在日特権
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在日特権
・・・・うわっ・・な・なんだこ・これは・・・こ・こんな事が・・実際にあるのか・・ひ・酷いなぁーー・・うわっ怒鳴り合ってるし・・け・警察って・なにぃー・こ・公安・・警視庁・・って・・東京・か・こんなデモしてるのは・・東京か・・そ・それにしても・・こんなに警察官が・・・なにぃーや・ヤクザのような人間が・・おおおおーー・・何か叫んでるぞ・・ちょう・朝鮮人は帰ろおおおおおーーーって・・・えっええええーーー言って良いのか・・そんな事・・・・
ユーチューブの動画は、正しく「騒乱状態」だった。在特会という名前が、ツイッターに頻繁に出てきたのはここ数年前。在特会って、何かと調べて見ると、
正式名称は、
「在日特権を許さない市民の会」
という。
沿革
2006年(平成18年)12月2日の準備会合で会の設立を決定し、翌年の2007年(平成19年)1月20日の発足集会以後に正式な活動を開始した。設立者である桜井誠が会長となった。
日本国内に居住する在日韓国・朝鮮人が特別永住資格や様々な経済的便宜などの特権(在日特権)を不当に得ているなどとし、その撤廃を目標に街宣・デモ・集会等の活動を展開している。また在日韓国・朝鮮人以外の外国人に関する政策を始め、歴史認識問題、日本の核武装論の是非など多種多様なテーマについて保守的・右派的スローガンを掲げ、各地で「反日的」とみなした個人や団体への街宣・デモ・集会などを盛んに開催している。しかしながら特権問題にとどまらず、しばしば在日韓国・朝鮮人の排除・殺戮を主張することから、国内外の公的機関から排外主義団体、あるいは人種差別団体と看做されることがある。また、組織及び構成員が民事責任・刑事責任を問われたケースも複数存在する。(ウイキペディア参照
)
・・・・し・しかし・・それにしても・・この騒ぎは何だろ・・こ・こんな騒乱状態起こして逮捕されないのか・・・でも・・警察が守ってるって事は・・許可貰ってるって事かなぁーー凄い人数だ・・それにしても警察官が・・・機動隊までいるぞ・・つ・つまり・・あ・危ないって事か・・完全にガードしてるぜ・・おっ・・デモ隊に突っ込もうとしてるぞ・・おっ・・止めた・・在日外国人・・特に在日朝鮮人出て行けぇーーって叫んでる・・うわっな・何この男達って・・ヤクザか・・なんでヤクザが出てくるんだあああーーー・・・危ないなーーー・・・・
初めて動画を見た時、暗澹たる気持ちが心に沸き起こって、凄いショックだった事を覚えている。数日間、確かな胸苦しさがあった。こんな騒ぎが本当に、日本国内で起きているのかと、数日かけて、次々在特会の動画を見ていった。やはり、在特会の標的は、「在日朝鮮人」だった。
東京の某大学ゼミ教室
「安達さん、どうでしたか、在特会の動画見て・・どう感じましたか?」2学年安達 涼子女子学生に聞くと期待通りの返事が返ってきた。
「先生・・信じられませんでした、こんな事が日本で起きてるなんて・・信じられませんでした・・」ショックを受けた表情を見せながらそう答えてくれた。
「そうだろうねぇーーでもこの動画は本物なんだよねーー・・在特会の桜井会長という人間の背景には誰がいるのか、いないのか気になりますねぇー」
「先生、背後にいる人間って・・誰の事です?」政治・経済ゼミの生徒である、2学年高田 沙羅という女子学生がすかさず聞いてきた。この学生は優秀だった。
「この運動は、危険だと思うんですよ、動画に出てくる反対運動している人間達は、在日朝鮮ヤクザですよね・・」そう言うと、
「先生、しばき隊とか反天連ってツイッターに書いてましたよ」1学年近藤 秀臣という3年生の学生が小さな声で言った。
「ほう近藤君も見たんですね・・」
「はい先生、この前京都に帰省した時・・駅前でやってました・・マイクで大声で叫ぶ人間に向かってヘイトスピーチだぁーーとか差別するなぁーーとか殺すぞおおおーーとか、兎に角凄い騒擾状態でしたよ」呆れたような表情だった。
「この静かな日本国内では真に珍しい市民運動です・・但し相当に危険です、いつか殺人事件が起こるのではないでしょうか・・」
「先生・・あんなに警察官が守ってるって事は、やはり危険だからですよね」普段は口数の少ない3学年加藤 沙織という学生が言ったので、
「加藤くん、先ほど出たヘイトスピーチとは何かを説明して下さい・・お願い致します」と命じた。
今日のゼミまでに、調べてくるように宿題を出しておいた。
「はい先生、Wikipediaによればです、ヘイトスピーチ(英: hate speech)とは、人種、宗教、性的指向、性別などの要素に対する差別・偏見に基づく憎悪を表す表現行為のことで、日本語では「反韓集会」・「憎悪表現」・「憎悪宣伝」・「差別的表現」・「差別表現」などと訳され、訳語は統一されていないそうです。日本では「差別的表現」「差別表現」「差別的言論」と置き換え可能な言葉として用いられることも多いのが、ヘイトスピーチの概略です。」と、加藤女子学生は、A5の紙を見ながら言った。
「まぁ~この言葉には相当の議論が有ります、在特会の発言・主張は果たしてヘイトスピーチと言えるでしょうかが、この後問題にしますが、その前に、在日特権とは、果たして存在するのでしょうか、どう思います、皆さんは?」全員の顔を確かめるように見ながら聞くと、これまで発言していなかった鈴木 宗明という3学年が発言し始めた。
「先生、その前に、これもウイキペディアからですが、相当にこのヘイトスピーチという言葉は、問題を含んでいます、こうです、ヘイトスピーチの対象は言論(speech)以外に表現(expression)全般に及び、例えば宗教的象徴を中傷する漫画や動画の公開や、歴史的経緯を踏まえた上で、民家の庭先で十字架を焼却する行為、国旗の焼却行為や反戦の腕章を身につけること、デモ行進、ビラ配布行為といった非言語による意思表示形態なども「スピーチ」に含まれるとされ、議論の対象となっています、韓国では何かあれば日本の国旗を燃やしたり、日本の国旗を足で踏んづけたりする映像を見ますが、これなども日本国に対するヘイトスピーチではないでしょうか?」と、ヘイトスピーチについて疑問を投げかけてきた。
「そうですねぇーツイッターなんか見てると、必ず、燃やす写真とか出てますもんねぇー」近藤君だった。
「まぁ~日本国旗を燃やす行為に対して日本人は我慢しろと言っている日本人がおりますが、韓国の方たちは自分達の行為はヘイトでは無く、燃やす行為は良くて、日本人だけは駄目だという論理は、破綻していますね、在特会の方々が、在日朝鮮人達は国に帰れぇーー、在日特権を無くせえええーーと叫んでいますが、これは果たしてヘイトスピーチに当たるのでしょうか?」学生達を見渡しながら聞く。
「先生、国会議員で一人いますよ、有巣という国会議員です」鈴木君だ。
「ツイッターに近頃良く出てきますよ、刺青背負ったヤクザと御一緒している写真とかの議員さんでしょ」近藤君が、すかさず応じた。
「あの方、どうして刺青ヤクザなんかと写真撮ったりしてるんでしょ、仮にも国会議員さんでしょ、」安達さんもツイッター見ているようだ。
「まぁ~合成写真なんかでしょうか、真偽の程は分かりかねますね、ヘイトスピーチ、憎悪表現なんですが、やはり相当に問題が有りますね、在特会のデモに反対している多分在日韓国人若しくは雇われた日本人なんかでしょうが、言い分はどちらも憎悪表現をしているのが現状ですね、この問題は表現の自由に関わりますからねー」
