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トリスタンの皇帝  作者: Jota(イオタ)
248/364

ダヌアの空に85


...ピシィッ...パキッ...バキ...キュゥーー...


何も見えない。


キリークの爪だけ。


真っ白なフェリーみたいな爪。


終わった...。汗


ジャミーのエンジンの振動が伝わって来る。


止まりかけてる。


コンパネも死んでる。


...ギイイイイイヤアァァゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


キリークが吼える。


鼓膜が破れそう。


頭の中が真っ白になるほど爆音。


...ゴゴゴ.......バキ...メリッ...バキバキゴゴ...


コックピットシールドに亀裂が入って行く。


キリークが爪を立ててる。


デカい爪。


ダンバーがビクともしない。


まるで鉄に埋め込まれたみたい。


キリークがジャミーを押さえつけてる。


絶望的なパワーの差。


重さの差。


キリークがトラックならジャミーは蟻。


太刀打ちできない。


...ゴゴゴゴーーーーーーーーーーゴゴゴゴ...ブロロォォォォォーーーーーーーーーー...


でも。


でも諦めたくない...。


みんなのこと...。


パパのこと...。


そして、カヌルのこと...。


神さま...ウチに力を...。


...ゴォォォォ...ゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーー...


振動...。



何か来る...。


え!?。


まさか...。汗


『...さぁーーーー...ーーーせーーーーーーーーーーーるーーーー..ーかあああぁ..ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。こーーのーークー..ーーーーーーーーーーソーーーーーーーーーーーーーーーー野ーーーーーー.....ーー郎ーーーーーーーーーー!。...』


か、カ....。


...バスゥッ...


モニターが映し出す。


ファラールのサイドランチャー。


...シュウウッッ...


急角度で一気に登って行く。


光のように一直線に。


白い煙を引きずりながら。


巨大な城のてっぺん目がけて。


ファラールの撃ち出したミサイル。


...ガツッーーーーーーーーーン...


命中した。



爆発しない?。


何?...これ...?。


....グゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンン...


お...お...お、音叉ミサイル!。汗


....ゴゴガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーグゴゴワワワワワワワワワワワワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


頭が割れそうな音。


いや音じゃない。


振動?。


ジャミーも激しく振動してる。


...ギユユュュワワワワワワワワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーードウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


装甲が、シールドが、ダンバーが。


分解しそう。


キリーク止まった?。


『...ユイっ!。逃げろおぉ..ッ!。...』


カヌル!。汗


『...音叉...雷だ!。...』


どうして....。


『...ユーーイー...ーーーー!。逃げ...ぇーーーーー...ーーーー!。...』


ミイサ!。汗


『...ファラ...ルが!。...』


何しちゃってんのよ!?。バカ!。汗。


『...キリーク...硬直し..ぞ!...』


『...見ろ!。一斉に来る!。全...だ!。一気にだ!。全部!。数3000!。汗...』


『...な、な...何てこ..を!。汗...』


『...おい!。何で戻..て来た!。汗...』


ミイサ!。カヌル!。汗。


どうして...何を....どうしたら......汗。


!?


サイドモニターが復活していく。


視界が広がる。


ここから見上げるキリーク。


まるで巨人の城みたい。


聳え立ってる。


顔面の崩れてる方。


その顔無くなってる。


4つの顔の1つだけ。


くり抜かれたように。


音叉爆雷はそんなに強力?。


二体とも全部の顔が少し開いてる。


如来を真似た顔。


8つに割れてる。


...ピーーーーーーーーーーーーーーーン...


...カチカチカ....カカカ....


...ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...カカ...カチカチカ....カカカ....


アフロダイレーダー。


復活した。


キリークの圧力が弱まってる。


レーダーは真っ赤。


赤い点滅がこっちに向かって来てる。


雪崩のように。


一気に。


キリークの群れ。


もの凄い数。


最高時速....。


...。


え...?。


869km...汗。


10分もしないうちにここに集まってしまう。


で、でも、これでも遅い。


キリークにしては。


ゾルクヌートの中だから?。


キリークは宙に浮いて移動する。


ガナーシュのビショップみたいに。


リニアモーターカーみたいに。


ちょーデンドウ?みたいに。


秒で地の果てまで...。


『...あ....あ、後5分...ぞ!。バ、バカ野郎!。どうい...つもりだ。汗...』


『...あぁ!?。そっちこそ!どういうつも...だよ!。...』


『...そうよ!。もしクロッ...アウト..効かなかったら?。絶対は無いじゃない!。メガ出力装置があるのはジャミーだけ。機動性..スピード...!。確実なの...ジャミーよ!。...』


確かに...。


でも、このメモリ10分持たない。


すぐ消えてしまう。


きはつ性?。


ジャミーのメインフレームのやつ。


『...ワンチャン3分で行ける!。まだ間...合う!。だから...。』


『...だ、だが、キリ...クが!。キリークの群れ...ペネループに近づいてしまっ.....』


『...どの道もう来てるって。...』


『...一体ど...すれば...。...』


....ギィィィィャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


!!


