ダヌアの空に41
…ドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
...グゥゥゥオオオオウウウウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ…
あぁ…
わ…ぁ…
『…落ちてくる…』
ピピピピ...ピピピピ、ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大きな影がのしかかって来る。
ダルバサの大地を押し潰すように。
ゆっくりだった落下は、近づくに連れて桁外に激しくなっていく。
…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
…ブゥウオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
速度も、音も。
…ビュウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
墜落してくる。
ジルカンダーが。
ストップモーションだ。
言葉が浮かばない。
誰も...。
墜落したらここの全てが消滅する。
僕達だけじゃない。
ダルバザの山々も広大な大地も何もかも。
そして、これをきっかけにダルバザはまた、灼熱地獄に戻ってしまう。
誰も立ち入ることのできない灼熱の地獄に。
...ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
ロックオンアラートが!。
最後の音だ...。
もうダメだ…。
もうダメだ…。
もうダメだ…。
もうダメだ…。
もうダメだ…。
もうダメだ…。
ああ…。
父さん。ココロ。シンタ。
母さん。
プロスティ…。
みんな。
助けてあげられなかった。
...無数のデューンの巨大移動要塞アンバルア。
...空を真っ黒に染める。
...ジルカンダー。
...まだ見ぬボルボーレ。
..人々の悲鳴。
..悲しみ。
...カリビアが血の海に...。
...炎に焼き尽くされる街。
...綺麗な街並が。
はっ!。
ダメだ!!。
それじゃダメなんだ!。
奴らがみんなにどんな仕打ちをするか。
『…何とかする!。お願い。アキーユ。私に力を貸して。…』
ルイス中尉がレオパードのアクセルを踏む。
『…何とかなる!。ダン!。命令を!…』
ジャイロ大尉が。
『… リリー。手を休めるな。ブラックドックはもうすぐチェックし終わる。 完璧だぜ。w…』
バンガルーロ軍曹が。
『… ああ。了解だ。あとはこっちだな?。タイクーダイの状態を確認する。 …』
リリアーノ伍長が。
【… ファザスフォーメーションシールドの強度を高める。一類攻撃隊を除く総員に告ぐ。アルマダイ、アフロダイの供給チャルネルを全て戦隊総シールドへ。繰り返す。一類攻撃隊を除く総員に告ぐ。アルマダイ、アフロダイの供給チャルネルを全て戦隊総シールドへ。…】
ダン少佐だ。
【… これより空中でのジルカンダー破壊を試みる。第一類攻撃隊。粒子砲撃用意。 …】
ゴーン中佐が。
…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
落ちてくる...。
落ちてくる...。
...グウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンン!!...
!!?
うわっ。
ひっ...。
来た!!。
何か飛んで来た!!。
どデカイのが...
うわあああぁぁぁぁ...
ど、ど、ど、どデカイ...
【... 総員!!暴風体制!!総員!!暴風体制!! ...】
な、な、何だこれ!?。
何だこれ!?。
何だこれ!?。
何だこれ!?。
...ブッウウウウウウオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゥゥゥゥッ...
...ブゥワアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーー...
...ババババババババババババババババババボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...
あぁぁ...
爆風が...
爆風が吹き荒れる。
装甲をつけた大男達が飛ばされている。
タント族やイリーナ族の大きな装甲兵が。
まるで小さなネズミのように。
こ、これは…。
...
...ッッッツズッーゴゴ
ズバババリバリ
....ズッドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
...ガシャン...パリン...バリバリ..ガシャン..パリン...
...ドーーーーーーーーーン!!!
衝撃波が胃に...。
...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
耳がおかしくなった。
【...レバンナ激突!レバンナ激突!...】
れ、れ、レバンナが激突した...?。
じ、ジルカンダーに?。
血の気が...。
想像してなかった...。
【... 第七艦隊 2番艦 レバンナ じ、じ、じ、ジルカンダーに、た、たっ、体当たりをしました...。 ...】
...ブゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
...ドン...
...ドン...バシィ!...ドンドン...バリバリバリバリ...ドン...ズゴーーーーン!...バシィン!...バシィ!...ドドドド!!...パリン!...バシィ!...ドゥン!!...ゴーーーン!!...ゴゴゴゴ!...ズドーーーーーーーーン!!ガン!!バラバラバラバラ!!...ドン...バシィ!...ドンドン...バリバリバリバリ...ドン...ズゴーーーーン!...バシィン!...バシィ!...ドドドド!!...パリン!...バシィ!...ドゥン!!...ゴーーーン!!...ゴゴゴゴ!...ズドーーーーーーーーン!!ガン!!バラバラバラバラ!!...ドン...バシィ!...ドンドン...バリバリバリバリ...ドン...ズゴーーーーン!...バシィン!...バシィ!...ドドドド!!...パリン!...バシィ!...ドゥン!!...ゴーーーン!!...ゴゴゴゴ!...ズドーーーーーーーーン!!ガン!!バラバラバラバラ!!ズドーーーーーーーーン!!...