「果たして、ヘイトなのかは議論が分かれるところです、先生、次は、在特会が騒いでいる在日特権というのは、本当にあるのでしょうか?」と聞いてきたのは、加藤 沙織学生だ。
「はい、それについては高田 沙羅さんに発表して貰いましょう・・どうぞ」優秀な高田さんに視線を向けると、彼女は、にこっと微笑みをくれた。
・・・・ふ~~む・・相変わらず綺麗な女性だよ・・・・
「先生、やはり一週間では在日特権について調べるには時間が足りませんでしたので皆さんと同じようにウイキペディア中心です・・済みません」美しい高田女学生が言うと、
「それで良いんじゃない、皆さん、時間もなかったし・・ねっ」他の学生に、同意を求めた。
「はい、異議なし・・」
「はい・・どうぞ・・」
流石に、美人は得だ。
「そうでしょうねぇーーウイキペディアで良いですよ・・どうぞ」
「はい先生、まず在日特権とは何かと言いますと、在日特権とは、不適当、不必要、不平等とされる、在日外国人だけが有する権利や資格、彼らに対する企業や行政機関からの特別な優遇措置などを総称したものです。主に自身を「在日」とも呼ぶ在日韓国・朝鮮人特別永住者やその在日民族団体が前述の「特権」を利用することについて、批判的な立場からその問題点を指摘するのに使われる用語だそうです」
「在日朝鮮人の方々は一体どれくらい日本に住んでるんですか?」2学年鈴木宗明君が、高田さんを眩しそうに見つめながら尋ねた。
「総数508,561 人 男性 233,249 女性275,312 人 独立行政法人統計センター(2014年10月末公表)です」
「50万人もですか・・う~~ん少ないように思いますね~」
「はい先生、2005年の統計によるとですね、
•特別永住者資格を持つ在日韓国・朝鮮人515,570人
•日本国籍を取得した韓国・朝鮮人284,840人
•長期滞在の韓国・朝鮮人82,666人
•留学生18,208人
全体で90万人くらいです」高田学生。
「やはりそうですね、では在日特権とは一体どういう事を指すのでしょうか?」
「はい、先生、皆様、次の資料を見てください、」
学生は、テーブルに置かれたA5の資料を手に取り、見始めた。
資料その1 所得税・法人税(ウイキペディア参照)
佐藤勝巳氏は、朝鮮総連傘下の商工人たちが1976年(昭和51年)から所得税をほとんど払っていないことを、付き合いの長い朝鮮総連関係者から聞いていた。佐藤氏によると、これは1967年(昭和42年)12月13日、関東国税局が東京の在日本朝鮮人商工連合会(朝鮮商工会)所属の貸金業・具滋龍氏の脱税容疑に関連して、取引先の同和信用組合(後の朝銀信用組合)を強制捜査したことに端を発し、後に朝鮮総連はこれを「不当弾圧」として、全国の在日朝鮮人多住地域の税務署に日常業務に支障をきたすところもあったと言われるほど激しい抗議行動を数年に渡り行った。その後、当時社会党高沢寅男副委員長の議員会館の部屋で行われた国税当局と朝鮮商工会幹部との会談で「税金問題解決に関する五項目の合意事項」(通称「五箇条の御誓文」)が交わされたとされる。
「在日朝鮮人って、税金払ってないんだ・・なんでだろ?」
「有名な五箇条の御誓文ですね・・」
「オカシイですよ、こんな事って・・」安達 涼子君が声を出した。
「下の資料を見てください・・」
資料その2
この裏づけとして、朝鮮商工会の発行する「商工新聞」の主張で朝鮮商工会と国税当局との間で税金に関する「合意」があるとしており、また、1991年2月に朝鮮総連が発行した朝鮮語冊子「朝鮮総聯」の中で「総聯は日本当局の不当な税務攻勢を是正させ、税金問題を公正に解決するためにねばり強く闘争した。この努力の結果として、1976年に在日朝鮮人商工連合会と日本国税庁の間で税金問題解決に関する5項目の<合意>が成立した。その基本内容は、在日朝鮮商工人の税金問題はすべて朝鮮商工会と日本税務当局との合意によって公正に処理するというものである」と記されていることが見出されている。
1999年(平成11年)2月22日、鴻池祥肇参議院議員は参議院予算委員会の総括質問で、この「五項目の合意事項」の存在について質問し、これに対して大竹賢一郎国税庁次長は、「いわゆる合意事項というものはありません。……今般合意事項なるものは存在しないということについて、改めて国税職員に周知徹底をはかる旨の指示をしたところです」と否定した。この質問を行った鴻池議員には質問を行わないよう様々な圧力が加えられた。
なお、2007年ごろから朝鮮商工会関係者がたびたび税理士法違反で逮捕されている。在日朝鮮兵庫県商工会職員の税理士法違反事件では、弁護人側証人は「今までに、商工会の活動が違法と言われたことはありませんでした」と述べている。2014年には、商工会幹部から京都・祇園での飲食や韓国旅行などの接待を受けていた国税調査官が税務調査の日程を事前に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された。
「先生、これって在日特権ですよね・・」憤慨したように、鈴木君が声を出した。
「正しく特別扱いでしょうね・・」
「でも何故なんです?」
「次の資料を・・どうぞ・・色々出てきます・・ので・・」美人には、男は弱い。
住民税ウ(イキペディア参照)
三重県旧上野市(現伊賀市)、桑名市、四日市市に合併前の旧楠町では条例などを制定しないまま一部の在日韓国・朝鮮人の住民税を半額程度に減額する特例措置を長年続けていた。伊賀市は市民税と合わせて徴収する県民税も半額にしていた。遅くとも1960年代後半には始まっていたとみられ、伊賀市は税の公平性に反するとして2006年度でこの措置をやめた。桑名市も2008年度から是正する方針が示された。民団と朝鮮総連に所属する在日韓国・朝鮮人のうち、税を窓口などで納付する普通徴収の人たちが対象になっていた。市が該当者分の納付書を民団と総連にまとめて送付し、それぞれの団体が取りまとめて納税していた。2006年度の対象者は伊賀市で約400人の在住者のうち個人事業主を中心に在日韓国人35人と在日朝鮮人18人、桑名市では減額率は民団が6割、朝鮮総連が5割で、約990人の在住者のうち約250人を対象とし年間数千万円であったとされる。
「住民税も払ってないのか・・これって特権そのものでしょ・・」加藤君だった。
「半額や減額って、これって犯罪行為じゃないんですか、先生」
「在日朝鮮人って、自分達は強制的に日本に連行されてきたとか言ってますけど、在日朝鮮人は、不法入国、密航してきた人間達がほとんどでしょう。現在は、2世・3世・4世・世代ですねー」
「えっ先生、在日1世は、不法入国してきたんですか?」
「今度のゼミまで、調べておいて下さい、殆どが、不法入国でしょうね、え~次は?」
「はい先生、在日特権の一つ、刑法犯罪についてです・・次の資料見てください」
資料その3
刑法関連(ウイキペディア参照)
違法行為を行っても、罰金刑や軽い刑罰という措置が取られていた。しかし、現在は、廃止され、2カ月以上拘置所に収監される等、厳格な処分が下される様になっている。
