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賑やかだったハンスが帰り、ルリは家の中が何だか静かになった気がした。



「大きなハンスが帰っちゃったから家の中がガラーンって感じるね。お話してて楽しかったからまた直ぐに来てくれたら嬉しいなぁ~♪」



「そうね、何だかちょっぴり寂しく感じるわね。でも、直ぐに来るのは無理だと思うわ。彼は冒険者として働いてるらしいから、きっと忙しくて直ぐには来れないわ。」



「冒険者って忙しいの?」



「そうね、人によるけど。護衛依頼だと数日とか一週間とか拠点がある街を空けるらしいし、魔物の討伐でも1日かかったり数日かかったりするらしいわよ。」



「そっか~。ハンス達はあんまり街に居ないんだね~。でも、また来るって言ってたからいつかは此処に来るよね!」



「そうね、幼馴染さんにも是非私を紹介したいみたいだったからまた来ると思うわよ。」



「そっか!なら楽しみに待ってるよ!今度来た時には僕の宝物見せて驚かせるんだ♪」



「ふふふ、それはいい考えね。それじゃあ、私も何か美味しい料理かお菓子のレシピでも考えておこうかしら。」



「わーい!美味しいのが食べれるの~♪ヤッター!ハンス達早く来ないかなぁ~♪」



「シロったら気が早いわよ」



そんな風に二人が仲良くハンスの訪問を待ちわびてる頃、当のハンスは森を進みながら相棒兼幼馴染の機嫌をどうなだめるか頭を悩ませていた。





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