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講習を行っていた部屋を出たルリは家に帰る前に隊長のエーリッヒの所へ挨拶に向かった。



しばらく砦内を歩いたら隊長であるエーリッヒの執務室に到着した。



コンッコンッ!



「薬師の魔女のルリです。帰る前にご挨拶に伺いました。」



ノックした後にそう言ったルリに、執務室に居たエーリッヒから返事があり中に促された。



執務室の中に入ると机で書類仕事をしていたエーリッヒが顔を上げて、ルリをもてなした。



「魔女殿、わざわざ執務室まで来てくださってありがとうございます。直ぐにお茶を淹れますのでソコのソファーにお座り下さい。」



そう言ったエーリッヒは書類仕事を中断して席を立ち、部屋にある簡易キッチンでお茶を淹れ始めた。



部屋に入ったルリはエーリッヒの言葉に従い大人しくソファーに座った。



エーリッヒがお茶を淹れ終わりソファーに座った所で話始めた。



「私の淹れた紅茶が魔女殿のお口に合うかわかりませんが良ければどうぞ。」



「ありがとうございます。」



そう言ってルリはエーリッヒが淹れた紅茶に口をつけた。



「紅茶を淹れるのがお上手なんですね。正直、隊長であるエーリッヒさんが自らお茶を淹れるのは意外でした。ご自分でお茶の入れ方を学ばれたのですか?」



「はい、下積み時代の平の衛兵だった頃に上官にお茶を淹れることが多々あって、不味いお茶を飲ませる訳にはいかないと一念発起して様々なお茶の入れ方を学びました。今でもお茶を飲むのにわざわざ部下を呼ぶのも申し訳ないので、自分で淹れるようにしてます。まぁ、部下には『私達部下の仕事を勝手に取るな!』と怒られてしまうんですが・・・。」




「フフ。そうなのですか、もしかしたら怒られた部下の方も下積み時代のエーリッヒさんの様にお茶の入れ方を学んでいて美味しいご自分が淹れた美味しいお茶を飲んで欲しかったのかもしれませんね。」



「ああ、なるほど。そう言う考えもあるのですか。それなら私は部下に悪い事をしてしまった様です。今後は気を付ける様にします。」



そんな雑談をしばらくした後、本題の今日行った講習について話始めた。


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