犯罪事件の「通名報道」犯罪報道においても通名が用いられる場合が数多くあるが、その場合は本名が報道されないままとなる。通名のみの報道を行うか否かは報道機関の判断に任されているが、報道機関では編集や校閲についての社内規程で通名を優先して掲載する場合が多いために、主に通名を名乗っている在日韓国・朝鮮人などが容疑者として挙げられた事件では、本名を出さず通名のみを用いる報道機関も存在する。例えば、朝日新聞は容疑者名の報道で通名と本名のどちらを使用するかは事件ごとに選択している。
「つ・通名ってなんですか?」
「通名とは、在日朝鮮人の方々が、国内で使用している日本名の事です」
「に・日本名って・・朝鮮名・・例えば・・え~~と・・李・朴・金・盧泰愚とかって使ってないって事ですか、先生?」
「そうです、朴なんとか金何とかって使っていないんです彼らは、」
「な・何故です、どうして本名名乗らせないんですか?」
「通名の資料見てください」
資料その4通名(ウイキペディア参照)
概要
本名ではなく、一つ、もしくは複数の通称名(法律用語では通称名)を名乗って生活することには、法律的な規制がない。通称名で有効な法律行為を行うことは原則としてできないが、在日外国人の通名は、居住する区や市町村に登録することで、住民票に記載され、法的効力を持つ。登記などの公的手続に使用することが認められ、契約書など民間の法的文書にも使用できる(単なる自称では、詐欺罪や文書偽造罪などに問われる場合がある)。印鑑登録証明書や運転免許証には、本人の申請により本名に加え、通名の併記が可能である(例:氏名 金 美淑(木村 淑子))。
日本国籍の者は通名を登録できない。
しかし日本国籍を取得したが改名していない場合など、日本国籍者でも通称名を使用することがある。その場合、その名称を法律的に有効なものとするためには、家庭裁判所で改名する必要がある。判例によれば「その通称名で生活している実態があること」は、改名の理由となる。
犯罪の被疑者が通名を使用している外国籍の者であった場合、一部報道機関(NHK・朝日新聞・毎日新聞など)は、民族名ではなく通名(日本名)のみで報道することもあり。その報道姿勢に対しては産経新聞やネット右翼など一部から批判もある。
通名批判
通名の制度は、いわゆる在日特権である、もしくは見直すべき制度であるとして、その問題点が批判されている。
在日特権を許さない市民の会は、同一人物が金融機関の口座を名寄せされることなく複数の通名を用いて複数の口座を開設できることが架空口座の存在を助長して脱税やマネー・ロンダリングを容易にするとしている。また、犯罪容疑者が本名で報道されないことで、在日韓国・朝鮮人が社会的制裁を免れると指摘して、通名の存在を在日特権であるとして批判している。
荒川区議・小坂英二は、「東京23区内で、1人が最高で32回の通名変更を行った」事があるとして、頻繁な通名変更は別人に成り済ますことが可能として、通名制度を犯罪と不信の温床であると主張している。
2013年11月には、韓国籍の男が6つの通名を使用して、携帯電話など約160台を契約し、契約後に転売。料金などの月々の支払いを免れていた事件が起きている。通称を悪用した犯行を組織犯罪処罰法での立件は全国初の事例となる。
「先生、犯罪を犯した在日朝鮮人金 光輝という人間が、木村 太郎という通名を使っていた場合、日本のマスコミテレビや新聞では、犯人木村 太郎で・・報道されるということですか?」近藤君は1学年生だから、こんな通名などという言葉さえ知らなかったようだ。
「その通りです・・日本のテレビなどは、木村 太郎で報じます」
「ということは、全国の日本人は、犯罪を犯して捕まった人間は、日本人だと思ってしまいますね・・」不満そうに、声を」出したのは、加藤 沙織女子学生だった。
「何故、日本のマスコミが、在日朝鮮人の犯罪者を本名で報じないのか、皆さん、次のゼミまでに調べて下さい」
「はい・」
「はい、」
「次をどうぞ・・」
「はい先生、次の資料見てください・・在日特権の一つです」
資料その5
生活保護受給
2009年(平成21年)7月1日時点における日本の被保護外国人世帯数35,035のうち、韓国・朝鮮人は約70%の24,827世帯。その内、13,073世帯が高齢者であり、無年金者の多さとも関係している。これは日本在留外国人としては最多勢力であり受給者数では2位となっている在日中国人の3,354人の7倍以上であり、他の外国人に比べて特別に高い割合を占めている。厚生労働省の統計によると、生活保護受給率(世帯数ベース)も、国内全体で3.1パーセントであるのに対し、在日韓国朝鮮人は世帯では14.2パーセント(2010年)という突出した数値となっていることが報道されている。これについて八木秀次氏は「韓国や北朝鮮はこれまで自国民(在日韓国・朝鮮人)の保護を怠ってきた。一方で、生活保護を担当する地方行政に対し、こうした権利を求める圧力団体の影響が大きかった。事実として外国人が優遇され、それが高い生活保護率の数字に表れている」とコメントしている。しかし、在日韓国人は、生活保護受給者の97%は日本人であるため在日特権ではないと主張している。また、2008年に埼玉県深谷市で在日韓国人が深谷市役所を恫喝して約2000万円の生活保護を受けていた事件や、兵庫県でポルシェを所有し、万引きを繰り返していた在日韓国人が生活保護も不正受給していた事件など高額な不正受給がたびたび発生していることから、在日韓国人による生活保護の不正受給も批判の対象となっている。(生活保護の不正受給も参照。)
「どうして、在日朝鮮人を日本国で面倒見なければならないのか、韓国政府が面倒見るべきではないでしょうか、先生」高田 沙羅学生が、不満そうに聞いてきた。
「そうです、現在、数々の訴生活保護訟が起こされておりますので、最高裁判決がどのような判断を下すか、来年若しくは再来年辺りに出るでしょう・・」
「我が国の税金ですよね・・年間でどれくらい生活保護費に使われてるんですか?」近藤君。
「そうですね、全体で3兆5000億円以上でしょう・・」
「さ・3兆5000億円・・もですか・・スゲーな・・」鈴木君が、呻いた。
「日本人なら分かりますが、何故外国人に支払うんですか、理解出来ないです」
「現在は、菅直木政権ですから、在日朝鮮人の生活保護支給者が増えているはずです・・」
「うん?・・意味がよく分かりませんが先生・・」安達女子学生が、怪訝な表情をしている。
「同族相憐れみ合うです・・」にこりと微笑んだ。
「えっ・・じゃ・じゃ菅直木首相は・・在日朝鮮人なのですか、し・信じられないなぁ~」
「済州島出身のようですよ・・」
「嘘っでしょ・・に・日本の首相が・・帰化人・・ですか・・あいやーー」鈴木君が、苦しそうに呻いた。
「はい、・・」
「もっと調べなくちゃ・・ツイッターとか・・」
「ネット検索しなくちゃ・・世の中なんだかオカシイです・・先生」
「そうです、現在はマスコミよりもネットです、では、今日は時間です・・」
「はい・・」
「はい・・」
菅直木第1次内閣 官邸秘密会議室
2010年9月某日
「菅総理、韓国の李大統領から、極秘指示が届きました。」朝鮮人特有の顔をした傲慢そうな初老の男が、日本国総理大臣を見下すように言った。
「今度はなんだ、李明永大統領からの指示は・・それでなくても、尖閣問題で大騒ぎしているんだぞ・・金か・・日本の機密情報は全て渡した筈だがな・・?」菅直木首相は、不機嫌を隠そうともしないで声を出した。
「我が国の対馬侵攻作戦が、予定通りに10月に開始されるとの事です。」菅総理の事など完全に無視して無機質な声を出す。
