表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トリスタンの皇帝  作者: Jota(イオタ)
293/364

ダヌアの空に130 / 装甲歩兵43小隊編3

ブブが結晶山を叩いて試している。


棒に刺したフルーツ飴を舐めながら。


奴は、グリーントレーラーの配給係に気に入られている。


[グリーントレーラー : 配給•アルマダイ食物合成プラント車輌]


「貴様、子供か!」


「これ何だ?。」


グリンが来た。


エネルギー測定装置を持って。


「どうし..?」


ビールスに近寄って行く。


俺を素通りして...。


「強いエネリウム波だ。見たことがない...」


「おい。ベーター。その位にしとけ。サタデイ。これ分かるか?」


『...た....助かった....ふえぇ......えー....こ...これは.......これは....エネリウム波だ....。ス...。ス...スキャンだ...。何かを...何かを探して...ん!...と...トル..カカ...かも...しれん...』


「トルカカを探してる?だと?。」


〈...しばらくの間、奴にはトルカカは見えぬ...〉


「エメド様やー。ういっすー。」


「ウェイブをやめんかい!」


〈...しかし、いつまで誤魔化せるか...〉


大神官達は同時に複数と対話が出来る。


あの歴史上の偉人のように。


「ちょ...ちょっと...隊長!見てくださいこれ!」


ん。


ミライだ。


「何を慌てている?」


「ジーンさんにエネルギー反応が」


「ジーン...エネルギー量。さっきこんなにあったか?」


「いえ。さっきは1000ちょっとでした」


『....う....動...き.....出し....た....わ....魔獣ボルボーレ......が!....』


「13(サーティーン)だ!」


『.....方角......f128..か...ら156°...トル..カカ....の...方向...!....』


...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


「凄い地鳴り...」


何だ?。


〈...あぁ...!破られた!呪術が!...〉


〈...うひひ...神帝カーの仕業じゃ...うひ...〉


〈...戻って来おった... 性懲りも無く...汗...〉


...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


『...魔獣ボルボーレ..が方...向..を..変え...たぞ!...』


『...か...加...速......145...267....401...570....ト...ルカ..カに向...かっ..てる...』


『...見...つ..か.っ...ちま...っ....た...』


「あ...。あれ見て?」


「え?」


「やばい...」


ジーンの兵曹眼が光ってる。汗


『...ジー..ン...から...高エ...ネ..ルギ....ー...反応!....』


「え?9884万カルーデラ?こんなあったっけ?汗」


「いや、増えてる。汗」


『...ん!...しょ..小隊!...離脱..しろ!...ジーンが!...』


「バスメーター振り切ったぞ?汗」


「いかん!離脱するぞ!」


「今、炉を起動されたら困るな」


「ワタクシたちがいるというのに...」


「ジーンは我々に気付いてはいない。感覚器をやられているのだ」


「何の為にここに来たんだ?」


「吹き飛ばされるぅぅ!」


...キュワァァァァーーーーーーーーーーーーーー...


装甲機のスラスターが光を増す。


「あーあ。退屈だねぇ。また、高見の見物とか」


「眩しいよぉ」


...ズドーーーーーーーン...


...キィィーーーーーーーーーーーーーーー...


「あ、ずるい。ピケさん!」


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーン...


「おいらも。」


次々と飛び上がる。


もう、全員夜空にいる。


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


ウッ...


...クッ...


このG。


ジェットコースター好きには堪らんだろうが。


全く慣れない。


仕事でなければ車にも乗らない主義だ。


こんなに飛ぶ隊はここだけ。


よりによって...。


..ッッ..


...


..


....


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...ジー..ン..が.炉を...起動...』


うぉお...。


早過ぎる...ジーン。汗


「ひょぇぇえ!」


おぉ...


「こ、鼓膜が!」


「風、気をつけろ!」


ば、バランスが...。


地平が傾く。


「隊長!ドリスさんがまだ!」


「何!?」


しまった...汗。


流石のドリスもジーンの...


「いるじゃねぇか。笑」


ん?。


後ろからグリンの声が。


「キャァァァァァァァーーーーーーーーーー!」


ドリスデンが追い抜いて行く。


悲鳴を上げながら。


「おぉぉ」


ドリスが暴走している。


「お尻が!お尻が!」


「これ噴火?」


「何言ってんだよ!ジーンだよ!」


...キィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


「すげぇ音だ...」


....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


...ドドドドドドドドドドドドドドドド...


