幼馴染さんと一緒にお土産持って来てくれるんだ~♪今から来るのが楽しみ♪」



「あらあら、あの子ってばすっかりシロちゃんと仲良くなったのね。マイペースな所もあるけど、心は思いやりがあって優しい子なの。だから、良ければこれからも仲良くしてあげてね。」



「うん!ハンスは良いやつだから大丈夫!もう友達だしね♪」



こうやって暫くはハンスの事が話題になった。

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