「な・なにぃー・・つ・対馬侵攻作戦開始だと、何を言ってるんだ、尖閣問題で日本の国民の感情が我が党に厳しいこの時期に侵攻作戦等論外だっ・・」怒りに震えている。菅直木総理の視線が宙を素早く走っている時は、身の保全、自分の事しか考えていない時の証だった。
「李大統領の御命令です・」命令口調だった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「むっむううーーよ・予定より速いではないか、対馬侵攻作戦は来年ではなかったのか?」秘密会議に参加していた大臣達の顔を見ながら、口にした。
「総理、予定では、来年です・・」社会民団連合の藤本 喜代美法務大臣が声を出した。
「少し速いのではありませんか、朴室長」高崎 フミ子公安委員長が、恐る恐る言った。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
少しの時間、沈黙が場を支配した。
「良いですかな、この日本の政治・経済・官僚、公務員、法曹界、教育会、テレビマスコミ界、新聞、県単位、市町村単位、警察、消防、自治組織等、有りとあらゆる組織に、我が同胞が入り込んで会社や組織を裏から支配している現状等、愚かな日本国民は何も知らないのです。最早、李大統領の御言葉ですが、日本人は、我が韓国の支配下に入ったのです。最早、ただの奴隷なのです。日本人の稼いだ金は、韓国が使うのです。」朴室長は、勝ち誇ったように奴隷宣言をした。
「・・・・・」
「・・・・・」
「仰せの通りですが・・現状は我が党に向ける国民の視線は、非常に厳しくなっております・・」南沢防衛大臣が、そう言うと、
「だから何だ、国民を抑えこめないとでも言うのか?」朴室長と言われた韓国人の声が、凄んだ。
「はっ・・申し訳御座いません・・」南沢防衛大臣は、テーブルに視線を落とした。
「・・・・・・・・」
菅直木総理は相変わらず視線が宙を泳いでいた。
「全く愚かな国民だよ日本人は、気がついた時は後の祭りということだ」朴室長は、顔に軽蔑色を浮かべている。
「我が党が政権を担っている限り、韓国には資金は流すが、対馬侵攻作戦は、この時期不味いではないのか?」
「・・・・・・」
「南沢防衛大臣どう思うかな?」菅直木総理が、南沢大臣に聞く。
「はい、我が党が権力を握っている限り、勝手に動けば法令違反となりますので自衛隊を動けません、」掠れた声で言った南沢防衛大臣だった。
「そうだろう、自衛隊が動けなれば、対馬など簡単に征服出来る、一気に上陸して日本人を人質にとり、菅政権と人質開放交渉を行い、人質を開放する代わりに、対馬永久租借条約を結べば、侵攻作戦は成功となる・そいう計画だ・・民主政権が、存続している時期こその計画だ」
「朴室長、我々に、万が一ある時は、韓国への亡命は認めてくれる約束の筈だが?」菅直木総理が、亡命の約束について、敢えて口にしたのは、自己保身のためだった。
「ははははは~~そんな心配は無用です、李大統領が確約したのです」
「安心しました・・」
こうして、対馬侵攻作戦は了承され、売国会議は終わった。
事態は、切迫していた。
韓国青瓦台大統領会議室
「李大統領閣下、日本国の菅直木総理から10月の対馬侵攻作戦計画通りに遂行の了承を得ました」報告したのは、秘書官だ。
「当然だ、帰化人菅直木か、国を売るような奴など徹底的に利用するだけ利用して、抹殺するのだ、証拠を残すな・・」
「仰せの通りに致します・・李大統領閣下」
「我が国から日本に逃げた帰化人等信用出来るわけがない、国を売るような奴は、我が国も売る・・」侮蔑の笑みを口元に浮かべて李大統領は命じた。
「全くその通りです・・」
「売国奴です・・」
満足そうに踏ん反り返っている李韓国大統領は、王気取りだった。因みに日本国の天皇の呼び名は英語名ではEmperor、英国は王、韓国も王。天皇の地位は、格別。
「日本の自衛隊は出て来ないんだな、間違いなく」漫画の鬼太郎に出てくる鼠男のような顔をしている李大統領は、威厳たっぷりに吐いた。
「はい、日本の南沢防衛大臣の出動命令は、直ぐには出ません、自衛隊の出動命令が出るまでの間に、我軍の上陸部隊数千名が対馬を占領、陣地を構築、対馬の日本人を拘禁・隔離して人質とし、対馬侵攻作戦は完了致します・・」静かな声で言ったのは、国防部長官チョ・ヨンガラだった。
「ふははは~~日本の民主平和党は、我が韓国の傀儡政権だからな、彼奴等は全員我が国の工作員だ」李大統領の表情には、はっきりと侮蔑が浮かんでいた。
「はい、訓練された特殊な工作員です・・」
「はははは~~何も知らんお人好しの日本人は、我が国の支配下になったということに未だ気付いていない、今こそ毟り取るのだ・・全てをな」
現在が、鼠男の絶頂期だった。
李大統領は、韓国の新聞やテレビ等で、威張る事威張ること、正しく韓国王気取りで日本は韓国が支配しているといかなる場所の会合でも公演・テレビ・新聞など、この会議においても、日本を支配したと宣言していた。
「奢る平家、久しからずや」。1000年もの間、支那の隷属下に置かれた朝鮮人には、このような戒めの言葉は韓国には無いのだろう。
「モンチョイ作戦開始日は、10月10日、アメリカ軍に気付かれないように通常配備の各軍より兵員を引き抜き、釜山広域市周辺に集中配備致します」軍事補佐官金本永軍事補佐官が小さな声で李大統領に言った。
「海軍の準備はどうかな・・万が一日本の自衛隊が出動したら、後方支援は?」李大統領は、海軍軍事参謀長を睨みつけるように言うと、
「はっ大統領閣下、対馬侵攻作戦の準備は既に整っております。作戦名「モンチョンイ」は計画通りに第3艦隊後方支援、兵員輸送は第5戦団(戦団は小艦隊相当の単位)です。侵攻部隊員の釜山港集中に合わせて、暫時、昌原市 鎮海区より釜山港に入港、乗船終了次第対馬に侵攻致します。」海軍参謀長は、即座に答えた。
昌原市 鎮海区は、大韓民国慶尚南道昌原市の区。韓国最大の軍港の町として知られる。
「対馬の日本人を人質に捕れば、日本人は何も出来ない、人質と対馬を交換させるんだ・・莫大な身代金もつけてな・・はははは~~馬鹿な日本人を懲らしめてやるんだ・うわっははははは~~~・」李大統領は、天井に顔を向けるように大声で笑った。
「アメリカ軍への対処は、如何致します?」沈黙を通していた一人の秘書官が恐る恐る口を開いた。
「参謀長、計画通りだな?」じろりと陸軍参謀長を見た李大統領に、
「はっ、アメリカ軍には、この作戦については報告致しません、平時統制権は韓国軍にあります」と、無表情で応えた。
「はははは~~そうか・・はははは~~現在は平時・・戦時ではない・・か・・よし決定だ・・対馬侵攻作戦許可する・・」鼠男・李大統領が、作戦を認可したことによって、事態は急速に動き出して行く。
対馬(ウイキペディア参照)
日本海の西の入り口に位置する対馬島は、九州本土より玄界灘と対馬海峡東水道(狭義の対馬海峡)をはさんで約132キロメートル、朝鮮半島へは対馬海峡西水道(朝鮮海峡)をはさんで約49.5キロメートルの距離にある。形状は、南北に82キロメートル、東西に18キロメートルと細長く、面積は約700km2で、日本の島では第10位の広さである。
対馬全島の人口は、1960年の6万9556人をピークとして減少し、1980年には5万0810人、2010年には3万4116人まで減少した。世帯数は1万4710世帯で、1980年からあまり減少していない。その中で人口が減少していることを考えると、島に若者が働ける仕事先が少なく核家族化と高齢化が進んでいることがわかる。