凄い量の残骸が、ファザスに降り注いでいる。
...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...
レバンナのメインスラスターが最大限に噴射してる。
太陽が7つあるみたいだ。
眩し過ぎる...。
戦車も、装甲車も、骨や皮、内臓も、全てが小刻みに揺れている。
レバンナの反重力板の爆風は凄まじい。
ジルカンダーの比じゃない。
【... ジルカンダー本師団上空から離脱!!ジルカンダー本師団上空から離脱!! ...】
【... レバンナが推しています。...】
【... レバン...クルー...1361名...我々....大きな..カマキリ...囲ま..てい...座標178...344..56,12..45 ..第七艦隊...軍を待つが...のた...不要...ホバーの供給...求む...】
【...こちら...第...3大...見つけ...直ちに...救援
...う...】
【...レバンナ、ジルカンダー、バデロン大峡谷上空に到達します!。レバンナ、ジルカンダー、バデロン大峡谷上空に到達します!。...】
バデロンは、堕ちたら二度と這い上がれない、途轍もなく深い峡谷だ。
深さは300kmと言われている。
幅も小国が一つ収まってしまうほど大きい。
ジルカンダーから噴き出す黒煙は、峡谷ばかりか、この世の全てを隠そうとしている。
もう拳くらいの大きさなのに。
...チカッ...チカ...チカッ...
...パァアアッ!...
空がフラッシュしてる。
...ゴーーーーーーーーー!ゴーーーーーーーーー!ゴーーーーーーーーー!...
...ドンッ!!ドン!!ドンッ!!...
レバンナがジルカンダーに主砲を撃ち込んでいる。
...ゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーー...
...ウウウウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
巨大な大きな戦闘艦が二つ墜落していく。
【...ジルカンダー、レバンナともに峡谷に墜ちます!レバンナ!墜ちます。離脱出来ない模様!!レバンナが!...】
【...全軍 全速前進。...】
ゴーン中佐の号令が。汗。
【...我が軍は、これより進軍を再開する。...】
非情だ...。
でも、立ち止まることは許されない。
それはレバンナを犠牲を無駄にすることだからだ。
ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....バババババババババ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ゴゴゴゴッゴッ....ゴゴゴゴッゴッ....ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....バババババババババ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ゴゴゴゴッゴッ....ゴゴゴゴッゴッ....ドルゥドルゥドルゥドルゥ.....................!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!...ズゴゴゴオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!!ブゥオオオオーーーーーン!!
全軍が一気にエンジンを点火する。
少しずつ加速していく。
全軍で時速87kmになるまで加速する。
地面が波打ってる。
ここからバインレノルズまで、全速で移動する。
『...リュウアーデン 。貴様の機体をバラッカス9号で修理しろ。森林地帯を抜ければ決戦が始まる。時間が無い。急げ!...』
ジェット少尉だ。
【...全兵曹、全ジャミーを決戦まで温存する。全兵曹、全ジャミー隊。後方、バラッカス隊と一時合流。備えよ。...】
...ズーーン...ドスーーーーン...ゴゴーーン...
巨人二体は遥か後方に。
右翼ダルカンも左翼ダルカンも裕に80mを越えている。
岩の大地から土煙が噴き上げている。
足元の、あの大きなレオパードがまるで、おもちゃだ。
【...第2類、第3類攻撃隊に告ぐ。ウィルテルン、ゴーグの群れに対し、次の武器種で応戦せよ。バルカン、通常弾頭、クラスター弾頭、第1種、第2種弾頭。残弾を1/3に減らし、軽量化を計る。これら実弾はこれからの敵には殆ど通用しない。確実に効果があるのは雑魚どもだけだ。来たる決戦での粒子砲撃に備え、アルマダイの使用の節減する。従って、これより、ギャリーの使用を停止する。繰り返す。2類、第3類攻撃隊に告ぐ。ウィルテルン、ゴーグの群れに対し、次の武器種で応戦せよ。バルカン、通常弾頭、クラスター弾頭、第1種、第2種弾頭。残弾を1/3に減らし、軽量化を計る。これら実弾は大半の敵には通用しない。確実に効果があるのは雑魚どもだけだ。来たる決戦での粒子砲撃に備え、アルマダイの使用の節減する。従ってこれより、ギャリーの使用を停止する。...】
...チカッ...
彼方で閃光がはしる。
...ド...ーーーーーー...ン...!
爆発だ...。
...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...
