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トリスタンの皇帝  作者: Jota(イオタ)
247/364

ダヌアの空に84


....ギィィィィャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


ジャミーごと揺れてる。


キリークの咆哮で。


...ボゥンッ...


ひっ、火噴いた!。


集音器が。


....ゴゴゴゴ...ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


鼓膜が破れそう。


防音壁が効果ない。


凄い音。


コックピットモニターにはリアルに脚しか映ってない。


白くて巨大な脚。


まるでナルバンディアス(放送塔)みたい。


これが爆速で目の前に落ちるの。


バリ シュール。


エグ過ぎる。


ウチとジャミーは爆走してる。


ギリでそれを交わしながら。


むしろペネループから遠くなってる。汗


『...まずい!。ジャミーが狙われてる!。...』


マジか?。


狙われてんのかウチ。汗


...ズズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


キリークの脚。


降って来る。


掘削ボーリング機みたいに。


次から次へと。


ギリでかわす。


....ガガガガン...ガガ..ガ..バ..ババ...ババ...ババ...バチ..バチ...


砕けた岩が装甲に当たる。


砂煙が噴き上がる。


半端ない。


『...あぁ!。汗。ユイが!。気づかないって言ったじゃん!。ユイが!。ユイが...!。...』


確かに...。


メチャ狙われてるよ。


でも逃げ切ってやんよ!。


ウチを誰だと思ってんの?。


『...こっちに引きつける!。右旋回。ワルタリ!。攻撃用意!。デージースラッシャーを使う!...』


『...了解!。...』


!!


はっ!。


真後ろ?。


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


うわぁぁ..。


『...ゼイン!。一旦右舷にははらんでくれ!。ジャミーが影響範囲に。...』


...ギュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...任せろ!。...』


レーダー...また被った!。


『...キャアアアア!。ユイ!。ユイー!。汗...』


うーわっ!。


『...話しかけるな!。ミイサっ!。...』


『...だって...。ユイが!...。ユイが...。...』


....ブウゥーーーーーン...


『...大丈夫だから。ユイならきっと。...』


来た!。


左ダンバー。


右足アクセル。


...コーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


右ダンバー。


操舵桿。


右手スラスタースロットル。


...ググググググゥゥゥゥーーー...


何やってんのか分かんない。


身体が勝手に動く。


身体に染み付いてる。


ウチはセミコンチネンタル。


ガルライダーと同じ方式。


84は操作方法選べる。


ジャミーが激しく回転してる。


ウチは慣れてる。


『...うわぁぁ!。危ないっ!。...』


キリークの爪。


着地して秒でかわす。


...ズダドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ボウゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


....ガガガガン...ガガ..ガ..バ..ババ...ババ...ババ...バチ..バチ...


岩の破片が機体に当たる。


ジャンプ!。


『...うわわわ!。ユイっ!。...』


『...ユーイ!。シールド!。防御シールドだ!。...』


スラスター!。


3番、7番!。


ううわっ...!。


『...キャアァァ!。ユイ!。...』


展開する間がない...。


キリークの爪。


コックピットシールド一杯に。


フェリーみたいにデカい爪。


マジ至近距離。


ギリ。


10cmも距離ない。


掠りでもしたら終わり。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


ホントギリだ...。


地面に突き刺さる。


ウチの横を通過する。


地面の岩が飛び散る。


...グゥン...


ジャンプ!。


ジャミー!。


動作にタイムラグがある。


ガルライダーと同じ。


この加速。


下手こいたらウチでもブラックアウトする。


『...飛んだ!。...』


ゾルクヌートの空。


『...いいぞ!。ユーイ!。...』


暗い金色の世界。


空をジャミーがゆっくり回転する。


150m下。


空まで地響きが伝わる。


土が噴き上がってる。


土煙りで地面が見えない。


キリークの脚。


地面をかき回してる。


...ババババババババババババ...


ウチが空にいるの気づいてない。


意外にこいつトロい。


質量メーターが爆速で回転してる。


7809t。


向き変えたから?。


慣性で?。


12308t。


汗。


24700t?。


まだまだ上がる。


何?!。


この重さ...。汗


エネリウムの反重力作用で浮いてる。


アルマダイと同じ原理。


微生物ビルムスに似た何か。


こいつの細胞の中にそれが。


兵曹たちと同じように。


重すぎるおかげで着地出来...。


!!


や、やべ!。汗


ひっ!。


...シュゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


やーべ!。汗


...ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


やらかした!。


...バギバギバギバギバギバギ...