統合任務部隊(ウイキペディア参照)
自衛隊における統合任務部隊( Joint Task Force,JTF)とは、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊のうち、2つ以上の軍種を単一の司令部の指揮下に置き、統合軍化して統合運用を行う部隊。任務部隊として、有事や大規模災害時などの必要に応じて編成されるものであり、軍種を越えて緊密に連携した行動がとることができ、複雑な事態に際してもより適切かつ迅速に対応することが期待されている。
東京某大学教授室
コンコンとノックの音がした。
「どうぞ・・・」教授室のドアーを開けて入ってきたのは、若い男性と初老の男性だった。
「初めまして、あのう~突然お邪魔しまして・・・多淵教授おられますか?」と若い男性が遠慮がちに声を出した。
「あっはい、只今、教授は授業に出ておられます・・が・・」事務員か院生かは分からなかったが、若い女性が立ち上がって言う。
「はい、分かっております・・」
「どうぞお座りになってお待ち下さい、そろそろ終わる時間ですので」女性が促した。
「そうですか、では遠慮無く座らせて頂きます・・」
「失礼致します・・」
見知らぬ若い男と、初老の男性は、促されるがままにドアーの横壁に置かれているソファーに座った。初老の男性は、部屋をじっくりと見渡している。
<う~~ん・・・先生のお知り合いかしら・・でも・・大学の先生らしくない二人ね・・・>
女性はお茶を淹れながら、二人の男性について、そんな考えが頭に過った。
「どうぞ、粗茶ですが・・」
「ありがとう御座います・・」
「どうも、頂きます・・」
教授室は、静寂に支配されていた。初秋とはいえ、部屋にはなんとも言えない冷気があった。沈黙には、慣れているとはいえ、一言も話さない二人の男性の組み合わせも不思議だった。
ドアーを開けて勢いこんで入って来たのは、多淵教授だった。
「教授、お客様です・・」
「おっ・・あ~~どうも・・お約束してましたか?」怪訝な顔をした教授が、二人を見ながら問うと、その場に、二人の男性が、立ち上がった。
「いえいえ、アポはとっていませんでした・・」初老の男性がお辞儀をしながら言う。
「そうですか・・」益々、怪訝な表情を見せている。
「突然押しかけて来ましたんです・・お忙しいところ申し訳御座いませんが、先生、相談があるのですよ・・」
「はぁ~御相談・・・ですか・・どんなことでしょう」
「ここではそのう・・」
「分かりました・・奥の僕の部屋でどうですか?」教授は、少し興味が湧いてきた。
「ありがとう御座います・・」
教授室のソファーに座った、初老の男性が、
「無理を言って申し訳御座いません・・」そう言うと、隣の若い男性も頭を下げた。
「早速ですが、御来訪のわけをお話下さい・・」
「私、鴻池と申します、こちらは、木元と申します・・これは偽名です」
「ぎ・偽名・・ですか・・」偽名と言われて、二人の男性を交互に見るしかなかった。
「国の仕事をしておりますとだけ申し上げておきます」若い男性が言った。
「く・国・・の・・仕事・・ですか・・」
「そうです、先生、ここでの会話は秘密にして頂きたいのですが・・」偽名鴻池という初老の男性が、低い声で言ってきた。
「ひ・秘密・・ですね・・分かりました・・口外致しません・・」そう言うしかなかった。
「ありがとう御座います・・そう言って頂けるものと確信しておりました・」
「一体・・な・何が起こったのです・・」声が掠れている。
「言います・・・」
<警察・・官僚・・国家公務員・・それとも・・公安・・何が起きてるんだ・・日本国に・>
少しの間があった。そして、徐ろに若い男性が話し始めた。
「現在の日本国は危機が進行中です・・国家存亡の危機です・・」木元と偽名を名乗った若い男性が、突然、意味の理解できない事を言った。
「き・危機・・国家存亡ですか・・」教授は、あまりに突拍子のない内容に、ついていけなかった。情報が何も無い中での会話だった。
「現在の日本国の政権政党は、民主平和党ということは御存知と思いますが、菅直木総理が、日本国領対馬を韓国に売り渡しました」偽名木元という男性が答えた。
「な・なんですって、どういう意味です?」目の前の若い男の顔をまじまじと見つめてしまった。
<な・何を言い出すんだ・・この木元って男・・・>
「現在、韓国軍が兵力を釜山に集中させております、北朝鮮軍が、大軍を38度線沿いに展開集中しております」
「朝鮮戦争が始まるのですか・・」一瞬身体が強張った。
「今回の韓国の目的は朝鮮戦争ではありません、対馬永久占領です・・」と初老の男性と目が合った。
「馬鹿な、日本には自衛隊がいるでしょう・・」
「そこが韓国の狙いです、民主平和党の菅直木総理が、アメリカの軍事情報・韓国軍集中情報を完全に無視しております」初老の男性が言った。
「アメリカの情報と言いますと・・」馬鹿な質問してしまったと瞬間思ってしまった。
「作戦名チョンモイ(愚か者作戦)、韓国軍対馬侵攻作戦を菅直木総理に通報しましたが、今日現在、南沢防衛大臣の防衛出動命令が出ておりません」若い男性の顔には、怒りが、溢れだしていた。
「ば・馬鹿な・・そんな馬鹿な・・何故です・・いくら反日サヨク政権とは言え、日本国をを売り渡すなんて・・あ・ありえないでしょ・・」心底そう思って言うと、
「誰もがそう考えますが、韓国の対馬侵攻作戦は現実なのです」と言われてしまった。
<あ・有り得ない・・国を売るなんて・・馬鹿な・>
「ば・馬鹿な・・それでは戦争になるでしょう・・」口調が荒かった。
「韓国政府の真の狙いは。対馬在住の約3万3千人の日本人の命です」
「対馬在住の日本人って・・・」言っている意味がピンと来なかった。
「竹島方式人質作戦です・・」
「た・竹島・・さ・作戦・・って・・あの竹島ですか・・?」少し見えてきた。
「そうです、つまり人質作戦です・・」
「人質作戦・・竹島のようにか・・」
「そうです・・韓国が竹島を強奪占領した時、44名の日本人が殺され、3500人もの日本人が、拘束監禁されました。」
「歴史的事実です・・」
<そうか・・分かったぞ・・再びそれをやろうというのか・・くそぉーー・・>
「そうです、これを再びやろうとしているのが韓国という国です」
「つまり対馬の日本人を人質に捕り、対馬永久租借条約を、民主平和党菅直木政権と締結、日本国政府が堂々と韓国に対馬を租借させる条約を結べば、世界は認めざるを得ない、そして人質開放には、莫大な身代金を支払う、100人人質を捕れば、日本政府は何も出来ないと公言しております、韓国大統領は」
「本当の事ですか、これは・・腹がたってきました」
「現在進行中です・・刻一刻危機が近づいています・・」
「自衛隊は、動けないのですか・・韓国軍が対馬守備隊滅ぼし、陣地構築、兵員増強、人質確保した後になるでしょう・・」
「それが分かっていながら、動かないのですか、動けないのですか自衛隊は??」
「既に、JFT体制に入り、対馬防衛体制に入っております・・」
「しかし、防衛出動命令が出ていないんですよね、??」
「関係有りません、防衛省の総意は、国体護持です」
「こ・国体護持・・ですか・・」
「そうです、天皇陛下を中心にした古来から続く日本国を守るのが、我々の本務です」そう言った初老の男性は、きりりと姿勢を正した。
「国体護持の為に、部隊が福岡目指して移動しております・・防衛大臣の下命等必要有りません」