後方が明るい。


ジーンが発光してる。


『...ジーン...が...高圧炉シーアナンジンを...展開...ジー...ンが...高圧炉シーアナンジンを展...開!...』


『.....復帰...す...る!.....ジー.....ン...が...兵...曹...群のエ..ネ...ル.....ギー....ネット.....ワ..ーク....に...再接...続.....あ...ぁ...バ....バ...バス...メー....ター....が..と...飛ん...だ.....』


「13のバスメーター飛んだってよ」


「おい!あそこに着地する!着いて来い!」


台地だ。


結晶山の土台だけ残っている。


「ベーターさん。もっと近くー。」


「バカ野郎!噴き飛ばされたいのか!」


「ジーンちゃんギリだよね?」


「補給は出来ないはず」


「ジーンは賭けに出たのだ。」


『...え..え...エネ...ルギー..量...4800億..カルー..デラ....桁..違い...だ...』


「すげ」


『...ぉぉ...ぉ...た...立ち上がる!...』


「ホンマや」


『...ジーン...バ..イタ...ル5...!...』


5でどうやって...汗。


ジーン..。


...ゴゴゴゴ..ドドドド..


....ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


地面が振動している。


...ドドーーーーーーーーーーーーーン...


結晶山から88mの巨体が姿を現す。


ゆっくりと歩を進めながら。


朽ちた大木は爆炎を纏っている。


ボロボロの身体。


雪崩落ちる体液。


ジーンは満身創痍だ。


この身体で一体何が出来ると言うのか...。


...ギュワアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーー...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


「ひぃぃ。」


大気が震えてる。


「何これ。汗」


『....ジー...ンが...吠..え.た!...』


「目一杯はったりかましてやがる」


「悲鳴に聞こえるな」


「みんな。墜落しちゃダメよ?」


おまえが言うか。


...ドドーーーーーン...


ジーンは進む。


...ズダーーーーーーーン...


魔獣ボルボーレを止める気だ....」


『...ジー..ン...トル..カカ...の..防衛...に..向かい...ます...』


...


...グウオォォォゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーー...


..


「今度のは?」


『...魔獣ボルボーレ..だ!....吠...えた!....』


魔獣ボルボーレって吠えんの?」


〈...うひひひ...ジーンを威嚇しておる...うひ...〉


『...ジー..ン...高圧炉シーアナンジンを...直流..解...放...』


「げっ。またジーンが爆発する」


「爆発て...」


「だからウェイブを止めやがれ!」


ジーンが歩みを早める。


「走るみたい!」


『...ジー..ン...加速し..ます...魔獣ボルボーレの..方..向...』


〈...おさが戻って来た..群れのおさが...〉


〈...うひひ。ジーンは仲間を救うために帰って来たのじゃ。うひ...〉


〈...トルカカと自分の命を引き換える気じゃ...〉


「群れ?何の?」


「兵曹団のことだよ?」


「着地するぞ!」


『...魔獣ボルボーレ...トル..カカに...接近...f146から168°....』


「ジーンさんバイタル ヤバいんでねぇの?」


「だよ。俺のバスメーターだと0になっとる」


『...ジーン...バ..イタ...ル4!...石化...始ま..った...』


「おいピック。補給はどっちからだ?」


『...急げ!...第3...第4..オル..タネー..ター展開...』


「今のメインターフは24だが、何か問題を抱えてる」


『...了解...第3...第..4オ...ルタ...ネーター展開...』


「逆噴射用意!」


『....ジーン..が...加速中...魔獣ボルボーレ..の方..角...』


「ヤバいじゃん。ジーンちゃん死んじゃうじゃん。」


「見て!石化、始まってる。」


「ホントだ。何か崩れてねぇか?汗」


『...ジー..ン...放電..翼を..展開...』


辛うじて残った放電翼...


....キーーーーーーー....ーーーーーーーーーーーーーーーーー..ーーーーーーーー....ーーーーーーーーーーーー...ーーーー...