...バリバリバリバリバリバリババババババ...


『...はっ!。ユイ!。ユイ!。ユイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。...』


思ったより致命的。


『...おわわ...。ジャミーーーーーーーーーーー!。立て直せっ!。ジャミーーーーーーーーーーー!。頭から墜ちてる!。...』


「キャアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。」


『...ユイピィ!。ユイピィ!。ユイーーーーーーーーーー!。...』


『...く、来るぞ!。尾が!。危ない!。危ない!。...』


『...よ、避けてっ!。ユイっ!。汗...』


『...撃て!。阻止しろ!。てーーーーーーーーーー!。...』


...バスッ...バス...バスゥ...


空から赤い光。


螺旋を描いてデージースラッシャーが。


あ...!。


キリークの尻尾が。


うわあぁぁ。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


激しく押し込まれる。


凄いスピードで。


ダンバーにかかった両方の肩が折れそう。


...ガシャーーーーーーーーーーン...ガシャガシャガシャ...


激しく揺さぶられる。


脇が痛ぇ。


頭に電流が走るほど。


しまった...。


ウチとしたことが。汗


...バウウウ...ズゴゴ...


食らった。


マジで。


直撃。


そんな...。


ウチが?。


何これ。


血?。


目に入る。


...ドン...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


デージースラッシャーが、キリークの口の中で炸裂する。


8つに裂けた顔面の中で。


鬼灯ほおずきみたいな顔面がもっと裂ける。


段違いになって噛み合ってない。


真っ赤な口?顔面?の中に奴の目玉がぶら下がってる。


琥珀色のカエルの卵の塊。


金の球型シャンデリア。


気持ち悪いシャンデリア。


衝撃で...飛び...出....。


化け...物...。


『...ユイ!。ユイ!。ユイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。...』


『...z38!。z38!。着陸態勢!。着陸...遠隔用意!。え、遠隔!。遠隔するぞ!。助けるぞ!。ザック!。ザック!。何やってる!。ザアアァック!。...』


『...無理だ!。いきなりは無理だ!。落ち着け!。ゼイン!。...』


...墜ち...。


...



ダメだ...。


こんなことじゃ。


ウチが死んだらハイドラは終わる。


行ける...。


まだウチは行ける。


左4番ブースト。


ダンバー右。


スラスター。


右死んでる。汗。


ヤバい...。


何とか!。


エッジ!。


エッジ!。


4番!。


あれ!。


効かない!。


4番!。


4...。


...バスッ...


...キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーボボボボボボボボ...バスーーーーーーーーーーーーーーン...


...ゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


生きてる。


4番スラスター。


あ、安定してる?。


グラウンディング•ホール•ウィングのおかげ。汗。


着地する。


後、5メートル。


え!?。


嘘でしょ!?。汗


ジャミーの右腕飛ばされてる。汗。


『...ユイ!。避けて!。避けて!。キャアアアアアアァァァァ!。...』


来た!。


尻尾。


ひっ!。


な、何て早いの?!。汗。


2番!。7番!。


スラスターーーーー!。


お願い。


生きてて!。


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー..


行ける!。


....ゴーーーーーーーーーーー...ゴゴーーーーーーーーーー...ゴゴゴゴーーーーーーーーーー...


『...ま、まずい!。吠えるのやめさせろ!。他のが気づき始めた!。...』


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...ど、どうやって。...』


痛っ...。


ジャンプ!。


アクセル!。


...バウゥゥ...


...グウゥン...


...ギィィィィヤヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...ワルタリ!。粒子線発射用意!。奴が防御シールドを張った!。...』


くっそ。


『...了解!。防御シールド?。虫が?...』


付いてくる。


『...見ろ!。あの薄い光がそうだ。...』


ぴったりと。


空では8本の尻尾。


...ギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


地上では尻尾と脚。


隙間なく襲ってくる。


『...今だ!撃てっ!。...』


...キュワアァァァァァァァァーーーーーーーーーー...


ティゲルの主砲が光る。


太陽みたいに。


...ピシュウウウーーーーーーーーーーン...


....ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


「キャアァァァァァァァァ。」


爆風で押される...。


痛いなんてもんじゃないよ。


『....ティゲル!。ユイ!。来るよ!。気をつけて!。...』


あの巨大な頭が回転する。


反撃する気ね。


加速しながら。


如来の大きな顔。


石像や虫じゃない。


巨大ロボットでもない。


この動き。


巨大化したウイルス。


巨大化した原子生物の動き。


光ってる。


口。


6つの口から。


『...エネリウム線だ!。...』


『...気をつけろ!。...』


『...え、エネリウム!。来るぞ!。...』


...ゴオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


キリークが閃光を放つ。


...ババババババボボボボバババババババババババババババババババババババババババババ...


空中に落雷のような音を轟かせる。


ティゲルかわした...。


ギリで。


...


...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...レーダーを見て!。真っ赤よ!。TY20!。見て!。レーダー!。...』


きのこ雲が立ち上がる。


このエネリウム線。


コンパネの値。


1290万ベクター。


一瞬で超高層ビル群を消し去るくらいの威力。


こいつはあまり火を吐かないタイプ。


まだラッキーだよ。


『...なぜジャミーばかり追う!?。汗...』


...ゴゴゴゴーーーーーーーーーー...


『...ゼイン。アルマダイかもしれない。粒子ライフルを捨てさせろ!。...』


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...ダメだ!。84には対抗できる武器が無い。...』


『...だが、今潰されたら終わりだ!。...』


『...ライフルじゃ無かったら?。アルマダイじゃ無かったら?。...』


『...もしアルマダイだったら?。10式の情報は違ってた。...』


『...ゼイン聞いてくれ!。600kmでずっとあの蛇行は出来ない。見ろ。そろそろ限界だ。このままは無理だ。...』


...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


『...くそっ。ユーイ!。粒子ライフルを捨てろ!。...』


え!?。汗


だよ!。


そんなの。


「丸腰になっちゃうじゃん!。片腕でも撃てるし!。」


...グウウオオーーーーーーーーアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


えあ!。


うわぁ。


またレーダー被った!。汗


お、追いつかれてる...。


何でこんな小回り効くの?。


デカイくせに。汗


『...キリークはアルマダイを追ってる!。それしか考えられない!。片腕じゃ撃てても当たらない!。捨てろ!。...』


そんな...。


当たるよ!。


ウチを誰だと思ってんの。


「無理。絶対に。」


『...ユーイ!。捨てろ!。その機体じゃ無理だ!。いくらおまえでも。死んだら終わりだ!。何もかも。...』


...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


「分かったよ...。」


痛ぇ...。


「行くよ?。」


レバー。


射出後キャッチしなきゃいいんだ..。


...ガチャ...スーーーーーーーゥ...ガン...


ロック解除...。


うっ。


痛い...。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


フロントグリルが開く。


...ゴゴ...ゴゴゴゴ...


粒子ライフルが装甲に擦れてる。


さよなら。


...バスウッ...


粒子ライフルがキリークの前に。


...ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド...


!!


爪!。


来る!。


スラスター。


右!。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


白い塔が地面に突き刺さる。


『...見たか?。直角にターンしたぜ。...』


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...主砲発射用意!。...』


「ダメ。ゼイン!。付いてくるよ!。」


息つく間もない。


『...なぜだ...理由が分からない。...』


『...ジャミーの反応。落ちてます。...』


...ピシュウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


マジか...。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


キリークの顔面で粒子線が炸裂する。


効いてない。


全く。


確かに...。


ウチ、限界かも...。


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...見てくれ!。レーダーの赤い点滅!。ここに向かってる。凄い数だ!。...』


『...何か手を。な、何か...。...』


ムッフィちゃん。


ウチが頑張れるように見ててね。


ムッフィちゃん。


パパそっくり。


「こちらZ38。ユーイ。クロックアウトならファラールもできる。ウチが、ウチが引きつける。精一杯。だから。だからUL23。このまま逃げて!。このまま。ウチの変わりに。カヌル!。ミイサ!。ペネループにパラメーターを!。ハイドラのみんなのたすきを!。みんなの希望を繋げて!。...」


...ビシュウウゥッ...


来た!。


尻尾!。


重い重い。


ジャミーの胴体より太い。


左!。


ダンバー!。


アクセル!。


...ググググググゥゥゥゥ...


ウチのとっておきの技見せてやんよ!。


...ザアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーー...


ジャミーが地面を滑る。


来いよ!。


バケモノ。


付いてこれる奴いない。


...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


ウチに。


誰も。


スラスターは全開。


見せてやんよ。


とっておき。


痛ぇ。


左手が効かない。


痺れる...。


あぁぁ...。


痛...。


もってお願い。


ウチの左手...。


みんなを逃すまで。


...バシッ...バウン...バスッ...