「そ・それでは・・クーデターでは無いですか・・」呆然としてしまった。
「そう捉えても構いません・・緊急事態なのです」
<クーデター・・・そうか・・この二人は・・防衛省の人間なんだ・・なんで僕になんかに用があるんだろう>
呆然と見ていた。
「これが、日本の置かれた状況です・・」
「で、僕にどうしろと?」
「先生、現在の日本のテレビ、ラジオ、新聞・ネット等、全ての媒体が、在日朝鮮系に裏から支配されております」初老の男性が確かにそう言った。
「マスコミがですか・・在日朝鮮人にですか・・」
「フジヤテレビがその証拠です・・朝鮮ドラマの垂れ流しです・・」若い男性も確かにそう言った。
<確か・・名前は・・キム・ヨンドンとかって、日本のオバサマ達が大騒ぎしていたなぁー・・夏のソナタだったか・・・>
「マスコミも政治も全てキムチ漬けが、日本の現状です、残念ながら・・」
「それで、一介の学者にどうしろと?」理由が分からなかった。
すると、若い男性が、鞄の中から、分厚いA5の紙の束を取り出し、テーブルの上に置いて、
「先生の著作や本、全部読みました。先生しかおりません」と、言って、書類の束を差し出した。
「これは・・裏資料です・・これから先の日本の動きが分かります・・」
「読めと言うのですか・・これ全部・・」途方にくれていた。
「先生、ネットに保守言論ブログを立ち上げて頂きたいのです」
「ほ・保守言論ブログ・・って・・」
<なんだそれ・・>
「現在の状況は、サヨク・反日勢力が電子空間全てを支配しております・・保守的言論や在日朝鮮人批判をするようなブログは、妨害、非難、炎上させられて主張まで封じられております・・」忌々しげに、初老の男性が吐き捨てた。
「なら、僕のブログもそうなるのでは無いでしょうか?」
「なります・・嘘を書けばそうなりますが、真実を書き続ければ、日本の政治経済が動いていきます、その動きを予測するように書いていくのです、そうすれば、その内時間経過に伴って、ブログの真実が明るみに出ます、時系列と共に、真実が明らかになっていきます」
「僕に・・それをしろと・・」
「はい、日本人覚醒ブログです」
「日本人覚醒ブログ・・ですか・・」
「そうです、日本人は、在日朝鮮人のこれまでの歴史や真実を知りません先生のお命は我々が守ります・・そして、先生の援助者をつけます、経済学者、現在の軍事専門家、政治学者、自衛隊OB、公安関係者、そのOB、防衛省退職者、いずれもその道の専門家達です・・」
「・・・・・・・」
「先生しかおられません、協力して頂けませんか・・」
「僕に出来ますかなー・・」
「出来ると信じております、我が国の為に是非協力をお願いします」
「・・・・・・・・・」
「先生・・」
「分かりました・・やってみましょう日本の為に・・」
終戦後の在日朝鮮人について(ウイキペディア参照)
第三国人は、本来は「当事国以外の第三国の国民」一般を指すが、連合国軍占領下の日本においては、官公庁や国会を含む日本人およびGHQが、特に、日本に居留する旧外地(朝鮮など)に帰属する人々を指して用いた呼称(もとは行政上の用語、後述)。単に三国人ともいう。
「在日朝鮮人に対する措置」文書(1949年)にて、当時の総理大臣である吉田茂は戦後の在日朝鮮人に対して以下の見解を出している。彼らは 総数100万にちかく、その半数は不法入国。
すべての朝鮮人がその母国たる半島に帰還するよう期待する。
その理由は次の通り。
現在および将来の食糧事情からみて、余分な人口の維持は不可能。
大多数の朝鮮人は、日本経済の復興に全く貢献していない。
さらに悪いことには、朝鮮人の中で 犯罪分子が大きな割合を占めている。
彼らは日本の経済法令の常習的違反者 であります。多くは共産主義者ならびにそのシンパで最も悪辣な政治犯罪を犯す傾向が強く、常時7000名以上が獄中にいるという状態である。
「在日一世」による犯罪 (保守速報様のブログより抜粋)
自称 朝鮮進駐軍による犯罪は全国に及んだ。 特に川崎・大阪・神戸・都心等当時朝鮮人が比較的多かった地域で多発した。 特に東京では、原宿等を中心に三八式歩兵銃や拳銃・日本刀等で武装した朝鮮人によって占拠されており、のちに警察やGHQにより鎮圧された。
市民を狙ったものとして白昼に堂々と集団で婦女子に暴行を加えるなど、多数の犯罪行為を行った。拳銃や刃物で武装しており一般市民は無力であり繰り返し行われることも多かったため被害が拡大した。
またGHQの調べでは少なくとも4000人の日本人市民が殺害されており、多い説では1万人以上であったとも言われている。
1945年12月翌1月におきた生田警察署襲撃事件では武装した朝鮮人50人が襲撃し警察署を占拠。翌46年には長崎県警察本部で、在日朝鮮人連盟と名乗る総勢約200名が同署を襲撃して破壊活動を行い、10名に重軽傷を負わせうち1名は死亡にいたらしめた。
46年には国会議事堂前でも集まった2000人の朝鮮人と応援出動した武装警官358名・進駐軍憲兵20名とが銃撃戦に発展。 首謀者は軍事裁判に付され、翌年3月8日に国外追放処分になった。
1948年4月には阪神教育事件では数千人の朝鮮人によって庁舎が占拠された。
これに対して3000名の警官隊を動員して、朝鮮人を庁舎から強制排除し1800名の朝鮮人が検挙された。戦後はこのような事件が「日本各地」で続発した。
余命ブログ抜粋
此時、聯合國軍總司令官ダグラス・マックアーサー元帥の發した布告が、「朝鮮人等は戦勝國民に非ず、第三國人なり」と言ふ声名で、此ぞ「第三國人」なる語のおこりである。だから、外國人差別用語な筈は無い 彼等自身、マックアーサー元帥以下、一人残らず皆、外國人ではないか。聯合國軍總司令官は日本人に對してこそ絶大な権勢を振ったが、本國や同盟國、對日理事會や極東委員會に氣を遣はねばならぬ外交センスの要る役職であった何人にもせよ、敗戦國民以外を、声名發して迄差別なんぞする筈が無い。「第三國人」の語は、國際法に則って説いた技術的専門用語に過ぎない。
(当時を生きた北斗星さんの談話。一部略 原文のまま)
闇の組織(葉月会)
東京丸の内某ビル8F
「今月の役員会を開催します・・皆様着席下さい」
ガタガタと椅子に座る音が部屋に響いていた。
「細木理事長・・御挨拶を・・」
「皆様苦節70年、耐えに耐え、待ちに待った復讐の時節が、近づいて参りました」80歳近い老人だった。白い髭が、あった。
「近いとは・・今年ですか・・」一人の老人が言った。
「それとも・・」別の老人だった。
「ゴホン・グフッ・・現在の政権与党である民主平和党が、あろうことか対馬を韓国に売り渡したという情報が入ってきました」細木理事長は老人とは思えない程、若い声だった。
「はははは~~分かり易い男だ・・市民運動家は目先しか見えず、全体が見れないか・・」
「ふふふふ~~予定通りだ・・我々の考えていた展開ですな・・馬鹿な男だ・・」一人の老人が言った。
「やはりやったか、菅直木はいつかは国を売ると思っていたが、対馬を売ったか・・」一人の老婆が掠れた声で、囁くように言った。
「そうです、現在韓国の釜山に韓国対馬侵攻軍団が集結しているという情報です」理事長の隣に座っていた、この座の中で一番若い60歳前後の男が、説明するように全員を見渡しながら、報告した。
「・・・・・・」
「・・・・・・・」
少しの間が開いた。誰もが、口を閉ざしていた。
「自衛隊は・・?」理事長が重い口を開いた。