地面が激しく波打つ。
かなり大規模な爆発だ。
【... 敵艦ジルカンダー バデロン大峡谷に墜落。レバンナ消息不明。敵艦ジルカンダー バデロン大峡谷に墜落した模様。レバンナ消息不明。 ...】
【... 爆発規模 1880億カルデラ。アルファ型アルマダイエンジンの1.4倍。戦闘艦一隻分と推定。 ...】
1880億...。
ハイドラ全土の年間エネルギー消費量が確か9799万カルデラ。
昔、社会の授業に教わった。
【... エネリウムとアルマダイの相殺分は計算したか? ...】
提督だ。
【... 総エネルギー量推定4214億カルデラ。相殺分759億。よって一隻分。恐らく、ジルカンダー一隻のエネルギーです。 ...】
【... ジャマー波の影響大。ジャマー波の影響大。レバンナ確認出来ません。 ...】
『...提督の訓示が始まる!。パスタップdsa444を開け。...』
【... 我が勇敢なるハイドラの勇者達よ。我が誇り高きハイドラの戦士達よ。世界で最も愛に満ちた兵士達よ。飾らず誠実な仲間達よ。アンヌである。手を止めなくて良い。そのまま聞いてくれ。...】
...ゴゥーーーーーーーーーーーーーン...
...ドゥーーーーン...
...ゴガーーーーーーーーン...
...ブゥヲォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
...ゴゥーーーーーーーーーーーーーン...
...ドゥーーーーン...
...ゴガーーーーーーーーン...
...ブゥヲォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
...ゴゥーーーーーーーーーーーーーン...
...ドゥーーーーン...
...ゴガーーーーーーーーン...
...ブゥヲォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...
音叉爆雷だ。
上空のインティバルからだ。
まるで、進撃を祝福するセレモニーのように。
青い空の彼方まで、音の波が広がって行く。
次元潜航している敵艦を燻り出している。
穏やかな鐘の音のようなその和音は、不謹慎だけど、のどかに聴こえてしまう。
でも、次元潜航艇にとっては、震撼する音だ。
【...我々は故郷ハイドラから57,888kmのこの途方も無い距離を飛行した。そして、ゾーグ平原中元に着し、29,276kmを走破した。2年と6日。己の100倍の数。世界最大の敵艦隊 バルデスを打ち負かし、粒子線を交わし、猛火をくぐり抜け、怪物どもを蹴散らし、血にまみれ、ドロにまみれ、汗に涙にまみれ、幾多の困難を乗り越え、やっとここまで辿り着いた。...】
『...ホバーα1からα5、ビーチーα1001からα1030、ホッパーα2001から2200隊列に合流します。...』
ギャリーは、装甲兵やアンドロイドを運ぶ大型陸上飛行艇だ。
700人の装甲兵を収容できる。
特にX型は数千人の兵士を運ぶ。
ギャリーは、壁も天井も無い鉄のホバークラフトだ。
反重力板の力で地面すれすれを飛ぶ。
いつでも装甲兵が降りて戦えるように。
アルマダイエンジンを搭載してる。
ホバーは50人クラス、ホッパーは8人、ビーチーは4人乗りのホバークラフトだ。
『...ギャリーα停止...』
『...ギャリーα停止!...』
『...ギャリーα停止!...』
『...ギャリーαに敬礼!...』
『...今までありがとう!ギャリーα!...』
『...ありがとうーー!!ギャリー!!...』
イリーナ族の大きな兵士も、アミ族の小さな兵士もみんな振り返りながら、無人で墜ちていく飛行艇に叫びながら手を振っている。
【...既に我々のなし得たことは、我らヒドゥイーン以外には、世界のどの民族も真似することはできない。圧倒的な戦力、科学、富、そして数を誇るデューン連邦は、今、有史以来、初めて敗北の恐怖に打ち震えているだろう。なぜならば、デューンは、13万年の間、他国がダルバザの地を越えることを許さなかったからだ。あの巨大な帝国アマルや、軍事国家アトラでさえも。...】
無人のギャリーαが、行軍から逸れて行く。
道を外れ、ダルバザの谷に墜ちていく。
...ズドーーーーーーーーン...
斜面に土煙が舞い上がる。
数百メートル下。
師団は容赦なく、全速でダルバザの大地を進む。
岩肌、岩壁、山々、クレーターのような大地。
洪水のように流れて行く。
時速90キロで。
【...我らは、痛いほどの悲しみ、恐怖、激痛、苦悩を、ヒドゥイーンの誇りの元に乗り越えて来た。美しく、親愛なる、我が子、妻、夫、父、母、そして、敬愛する、友人、隣人のため。ハイドラの美しき自然、生き物達、草木、大地、カリビア、山々、美しい街々を護るため。平穏で、温かく、安らかで、そして、幸せなハイドラでの日々を守り抜くため。我々は勝たねばならない。...】
...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...