スラスタからバックファイアが。


死なせない。


誰も。


誰1人。


ウチが守るから。


...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


見てろよ!。


バケモノ!。


180°回頭!。


....ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...


ジャミーが土煙を噴き上げる。


溜めも、滑りも、待ちも無い。


オール•スラスター•ブースター。


この1発で逆に進む。


「おーーーりゃぁぁあーーーーーーーーっ!。」


炸裂して!。


スラスタ!。


行けジャミー!。


...ズッドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


振り切るよ!。


スラスタの轟音が轟く。


ぶっちぎるよ!。


来なよ!。


捕まえてみな?。


ウチの本気マジ見せてやんよ!。


逃げて逃げて逃げまくってやんよ!。


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


仲間のため。


ハイドラのため。


パパのため。


『...凄い...。あの子のどこにこんな技術が...。...』


うっ...。


キリークの爪。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


おせぇよ。w。


踏むよ!。


ジャミー!。


《...ダアァッ...》


!!


いい返事!。w


あんた喋れんの?。w


ストップ。


今度は止まれ。


...ググググググゥゥゥゥ...


急制動だ。


さっきの倍のG。


激しいG。


苦しい...。


もう速度188km/h。


耳鳴りが...。


全身の骨が砕けそう。


...ぐふぉっ...


血?。笑


ウチの骨!。


守ってね?。


この熱いハート。


最期まで。


...ババババババボボボボボボボボゥゥゥゥーーーーーーーーーー...


来た!。


白い巨塔...。


唸りながら落ちてくる。


桁外れの重さ。


キリークの脚。


さぁ行くよジャミー!。


右の踵を地面に突き刺す。


方向計が回る117°。


左へ加速!。


そう。


これがヒールターン。


かーらーのー?。


アクセル!。


両足ベタ踏み!。


スロットル!。


フルスロットル!。


付いてきて!。


ジャミー!。


ウチのマシン。


GO!。


ジャミー!。


GO!。


《...ダァッ...》


いい子w


『...見ろ!キリークが振り切られてる。な、何だあれ!。...』


かぁーらぁーのーー?。


ジャンプ。


スラスター。


ジャミー飛べ!。


《...ダァッ...》


www


あんたウチの心の声聞こえてんの?。


ウケんだけど。w


上がる!。


Gが身体をダンバーに押し付ける。


ホントは無理だけど、バイブスが超絶効いてる。


『...ゾーンに入ってる。ジャミーが。84が呼応してる!。...』


パワーバンドにぶち込んだら、ジャミーもガルライダーもその瞬間から化け物になる。


ウチの胸の骨もってよ...。


...ぐふぉっ...


また血。


しっかりだよ。


...フゥ...ハァ...ハッ...ハァ...


息が苦しい。


でも負けらんなぃ。


ここだけば譲れねぇ。


来い!。


最高のバイブス!。


スラスター4!6!7!....11!。


GO!。


ダンバー左!。


スロットル。


....シャアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーー...


デカい尻尾が目の前で交差する。


回転!。


頭!。コックピット下げるよ!。


来てジャミー!。


《...ダァッ...》


ww


トレーラーよりデカい楕円。


キリークの尻尾の尾球。


途轍もなく重い。


『...凄い奴だよ...全く...救世主だ。第二のウルワナだ!。あの子は。泣...』


何で泣いてんの?。汗


ワルタリさん。


...シュウウゥゥゥゥーーーーーーーーーーン...


先には毒針。


きりみたいな棘だらけの毒針。


ドリルよりデカい毒針。


『...うおおおおおお...おぉぉ。あぁジャミー。...』


見え...フゥ...てるよ。


大...ハァ...丈夫。


掠ったら...終わり...フ...ハァ...はぁ...。


『...キャアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーー...』


『...危ないっ!...』


少し...。


バテたかも。


『...ユイ!。後ろ!。汗...』


でも平気。


バイブス...。


...ブゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーン...


うぅ...。


もってウチの身体...。


...ハァ...ハァ...


みんなが...。


カヌルが逃げ切るまで...。


『...やったぜ!。飛んだ!。奇跡だ!。交わしたぜ!。...』


『...でもあの子もう限界...。私、見てられない...。泣...』


ジャンプ!。


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


尻尾が地面に激突した。


クレーターが出来る。


何て重い尻尾なの?。


....ハァ...ふ...は...はぁ...