「はい、防衛省は、現在JTF体制をとり、上陸阻止に向けて福岡に部隊を集中させているとの情報です」若い男が答えた。
「そうか、ふふふふふ~~~動いたか」一人の老人が言った。
「穏健派の空自幹部も海自幹部も、菅直木の売国行為に怒り心頭で強硬派に転じました、この危機に陸海空3軍一致団結となり、現在三軍は臨戦態勢を敷いております、」と、報告した。
「そうか、穏健派が一番の癌だったんだが、強硬派に転じてくれたのであれば、韓国如きに負けはしない・・甘くみおって愚か者共が・・・終戦当時の日本には、鉄砲も弾も警察さえなかったんだ・・それを良いことにして・・散々好き勝手をした朝鮮人共は許せん・・」細木理事長の声が、響いた。
唱和するように、全員が声を出した。
「我々が殺しつくします・・」
「そうだ・・奴等を絶対に・・許しはしない・・」
「殺します・・」
「既に軍が動いたのであれば、殲滅戦となりますな・・これは楽しみです・・はははは~~~」
「防衛省は、南沢防衛大臣を無視して動き出したという事ですか?」
「そうです、これは、菅直木政権打倒殲滅、つまり、クーデターとなります」
「クーデター・・ですか・・となれば・・」
「我々の悲願がやっと出来ます・・朝鮮人を皆殺しにしてやらねばならない・・」
「そうじゃ、娘が、何人もの朝鮮の男に強姦され、最後は腹を割かれて虐殺されたのだ・・」哀しげな嗄れた声だった。
「お婆殿、此処にいる者全部じゃ、息子は殺され、娘は集団強姦、財産は強奪された者ばかりじゃ、儂らはもう直死ぬが、幸い、儂らの意思を継いでくれる若い者達がおるでな」労るような声だった。
「雌伏70年、片時も忘れた事がないわ・・第三国人の不定朝鮮人に殺された・・我が娘達・・」お婆殿は、そう言って口を噤んだ。
沈黙が降りてきた。
「では、いよいよ我が葉月会の部隊を動かしますか・・準備行動に移りますか・・」一番若い男が、理事長に問うた。
「待て、待つのじゃ・・韓国軍が対馬に上陸するかどうかを見極めてからだ、裏でアメリカが動いておるでな」
「アメリカがですか・・」
「そうじゃ、韓国軍が対馬に軍を動かした結果、戦線の軍事バランスが崩れ、チャンスとばかりに、北が軍団を38度線に集中しておる・・抜け目がないというか・・」理事長は抑えた。
「北が攻め入れば、アメリカ軍は中立宣言となる・・義理で、航空機爆撃くらいするかもしれないが、アメリカ軍は、同族同士の内戦には、手を出さず、好きにやれという事らしい・・」
「ははははあ~~韓国も終わりましたな、アメリカにすっかり見放されてしまったということですか・・」枯れた一人の老人が、高々と笑い声を上げると、
「ははは~~馬鹿者達よ・・」
「ははははは~~~」
「くっくくくううーー」
部屋に笑いがおこった。
「我が葉月会は秘匿の組織、誰も知らない、存在自体も知りはしない」理事長は、疲れを知らない声で、力強く言った。
「そうです・・葉月会の事は、公安関係者でも特定の人間しか知ることの無い幽霊組織ですから・・」
「いよいよ、我らの願いが叶うのおおーー」
「準備は怠ってはいけない・・」
「はい・・・」
中国(ウイキペディア参照)
中南海は、北京市の中心部西城区、紫禁城の西側に隣接する地区。中華人民共和国政府や中国共産党の本部や要人の官邸などがある。
中国の権力構造
中国の権力機構は、中国共産党、国家機関、行政機関、中国人民解放軍の4つに分かれている。これら権力の関係は、規則と現実が必ずしも一致していないため、理解には注意が必要である。
中国共産党が国家を優越するという政治構造から、中国共産党の最高指導者が中国の最高権力者となる。ただし、中国共産党の最高職である中央委員会総書記(1982年以前は中央委員会主席)が必ずしも党の最高指導者となるとは限らない。中国共産党の党軍であり、事実上の国軍でもある中国人民解放軍の統帥機関である中国共産党中央軍事委員会主席を務める者が中国共産党の最高指導者となる。現在の最高指導者は、習近平(2012年11月15日 - 現職)である。
中国外交部の一室
アメリカの特使、国務省副長官ケリーは、中国の外交部長王珍とテーブルを挟んで通訳や部下とともに対面していた。
「王外交部長、緊急事態です・・」
「ほう~緊急事態とは、どのようなものですかな?」薄ら笑いが、口元にあった。
「御存知だと思うのですが、韓半島で第2次朝鮮戦争が勃発する危険が有ります」ケリー長官は忍耐強く、言葉を出した。
「それは、それは・・・真ですかな?」口元に笑みを浮かべていたが、王部長の二重の奥の目が笑っていなかった。
「北朝鮮軍部隊が、通常では無い程38度線沿いに、大軍を集中させております」
「いつもの訓練ではないのですかな?」
「御存知ありませんでしたか、貴国では?」ケリー副長官は、王外交部長を睨みつけるように見つめている。
「初めて知りましたよ、情報部から何か報告があるか?」
「情報部からは、そのような情報は現在ありません」部下が、早口で答えた。
・・・・知らないわけがないだろうに・・・・
「王部長、アメリカは第2次朝鮮戦争は許しません、是非、貴国の力で北朝鮮に軽挙妄動は慎むようにと警告して頂きたいのですが・・」ケリー副長官は、忍耐強く言葉を述べた。
「それは無理でしょうねぇーケリー副長官、我が国が止めろと言ったところで、北の将軍様は、はいそうですかと言うことを聞かないでしょう」王部長は、口元を歪めて、それでも無表情で言った。
・・・・確かにそうだが・・・・
「宜しいですか、万が一朝鮮半島で戦争が起これば、世界経済が破綻しかねませんぞ、そうなれば、貴国にも多大な影響が及ぶ事になるのですぞ・・」これは、あまり説得力が無いことは分かっていた。順序があるのだ。
「経済規模が小さな韓人どもの戦争等、影響など限定的でしょう・・」朝鮮人に対する侮蔑感がはっきりと顔に現れている。
・・・・1000年属国だった朝鮮人等どうでも良いらしい・・我が国もそうなのだが・・・・
「そうですか、貴国は・・宜しいのですかな?」ケリー副長官は、喩え話を言うことにした。
「何がです?」
「これは喩え話とお聞き下さい・・」忍耐の言い回しだった。
「喩え話・・ですか?」相手を小馬鹿に観る癖があるらしい。
・・・・流石は中華思想の国だ・・プライドだけは天より高い・・・・
と思いながら話しだした。
「第2次朝鮮戦争が勃発しても貴国は、経済規模が大きいのでなんら、お困りにならないでしょうが、貴国の瀋陽軍区で中央政府に内密で、兵員の大動員が始まりましたのを御存知ですかな?」ケリー副長官の言葉に、無表情でありながら、口元に小馬鹿にしていた歪みがあったが、消えていた。
少しの間が、あった。
「それは、いつもの訓練です・そうだろ・」隣の部下に問う王部長は、ケリー副長官の言っている喩え話の意味が理解できていなかった。
「はい、部長・・通常の訓練だと思われます・・」そう答えたが、物凄く不安そうだった。
「瀋陽軍区の兵員数約25万人、瀋陽軍区は北朝鮮と国境を接しておりますが、国境沿いの貴国側には、朝鮮族が多数暮らしております・殆どが朝鮮人とも言われておりますし・・国連の経済制裁中でありながら、北朝鮮を支えているのが・・貴国の瀋陽軍区です・・食料もガソリンもです・」頭の良い王部長に、言葉を選んで悟らせるように言った。
ガタッと席を立つ官僚が一人出た。
「それで・・」
「宜しいですかな王部長、貴国では、瀋陽軍区だけには核を配備しておられない政策をとっておられるが、北朝鮮が瀋陽軍区に核ミサイルを提供するとなれば、如何です・・我が国はそこを危惧しているのです・・」核心をついていた。
