表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/111

16

今回の話はちょっと長いので小分けにして書くことになりそうです。

「さぁ、準備は万端!直ぐ出発するよ!さぁ、そこの兄ちゃんもシロの背に乗って。あんたの道案内が無きゃ家がわからないんだから」



準備を終えたルリは素早く巨大化したシロの背に飛び乗り男に声をかけた。



「ええ‼この竜に乗るのか!?俺が乗っても怒らないか?竜はプライドが高くて自分が認めた者にしか騎乗する事を許さないって聞くけど・・・。本当に大丈夫か?」



「ぐちゃぐちゃ言ってないでさっさと乗って!毒草を食べたなら早く処置しないと手遅れになるの!妹を死なせたくないなら早く!」



その言葉を聞いて男は慌ててシロの背に飛び乗った。



「すまん!宜しく頼む‼」



「じゃあ出発するよ!シロお願い!」



「りょ~か~い!シロにおまかせあれ!」



そう言ってシロは羽ばたいて大空に飛び立った。



「貴方が住んでる街はどこ?ここから一番近い領主の館があるマルス?それとも、別の街?」



男はシロの背に必死にしがみつきなが答えた。



「マルスだ!領主の館があるマルスであってる!」



「そう、わかった。シロ!マルスにあそこに見えるマルスの街にお願い!砦の門の近くに降りてちょうだい!」


ルリは叫びながら空から見えるマルスの街を指差しながらシロに頼んだ。


「了解!!」



しばらくして、慌ただしい出発になったものの無事にマルスの街に到着した。


マルス・・・キースの侯爵家の館がある街。キースが治めてる領地で一番大きな街。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