『...援護するぞ!。主砲チャージ!?。至近距離で撃つ!。ユイピィから引き離すぞ!。...』


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


左目が見えない...。


ヤバい...。


...ハァ...ハ...ゼ...ゼィ...


『...オールグリーン!。いつでも撃てるぜ!。...』


『...お...おい!。キリーク!。別のキリークがいるぞ!。もう一体いる!。ジャミー!。Z38!。気をつけろ!。...』


『...何!?...』


『...見ろ!。1匹じゃない!。山車みたいに連なってる。...』


『...くっ...。い、いつの間に...。ティゲルの演算装置じゃ追いつかない。一体どうすれば。...』


『...主砲発射!。...』


...キャワァァァァァァァァーーーーーーーーーーーー...


...シュウウウン...


...シュウウウン...


...シュウウウン...


『...回り込め!。顔面にぶちかませ!。崩れてる顔面に打ち込め!。全弾ぶち込んでやれ!。...』


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ドーーーーーーーーーーーン...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


粒子線がキリークの顔面を直撃する。


大きく爆煙が噴き上がる。


...ギュワアアアアアアアアアァァァァーーーーーーーーーー...


『...全然効かねぇ!。くっそどうなってんだ!。ゼイン!。デージーに切り替えるぜ!。...』


顔の1つは砕けてビーチの西瓜すいかみたいになってる。


ぐちゃぐちゃに。


不意打ちで喰らわせたデージースラッシャーが効いてる。


『...ダメだ!。シールドを張ってるからだ!。もうデージースラッシャーは効かない!...』


この隙に逃げ切るよ!。


アクセル全開!。


『...実弾なら効くかもしれねぇじゃねえかよ!。...』


スラスター!。


フルスロットル!。


行くよ!。


ジャミー!。


尻尾が。


...シュウウゥゥゥゥーーーーーーーーーーン...


「ジャミー!。ジャンプ!。」


《...ダァッ...》


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


キリークの尻尾が地面に突き刺さる。


...


...


え!?


何で!?


そんな...。


『...まずい!。ジャミーがくらった!。...』


...


...


『...遠隔!。リモート!。ザック!。ザアアァァアック!。泣...』


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...操舵は誰がやるんだよ!。無理だ!...』


...バギバギバギバギバギバギ...


『...墜ちるぞ!...』


...バリバリバリバリバリバリババババババ...


...ガシャーーーーーーーーーーン...ガシャガシャガシャ...


『...ユーイ!。しっかりしろ!。ユーイ!。起きろ!。ユーイ!。ユーイ!。ユーーーーーーーーーーーイ!。汗...』


...パリン...ガシャン...ガシャン...


何で...。


正面にキリークが...。


....瞬間...移動?。


意識....薄れ.......。


....


『...キリークだ!。もう一体!。...』


『...次元潜航してやがった!。...』


...


.....


....


.......,


....こんにちは。うち、ゆーい、ゆうい、ぴあるてい。あそぼ?。なかまにいれて?。...

....なに?。へんなこー。なっち。むこういこ?。...

...うん。このまえきたこだ。ぱぱこわいひとだよ。やくじゃだよ。あそんじゃだめなんだもん。ママがいってたもん。べーだ!。みんなむこうであそぼぅ?。...

...やくざじゃないもん。ゆいのぱぱやくざじゃないもん!。いいひとだもん!。わーーーん...

...ねぇ。...

...ねぇ。これあげるぅ。...

...え?。...

...ゆーいちゃんていうの?。...

...うん。うち、ゆう、ゆうい。...

...あそぼ?。...

...うん!。だあれ。...

...うちわ、みいさふぁるとがす。...

...みいさふるさとだすぅ?。...

...がす。...

...がすぅ?。...

...ユーイ!。取り返したぜ!。シュシュ。おまえのママの......

...ど、どうしたの?。カヌル?。血が...。...

...愛するおんなを守るのが男ってもんだぜ。へへ...

...かっけぇ。けど。ヤバくね。その傷...

...バリーを倒した...。ふっ。笑...

...バ、バリーって中学生の...

...ドタ...

...キャーーーーーー。カヌル!。キャーーーーーー...

...うわぁ。凄い血。た、た、大変。...

...キャアーーーーーーーーーー...

...カヌル!。カヌル!。カヌル!。しっかりして!。しっかり!。きゅ、きゅ、救急車!。...

...ユイピィ!。...

...おーいユイ!。...

....どうしたのよ。あんた達!?。...

...志願したんだよ!。見りゃ分かんだろ?。...