「瀋陽軍区が核を持つ・・」顔にはっきりと驚きと歪みが現れだしている。
ガタッと席を立つ官僚が、再び一人出た。
「そして、北朝鮮軍の10万人の兵力の大動員です、現在は38度線に集中しています」喩え話は、続く。
「まさか・・有り得ない・・」やっと意味がのみこめてきたらしい。
「北朝鮮軍が反転、貴国の国境線を越えて、瀋陽軍区の軍団と合流して、その矛先が、万が一北京に向かえば如何致しますかな?」
「有り得ない・・そんな荒唐無稽な・・」その危険性は、いつでもあった。
「では、何故瀋陽軍区に核を持たせていないのですかな、反乱する危険性が高いと判断しているからではないですかな、アメリカの分析ではそうなっておりますが・・」ケリー副長官は、じっと王部長の目を見詰めていた。
テーブル席から、三度、外交部の官僚達が、数人席を離れて行った。
この会議の後、北京軍区と済南軍区と南京軍区から、10数万の部隊が、瀋陽軍区に向かった。瀋陽軍区の万が一の反乱を抑える軍団の急派だった。結果として、30万人の中国軍団が、北朝鮮国境線沿いに展開したのである。
青瓦台大統領執務室会議室
「李大統領閣下、この10日間で、数十万単位の北の軍団が38度線に続々集結中です・・」国防部長官が報告したが、緊張感溢れているわけでもない表情をしている。
「何故だ、部隊移動は、極秘ではなかったのか国防部長官・・」
李大統領がじろりと禿鼠顔で言った。
「南方方面移動は極秘でしたが、なにせ万人です・・移動兵員数の多さに隠し切れなかったようです」若い国防部の官僚が、恐る恐る口を開いた。
「多数の北のスパイが、国内に散らばっております・・・」
「対馬侵攻計画に支障が出たのか?」
「いえ、李大統領閣下、出ておりません、計画は進行中であります」国防部長官が、答えた。
「日本の菅直木政権、民主平和党の政権の現在こそ、侵攻作戦はできるのだぞ・・」
日 本占領完了宣言をした李大統領には、計画の失敗はあり得なかった。李大統領は、日本国自衛隊が民主平和党政権側を無視して日本防衛行動に入っていることなど、未だ知りもしなかった。
「アメリカ国防省より、先週末、我が国防部との緊急面会の要請がきておりました」国防部長官が、アメリカを持ちだした。
「面談内容は・・?」李大統領が、アメリカという国を嫌っているのは、全員が知っている。
「アメリカ国防省では、この度の大規模な我が国部隊の南方方面への集中は何の為か、説明願いたいとの申し入れでしたので、平時統制権は韓国に有ります、部隊移動については韓国政府の事情ですとだけ説明致しておきました」
「アメリカに報告する必要はないわ、現在は平時だ、それで良い・・」
満足そうに言った禿鼠男は、常に、所構わず威張っている朝鮮人そのものだった。
アメリカに何も言わずに戦争に突入しようとした韓国へのアメリカの怒りは、既に頂点に達していたが、何故かしら韓国政府は、気がつかないのか、気がついていて無視しているのか、それともアメリカの不信を買っても、アメリカは裏切らない最後には韓国を助けるという安易な発想、アメリカはどうにでもなると思っているとしか思えない対応をしていた。
「中国のスパイからの情報では、中国瀋陽軍区の部隊が北朝鮮国境付近に集中を始めました・・」国防部長官が言った。
「何故国境沿いに瀋陽軍団が兵力を集中するのだ?」禿鼠が、聞き返した。
「それは、瀋陽軍区と北朝鮮軍が38度線を越えて攻めてくるということでしょうか・・」大統領補佐官が、恐る恐る口にした。
「その可能性は有りますが、アメリカ軍がいる限り北朝鮮軍の侵攻は無謀となります」大統領補佐官だった。
「攻めてくればな・・」李大統領。
「もう一つの見方があるのです・・・李大統領閣下」李大統領の顔色を伺いながら、躊躇うように言った国防部長官だった。
「それは何かな、国防部長官」
「はい、瀋陽軍区の北京政府への反乱です・・北の軍団10万人と瀋陽軍区の軍団25万人が、北京を襲う・・という作戦・・・」
「まさか、北京だと・言うのか?」鼠男の顔に、驚きの表情が現れた。
「はい、北が中国国境を超えれば、北京までわずかに200キロ、1日・2日で済みます・・」国防部参謀の一人が説明した。
「ま・まさか・・反乱となれば・・」李大統領の顔が歪んでいた。
「大混乱となります」
「わずか200キロの距離しか有りません、大軍が雪崩込めば北京は陥落します」国防部参謀の一人が発言した。
「北京政府は、核を撃ちこむ可能性があります・・」
「何ぃーー」
「ば・馬鹿な??」
国防部長官が、核攻撃の可能性を言うと、会議場に驚きの声が上がった。
「どこに撃つのだ?」李大統領の表情も更に固くなっている。
「現在の瀋陽軍区には、核が配備しておりません、他の軍区には核は配備しておりますが、瀋陽軍区だけには核は配備されておりません、そして瀋陽軍区のかわりに北朝鮮軍が核を持っています・・」緊張した表情で参謀の一人が説明した。
「北の核が・・・瀋陽軍区には、朝鮮族が住んでいるからだな・・」
「北京政府は、瀋陽軍区の反乱を恐れているのです・・」国防部長官が答えた。
「長官、中国国境沿いへの中国軍の集中というのは、少し違うのでは有りませんか、やはり北の侵攻だと思いますが」秘書官が声をあげた。
静かな沈黙が会議室を支配していた。
「我が国の現状、北と南の2方面作戦は、無理です」最初に声を出したのは、先ほどの参謀だった。
「対馬侵攻作戦を中止しろというのか?」李大統領の鼠目に、怒りが浮かんでいた。
「北の真意が分かりません、我が軍の南方方面への兵力の集中に対して、北が38度線沿いに兵力を集中している現状から見ますと、やはり我が国への侵攻かと思われます・・大統領閣下・・」
「なんとしても対馬侵攻作戦を成功させるのだ、北が侵攻するかどうか、対処しろ・・予備役兵を招集するのだ。
「はっ・・・」
アメリカの軍事スパイ衛星は、中国での瀋陽軍区方面への大軍団の移動は、逐一映像に撮られて、アメリカ政府関係機関、国防相等に、瞬時に送られていた。解像度20㎝以下の写真である。
この中国他軍区の大部隊の瀋陽軍区への兵力集中は、瀋陽軍区の反乱の予防であり、中国の北朝鮮への圧力でもあった。当然、中国政府から北朝鮮政府金将軍の戦争意図の確認の為に、極秘で、中国の特使が、平壌へ送られていた。中国政府の怒りも頂点に達していたのである。
38度線に兵力を集中している北朝鮮軍部隊に、戦争に必要な火器・弾薬等の物資が次々と各部隊に急速に集積していた。戦争は、国力の戦いである。
韓国政府も、北朝鮮軍侵攻に備え、予備役の招集を開始。韓国は徴兵制度がある。韓国の男性は、満18歳で徴兵検査対象者となり、満19歳までに検査で兵役の判定を受けます。検査日や検査場所は、本人が選択可能です。検査は、心理検査→身体検査→適性分類→兵役処分判定の4段階に渡って精密に行なわれ、医師の診断、経歴や資格などを生かせる適性検査(筆記)をもとに判定結果が出る。
実際の軍隊服務期間を「現役」または「補充役」、除隊後の8年間を「予備役(予備軍)」、それから40歳までを「民防衛」と言い、20歳で入隊した場合約20年間の服務義務を全うするのが、韓国の徴兵制度でである。
(ネット参照)
千原樹 宇宙のホームページアドレス
chiharagi.com
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