キリークが動き始めた。


...ゴ...ゴ...ボボ...ボボボボ...


あ、脚が!。汗


脚が落ちてくる。


塔みたいに巨大な脚。


アクセル!。


!!


ハッ!。


パワー落ちてる!。


間に合わない...。


起動が...。


爪。


ジャミーに...。


今度こそダメだ...。汗。


あぁ...。


『...だぁー...ーーかぁーーーー...ーーーーーーーーらぁーーーっ!。...』


!?


カヌル?。


...ギイイイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


バカみたいにデカい咆哮。


『...こうすんだよーーーーーーーーーーっ!。...』


...バスゥッ...


ファラールのサイドランチャーが火を噴く。


...シュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー


煙の矢が一直線に。


マッハで飛ぶ。


キリーク目がけて。


...ガツッーーーーーーーーーーン...


上空でキリークの何かが砕ける。


....グゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンン...


大気が歪む。


まただ...。


『...ばっ、バ、バカ..郎!。汗...』


音叉ミサイル。


もう一体の顔面に当たった。


2発目。


7つ頭が結合してる方に。


外向きに結合した頭。


頭の数と強さは関係ないって。


命令は4つ顔がしてる。


...ゴゴゴゴゴゴゴゴ...ドドドド...ゴゴゴゴゴゴ...


7つ頭が傾むいてく。


顔が...。


顔の亀裂が全開。


サイドモニターが映し出す。


ぱっくりと。


鬼灯ほおずきみたい...。


き、キモ....。


吐きそう。


真っ赤な口。


飛行機でもひと飲みにしそう。


縁には細かい牙。


口の中にはびっしりと針のように長い牙。


裏から見える。


やっぱり黄色く光る目が...。


シャンデリアみたいな複眼。


昆虫の眼...。


カエルの卵みたい。


まるで白い大蛇みたいな口の中の触手。


何百本あるのかしら...。


赤く咲き誇ってる。


まるで悪魔の百合ゆり


ビルを人飲みにしそうな鋼鉄の花。


....ゴゴガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンーーグゴゴワワワワワワワワワワワワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


音叉爆雷がまだ炸裂してる。


ギユユュュワワワワワワワワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーンンーーーーーーーーーードウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


反響し続ける。


『...見て!。キリーク...シールドが消えて...!。....』


『...今だ!。撃っちゃ...て!。...』


...コ..コ...コーーーーー...コーーーー


上空で青白い光が急旋回してる。


『...わ、ワルタリ...!。...』


ティゲルだ。


小さな白い星。


地上ではトレーラーの何倍もある鋼鉄の塊。


...キュワアァァァァァァァァァァァァ....


ティゲルが光を増す。


『...任せ...け!。右からだ!。頼...!。...』


電気流れ過ぎのダイオードみたい。


『...ユイーー..ーー!。ジャミーーーー!。立...るーー!?。ユーー...ーイーーー!?。...』


「立てる!。ウチ!。行けるよ!。」


まだ。


ウチもジャミーも...。


ただ目が。


『...右旋回!。...』


モニターに映るティゲル。


主砲はまるでカブトムシのつの


『...了解!。...』


...パッ...


スパークが空を切り裂いて炸裂する。


キリークの頂上で。


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


音が遅れて来る。


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンン...


眩しくない。


見えにくくなったお陰で。


目が。


ジャミー。


ウチの目の代わりになってね。


...


...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


大きな音がジャミーを揺さぶる。


振動が胃を直撃する。


痛っ...。


きっとあばら折れてる...。


身体はもうボロボロ。


『...揚角4!。連射...る!。...』


『...維持した...ま旋回。反...力 リフレクター4、8フルア...プ。...』


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...了..!。...』


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンン...


...


...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


大きな花火みたい。


ティゲルが急上昇する。


旋回しながら。


煙を噴き上げながら。


ティゲルも被弾してる。


『...おまけだ。...』


...バスッ...バスッ...バス...バス...バスバスバスバス...バスッ...


光の球を落とした。


いくつもの。


赤い。


赤い光。


弛んだロープのような軌道。


加速しながら登ってく。


煙を噴き出しながら。


!。


デージーだ。


デージースラッシャー。


待って。


の、喉がからから...


喉が...。


水...。


補給ノズルが遠い。


壊れて動かない。


...ドンッ...


...ドンッ...ボン...ボボボンッ...ドーン...


デージースラッシャーが空中に爆発をばらまいてる。


振動が腹や骨を揺さぶる。


完全に砕けそう。


痛ッ....。


左の腕も。


ずっと痺れてる。


折れてるかもしれない。


何あれ。汗


ファラールが止まったまま、黒煙を噴き上げてる...。


どうした!?。汗。


ファラールに迫ってる。キリークが。


ジャミーから離れてくキリークが。


初めて。


....ゴゴゴゴ...ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


クソ吼えてる。


モニターに映る複眼。


集まって作ってる黒目。


はじめて違う方向見てる。


....ギィィィィャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


ファラール見てる。


「カヌル!。どしたの!?。汗」


『...どうし..!?。ユイ!。...』


え!?。


『...おまえ...そ!。..,』


「そっちこそ!。」


『...へこたれんじゃねぇぞ!。...』


「ウチにカッコいいとこ見せてよ!。」


...ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


「ジャミー!。」


《...ダァッ...》


ダンバーが急に軽くなる。


...ギヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


ザコキャラが吼えまくる。


ジャミーは立ち上がって行く。


痛い!。


胸に腕に重力が。


やっぱ完全に折れてる...。


『...やっべぇ。スーパーウルトラち...ーブチ切れてる!。w...』


『...何このスピー...。汗』


喉がカラカラ。


「水!。」


《...ダァッ...》


キャアァァ。


噴き出して来る。


...ババババババ...