...あたしもよ。ユイ。一緒にがんばろ!。...

ユイ

ユーイ

ユーーーーーイ

ユーーーーーーーーーーーイ!

...


.....

...


...


...ボボボボボボボボボボボボ...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


風の音がする。


頭に血がのぼる...。


!!


は!?


操舵桿!。


ダンバー!。


立て直してジャミー!。


もう左手感覚がない。


右目にも血が。


動いてジャミー!。


ウチも頑張るから。


...ググゥググゥ...


曲がったスロットルが近づいて来る。


必死で立て直そうとしてるみたい。


ジャミー!。


力を貸して。


ウチに。


みんなを守るために。


ムッフィちゃんもね。


捕まえた。


行くよ!。


ジャミー。


...ガガガ....ギギ...


...バッスウ...


...ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


飛び上がれ!。


...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


スラスター!。


もう一度地面に。


地面に立たせて!。


ジャミー。


走らせて!。


最後まで!。


『...見ろ!。ジャミーが生き返ったぞ!。着地したぞ!。立て直した!。...』


『...奇跡だよ。何て子だ。泣。神よ。...』


...ドーーーーン....


『...撃てーーーーーーーーーー!。...』


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...もっと至近距離から!ユーイを援護するんだ!...』



...ガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...撃てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。...』


...ギヤヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


『...しまった...。』


『...おい!。ミイサ!。汗。ティゲルが!。ティゲルがぁぁ...!。...』


....ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


ティゲルが黒煙を噴いてる。


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


...ギュュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガガガガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


神さま。


ウチにチャンスを。


ウチに力を...。


ダメ?。


諦めたくないよ...。


諦められないよ...。


みんなを守るんだ


パパのいるハイドラを...。


ウチを拾ってくれたパパを。


孤児のウチを...。


『...やめろ!。や、やめろ!この化け物め!。神よ!。ナジマよ!。...』


『...くそ!。どうにもならないのか!。...』


『...あぁぁぁ....!。』


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー..


両方のキリークに囲まれた。


倒れているジャミーからは。


聳えるように高い。


ウチの目からは。


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー..


神様。


戦闘神ナジマ様。


ウチに力を...。


諦めたくないんです。


お願いします。


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


聳える白い塔が。


落ちてくる。


今度はゆっくりと。


顔を潰された方のキリーク。


こいつは頭が良い。


わざとゆっくり。


楽しんでウチを始末する気だ。


ジャミーとキリークでは大きさが違い過ぎる。


重さも絶望的に差がある。


こうなってしまっては...。


『...辞めろーー。辞めてくれぇ。何もそんな子供を...。...』


ワルタリさんウケる...。


パパ...。


パパ。


ごめんね。


嘘をついて出てきて。


パパ。


ウチ...パパが教えてくれたこと。


パパがしてくれたことのお返し。


誰かにしたくなった。


pay it forward.


パパの好きなハクア語。


パパ...。


もう一度会いたい。


もう一度だけ。


...ギイイイイイゴゴゴゴゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


...ゴゴゴ.......バキ...メリッ...バキバキゴゴ...


爪がジャミーを押しつぶす。


コックピットシールドに亀裂が入って行く。


爪が大き過ぎて何もかも真っ白...。


...ゴゴゴゴーーーーーーーーーーゴゴゴゴ...ブロロォォォォォーーーーーーーーーー...


負けたくない...。


諦めたくない...。


みんなのこと...。


パパのこと...。


そして、カヌルのこと...。


...ゴォォォォ...ゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーー...


!!


『...さぁーーーーーーーーせーーーーーーーーーーーるーーーーーーかあああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!。こーーのーークーーーーーーーーーーーーソーーーーーーーーーーーーーーーー野ーーーーーーーーーー郎ーーーーーーーーーー!。...』


...バスゥッ...


...シュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー


...ガツッ...


....グゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンン...


....ゴゴガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーグゴゴワワワワワワワワワワワワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


ギユユュュワワワワワワワワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーードウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


『...ユイっ!。逃げろおぉぉッ!。...』


『...音叉爆雷!?...』


『...ユーーイーーーーーー!。逃げてぇーーーーーーーーーー!。...』


『...ファラールが!。...』


『...キリークが硬直したぞ!...』


『...見ろ!。一斉に来るぞ!。...』


『...何てこった。!。...』


『...なぜ戻って来た!。...』


ミイサ!。カヌル!。汗。


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