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24話 勘違い?

気づけば初回投稿から1カ月。これも皆さんのおかげです。

これからもよろしくお願いします。


今回はちょっと短いですが切りが良いので。それではどうぞ。

俺が襲われてから数日が立った。

これまでは目立った様子はなく襲われたのがうそのようだ。


とはいえ、村人はどこか怯えたような様子が抜けきれないが。


メリッサに聞くとどうやらあのグールの親玉は村の外の森の中に潜んでいるだろうとのことだった。


……あれ? あの女の子は? もしかして勘違い?


てっきりあの子が親玉かと思ったのに。

……ふう、みんなに言わなくて良かった。


「どうしました? リトさん。」


メリッサが不思議そうな顔をして聞いてくる。


「いやいや何もないです。」


メリッサに慌てて返す。


「そうですか。」



あの日の朝早く、日が昇る前にラキが村の馬を借りて近くの村々を確認しに行った。


……ラキ、馬乗れたんだな。 騎士だもんね、たしか。

颯爽と駆け抜けていく馬に乗ったラキは格好良かった。



それから、ラキは次の日の夜遅くには戻ってきたらしい。


ミーナから聞くところによると、どうやらいくつかの小さな集落が人一人いない状態になっていたらしい。

数体の干からびた死体が隠すように森の中に置かれていたそうで、ヴァンパイアの仕業に違いないそうだ。


ミーナのあれほど怒った顔を見たのは初めてかもしれない。


おそらく相手にもこちらが気づいていることはばれているだろう。

もしかしたら準備しているのかもしれない。


どうやらみんなもそう思っているみたいで、いろいろ準備をしているようだった。



俺も手伝おうかと聞いたのだが、断られてしまった。


がっくり。


……まあね、ジョブは戦いに向いたものじゃないしね。

邪魔になったら困るしね。


仕方ないので、アミスが素振りしているのを見ていることにしたのだった。



それから更に2日後、ついに、それらはやってきた。

次回から戦闘回です。

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