ノズルから...。


いきなり。


顔面にシャワーみたいに。


と、止まらない...。


声すら出せない。


でも悪くない。


気持ち良い。w


少し目にしみるけど。


結構な水の量。


「ストップ!。」


...ババババ...


止まらない。


壊れてるんだ。


どうしよ...。


...ザザァァ...


止まった。


ジャミーが完全に立ち上がった。


右腕が無い。


でも、オールグリーン?。


コンパネが復活して行く!。


!!


見える!。


目が見える!。


どっちの目も!。


シャワーが目を濯いでくれた?。


吸汗パットがウチの顔を拭いてる。


ワイパーみたいに。


いくつもの昆虫の脚みたいに。


...ウィー...ーーーーーーーーンン...ンン...


給水ノズルが近づいて来る。


動くんじゃん?。


ノズルが口の中へ。


ウチの吸うスピードに合わせて水を出してくれる。


いつも通り。


壊れてない。


なぜ?。


何!?。


何かが揺れてる。


手を振るみたい。


光ってる。


ノズルの水がかかったんだ?。


フォトスタンド?。


コンパネの端。


気づかなかった。


あれは!?。


う、ウル姐!。


ウル姐!?。


イケメンとメガネとロン毛のデブ。


そしてウル姐...。


そうだ!。


きっと!。


ウル姐が助けてくれたんだ!。


ミイサ!。


ウル姐がウチを助けてくれたよ!。


いける!。


まだ!。


ウチ達は!。


ジャミーが計算してる。


右腕と無くなったウイングの分。


カウントダウン。


来る!。


3、2、1...。


アクセル!。


スロットル!。


ダンバー!。


行くよ!。


ジャミー!。


0!。


ペネループまで!。


秒で!。


「GO!。ジャミー!。GO!。」


《...ダァッ...》


『...つかまれ!。ミイサっ!。行くぞぉぉ!。...』


ファラールのブースターが炸裂してる。


...ダーーン...ドーーーーーン...


ダミーが走り始める。


...ドスゥン...ドスゥン...


加速する。


...ドンドンドンドン...ダン...ドンドンドン...


ダンバーに押し付けられる。


凄いG。


左手と胸の骨が痺れる。


頭の中まで。


でもウチ負けない!。


フロントシールドから見える地面。


流れ始める。


...ダンダンダンダンダン...


だんだん早くなる。


激流のように。


時速413km/h。


...バスゥーーーーーーン...


スラスター点火。


まだまだ加速する。


...ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン...


行くよ!。


ジャミー!。


反重力ウイング起動!。


...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


時速656km/h。


ウチを連れて行って!。


メインブースター点火!。


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


うっ...。


激しいG...。


パない。


連れてって!。


ペネループのいる場所へ!。


...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


!!


はっ!。汗


カヌルっ!。


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー..


二体のキリークが吼えてる。


...ギィィィィヤヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


たけり狂ってる。


...ギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


あ、あ。汗


「危ないっ!。汗」


キリークの尻尾!。


....ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


土砂が噴き上がる。


ど、ど、ドリフトでかわした!。


ファラールでドリフトて...。汗


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


ティゲルが援護する。


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンン...


粒子線で。


飛べないファラールは不利。


キリークから逃げ切るのは難しい。


食らったら最後。


だってファラールは。


ファラールは。


か、紙の箱...。


...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


粒子線が炸裂する。


キリークの顔面。


辛うじてかわした。


カヌル...。


『...UL23!。本機TY30はこれよりジャミーに追走する。ジャミーを援護する。幸運を祈る!。Good Luck!。...』


汗。


援護無しには...。


いくらカヌル達でも。


『...あなた達もね!。ユイを護って!。ユイを護ってやって!。...』


「カヌル!。ミイサ!。」


『...ユイ!。見てろ!。おっれのドラテク見せてやんよ!。...』


『...負けんなユイ!。ウチらずっ友だよ!。...』


「ミイサ!。ウル姐が見てるよ!。」


『...ウル姐....が?。うん!。うん分かった!。...』


あぁぁ!。


『...危な...っ!。...』


『...引き返...!。援護..る!。...』


『...バカ!。あ..3分だ!。...』


...ギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


「か、カヌル!。汗」


『...キャアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!。...』


「ミイサ!。ミイサーー!。汗」


『..おぉぉ...』


....ゴゴゴゴ...ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


...ギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...



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