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パンッパンッ!
「お~い。それじゃあ、講習始めるから席に着け~。」
ユリウスが講習のメンバーに向かって講習の開始を合図したので、立っていたり話をしていた者達が慌てて授業の準備を始めた。
「じゃあ、ルリさんに講習開始の挨拶をお願いしても良いですか?やっぱり教える立場のルリさんが場が引き締まるので。」
「はい、そういう事ならわかりました。最初の挨拶は私の方からします。その後の進行はお願いしても良いですか?」
「はい。挨拶だけして頂ければ今日は私が進行するのでご安心ください。講習を重ねて段々慣れてきたらルリさんお一人で進行を任せる事になると思います。私も講習を受けるので進行ばかりに気を取られると内容に付いていけなくなるかもしれないので。」
「なるほど、すいませ私も早く慣れる様にしますので宜しくお願いします。それでは、皆さんが席に着いた様なので挨拶して講習を始めても良いですか?」
「はい、お願いします。」
「それでは、講習を開始します。皆さん宜しくお願いします!」
こうしてルリの講習が始まった。




