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「ふ~。ただいま~」
「ただいま~」
街から帰って来た二人はテーブルに街で買った荷物を置き、手洗いをして荷物を片付け始めた。
「シロ~。街で買ってきた茶葉はどうしよっか?この後一息入れるときに飲んでみる?」
「う~ん。とりあえず、今日はいつものルリのお茶が良いなぁ~。疲れた時は甘い物と慣れ親しんだお茶の方が落ち着くから♪」
「了解~。じゃあ、何時ものハーブティー用意するね~。冷たいので良いんだよね?」
「う~ん。今日は温かい奴にする。街で冷たいオレンジジュース飲んできたし」
「わかった。温かいのね」
そう言ってルリは手早く荷物を片付けてお茶の用意をした。
お茶の用意が終わり、テーブルの上にはルリがブレンドしたハーブティーと手作りのクッキーがのせられていた。
「わ~い♪クッキーだ~!良いのルリ!街でもケーキ食べちゃったのに!」
「ふふふ♪良いわよ。だけど、クッキーは今テーブルに出してる分だけだからね!おかわりは無し!」
「うん!わかった!ルリありがとう♪」
こうしてルリのお手製ハーブティーでお茶を飲み街に行った疲れを癒した。