「ほら。24が見えるよ」


ラムダ24がジーンの近くに張り付いている。


意地でも補給する気だ。


「ホントだ。魔獣ボルボーレの上」


『...見....ろ!..光..が..!...シ...カ....ムの....光!...』


「良く見えるね。ここだと。魔獣ボルボーレとジーン」


『...ジ...ーン....だ!....ジ...ー..ンが...来...た!...』


「あんな遠くまで...。小人みたい。」


「距離どん位?」


「41.69」


「近っ。ヤバいじゃん。」


「この山の裏に隠れる?」


「大丈夫?これ」


「今、強度をスキャンしてる。待ってろ」


『...ジ..ー...ン....激...突!...』


『...ジーン..激突!....』


...ドーーーーー...ーーーーーーーーー..ーーー...ーーン...


...ガガガガガガガガガガガガ...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


魔獣ボルボーレの速度が!」


「土砂が噴き上がってる」


...ゴゴゴゴ...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


「ジーンがボルボーレの右脚に取り付いたぞ!」


ゾーグの大地が、凄い勢いで削れて行く...


空まで土砂が噴き上がる。


『...中心点127,56,803...魔獣ボルボーレ障害物...に..激突!...速度低下...666...530...407...299...』


「これ。また衝撃波が来るわね。ファザスか、分散するか、した方が良いわ。」


『...中心点...マルマダイ波長θ11876...粒子振動数 低下中....880...450...300...198...』


「確かに。だがどこへ。」


「今探してる。ちょっと待って。」


「あ、俺も探してる」


『...グラ...ビ..メー...ター....回転!....凄...いス...ピー...ド..だわ!....間も....無..く限...界..値!....指...定区....域..の...質量.....上がり...ます!...ボ...ルボ...ーレ...の...半..分.....質...量に...』


「どっちの音声か分かんなくない?」


「13だ。ログを見ろ」


「毎回見るの?」


「毎回見ろ」


「えー?」


...


...ババババッ...


...


「ぁああ!」


...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


「いかん!」


...目が...


「これ厳しいな」


「プリズムシールドだ」


7色の激しい光。


目が焼けるほどだ。


...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


連続で...。


...おぉぉ...


...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


...ゥッ...


魔獣ボルボーレが」


「何回も発光してる。連続して」


...


『...来る..ぞ!..界面...爆...発!...』


.....


「ねぇ!耐衝!耐閃光!」

...


「ここでファザス!展開するぞ!」


...ゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


「間に合うかな?汗」


【....攻撃翼全機、全艦、耐衝撃、耐閃光、防御体勢!魔獣ボルボーレがプリズムシールドを放射!攻撃翼全機、全艦、耐衝撃、耐閃光、防御体勢!...】


「でたよ!。攻撃翼オール!」


...ッッ...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


荒波....


..ウッ..


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


た、竜巻...


...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ひっ...汗


『...サタ..デイ!原.因分..かった.ぞ!こ..れが切...れて.る..何...こん..な古い..ヒュ..ーズを...』


『...それ..見たこ..とがある..下の何か...そうだわ...下の艦内...制御パネ..ル..同じの..を使..ってい...るわ...手が..空い..たら...』


『...俺..が行..く!...待って..ろ!.こっ...ちを..頼む...』


「あれ?サタデイさん真面目に仕事してる」


『...分かっ..たわ...』


「失礼よ。ルイヤ。」


『...何か..言ったか?...』


『...いえ...何も...』


『...揺れる..から気.をつ...けて!...』


『...大丈.夫...だ!...』


...


..


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...おぉ?..


『...ジー..ン再び...激突....』


『...サタ..デイが!..血.だ!頭..打った!...』


『....ごめ..ん...離せ..ない!手..が!...』


..ウッ...


...ゴゴゴゴゴゴゴゴ...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


魔獣ボルボーレの力は圧倒的。


ジーンが大地にこすり付けられている。


石化した脚で。


土砂が、空まで噴き上がってる。


ジェットスキーの水柱みたいに。


〈...ジ...ジェイ!...〉


〈...うひ..ドラド殿!...〉


〈...む、無理じゃ...オパの力を借りるしか...〉


ジーンはしがみついてる。


ただただ、やられてる。


『....ヒュ..ーズ..だけ...ま..間に..合って..早く!...』


...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


「ぁぁ...」


『...また来る!汗...』


次くらったら...。


次くらったらジーンは...。


24も。


『....速度..94...63...22...魔獣ボルボーレ..停止!...魔獣ボルボーレ..停..止し...ます!....』


『...ジーンが魔獣ボルボーレを止めるぞ!...』


あんな巨大な化け物を止める?...汗


...ゴゴーゴゴ...ゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


....ゥゥゥウウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


「タービンの音?」


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


「ひぃぃっ!」


...おぉぉ...


衝撃波が..。


『...ジーンが高圧炉シーアナンジン再点火!...』


「もうエネルギー0じゃん。汗」


『...後方...第15..装甲...離脱!...』


「何か落ちた」


レイヤが24の方角を指さす。


光学望遠モードだ。


「げっ。24火噴いてる!」


...ゥゥゥウ...キィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『....サ....サー...ン...のバ......イ.タル....上..がり....ま..す...』


「え?9補給できてんの?」


「いや。ジーンだ。ジーンが補填してる。」


「ジーンちゃん。自分がヤバいじゃん?汗」


『...見..て!サ...ビア..ノー....アも!...』


....ガガガガガガ...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーー...


炉の爆音がここまで轟く。


ジェットタービンのような音。


『...ジ...ーン...が自...分の..バイ...タル..を..分け...てる...』


...バッス..ゥゥーー...ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...ーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...サ..サ....ーン....シーアナンジン...を...点..火...』


...スドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...サ..ビ....アノ...ーア!....第6..火車チャクラ....点..火!...』


『...サビオ..ササーン...バイ.タルが...上がります...』


『...全兵曹の...バイタル.が上..がって..る!...』


「ササーンも干渉を始めた!」


『...魔獣ボルボーレ..後退!..魔獣ボルボーレが.後退!..下がり..始め.たぞ!....』


『...ジーン..が押してる...』


『...見ろ!魔獣ボルボーレの....間穴..から...煙が...』


「間穴線撃たれたら」


『...全兵曹..に警.告!...』


『...やっ..てる.よ!...』


『...ジーンが...押し..返して...いる...』


『....その上....その上!..空見て!...』


〈...こ、この隙にトルカカを...〉


〈...ダメじゃ、手が空いておらん...〉


『...雲が..回って...るぜ?...雷雲が...』


『...梵..字?...』


『...い、い.... 波紋イプシロン..だ!...』


『...波紋イプシロン!?...』


『...ア....イ..リ....ー...ン...照射可能レベル...アイリーン...のバイタルが照射可能レベルへ...』


『...だ、ダメ..だ!...ジーンの..バイタル!..ジーンの..バイタル.3!これ..以上下が...ったら...』


『...早く!...』


「始まった!始まった!ジーンの石化が...」


「一気に石になって行く。汗」


「ジーンが押されてる」


『...魔獣ボルボーレ..加..速...』


「ジーンが!」


「押し潰される!」


「ダメか...ジーン!』


「ジーンの脚にヒビが!」


ジーン!


「ジーーーーン!」


....チカ..チカ....チカ...


....チカーーーー..チカ....チカーーーー...


...ヒッ....


...うぅ...


...眩しい!..


閃光が魔獣ボルボーレに落ちる。


.....


...


...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


「雷爆だ!」


「雷爆!?」


「ジーンの?」


波紋イプシロンが回転してる。


『...魔獣ボルボーレに..直撃!...雷爆!魔獣ボルボーレに..直撃!...』


......ゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴゴゴゴ...


『...回避!...』


『...来る..ぞ!..衝撃..波!...』


....チカーー..チカ....チカ...


.....


...


...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


......ゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴゴゴゴ...


『...命中!...魔獣ボルボーレに..命.中!...』


...グウオォォォ..ゴゴゴゴゴ...ゴゴゴゴゴ..ゴゴゴゴゴゴ...


...グウオォ...ォォォォォ..ゴゴゴゴゴゴ....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...ゴゴゴゴォォ..ォ...


『...魔獣ボルボーレの..悲..鳴だ...』


『...ジーンの...攻撃..が効い..てる!...』


『...ジーンの..バイタル!...ジーンの..バイ..タル2!...』


じ、ジーン脚が...


『...高圧炉シーアナンジン停止..まで..46秒...』


ジーンは一歩も引かない。


『...ジーン..バイタ..ル1!..汗...』



...trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrrtrrrrrrrrrtrrrrrrrrrrrrrrrrr...


『...ひいぃ...汗』


『...魔獣ボルボーレ...発..光!...』


『...来る..ぞ!...』


『...プリ..ズム...シー....ルド!...』


「やばい!」


「ジーン!」


『...眩..しい!..』


「ジーン!」


『...今ま.での..と違う!...』


『...ジーン!...』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