地響きが響き渡る。
まるで白い恐竜の大群だ。
装甲騎兵が、ブラックドッグを背負って隊の斜め前方に走っていく。
ブラックドッグは、最終兵器だ。
状況が思わしくないみたいだ...。
装甲騎兵は、馬でも、恐竜でも無い、金属の野獣と、装甲をつけた人間が一体化している。
ハイドラの装甲騎兵は、アトラ北軍の技術。
ハイドラの南方だけの戦力だ。
...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...ダダダダッドドドドッダダダダッドドッドドドッ...
装甲騎兵が大移動をする獣のように、隊の前方を斜めに横切り、右翼に渡って行く。
【...ムスワルダン総督殿が仰せになったように、我々の戦いは、決して、我々ハイドラのためだけのものではない。かつて清く正しいが故に、滅ぼされた、聖なる国アバウク、メルクセ、ザザルス、ベクセン、ディミヤコク...。そして、歴史に名を残すことすらできなかった更なる小国達。正しき心を持ちながら、真摯に生きながら、それ故、邪悪な大国と敵対し、正に今、悪魔達の手に落ちようとしている、我が同志達。我らは、その親愛なる仲間を照らす、強力な光でなければならない。そして、確固たる道しるべであらねばならない。常に、より良い未来を切り開く、神の軍はこのハイドラ軍であると。世界中の人々に知らしめるのだ。これは、正に聖戦である。...】
...スゥーーッ...
...ズゴーーーーーーーーーーーーーーン!...
...ズゴーーーーーーーーーーーーーーン!...
...ズゴーーーーーーーーーーーーーーン!...
タイクーダイが次々と流れる大地に降りて行く。
ダルバザの岩肌には、草が流れるようになって来た。
タイクーダイは高さ40mの大きな神輿。
その全容を僕は知らない。
バンガルーロ軍曹が指揮を執る。
荒くれた怪力の装甲兵達が、担いで戦う。
タイクーダイの主な担ぎ手は、最も大きなタント族や、イリーナ族の装甲兵だ。
身体が大きくて、力の強い彼らは、時にジャミー84よりも力強い。
...ドーーーーーーーン!...
...ドーーーンドンドーーーン...
ダルバザに降りた瞬間、アルマダイエンジンを点火する。
タイクーダイが自走している。
【...同時にこれは、秩序、愛、他者の利益を重んずる者達を強力に支援し、邪悪な者の支配する世界から、弱肉強食の野生から、次なる秩序を創り上げていく、人間の進化の戦いでもある。...】
...ドンドーーーーーーーーーン!...
...ゴン!ゴゴーーーーーーン!...
...ドンドーーーーーーーーーン!...
...ゴーーーーーーン!...
ボバヘッド隊とレオパード隊が合体を始める。
...ドンドーーーーーーーーーン!...
...ゴン!ゴガーーーーーーン!...
ボバヘッドは、重歩行機。
アルマダイを多く貯蔵できる。
六本の太いカブト虫のような脚を持っている。
ボハヘッドの下ろしたジニリウムのタラップを、レオパードが登って行く。
ピーカー達が合体を終えたレオパードに続く。
ピーカーは、八足歩行戦車兵曹。
レオパードよりもふた回りほど大きい。
ルビーのように赤く綺麗な大小12個の複眼。
正に鉄のハエトリグモだ。
レオパードを中心に2〜最大の16体のピーカーが隊列を組む。
ピーカーは、レオパードのメインパイロットの意志の通りに動く。
レオパードのルイスの隊列は、ルイスを女王とした、36体の隊列だ。
しかもルイス少尉は、全てのシムセプト隊を統制している。
【...我らは決して敗北することがない。諸君らは、我らが倒れた後のこの世界を想像できるか?。地獄以外の何ものでもない。この星から如何に多くの希望や夢、愛や正義が失われるであろうか?。我らが父 ムスワルダン総督殿、我が家族 アマギ、シラヌイ、アサカゼのクルー達。そして、第2師団、第5師団、第4師団。若くして命を落としたジャミーのパイロット達。我らは今まさに、彼らが命がけで繋いでくれた命の襷を受け取った。...】
...シューーーーーーーーー...
...シューーーーーーーーー...
...シューーーーーーーーー...
ギャリーX1のハッチが大きくゆっくりと開いて行く。
冷気が風で後ろに吹き飛ばされていく。
緑色の身体の巨人が眠っていた。
冬眠させられていた。
巨人は大気を浴びると、すぐに目を覚ます。
40m近い身体。
楕円の赤い二つの目。
卵型の頭。
緑色の身体。
まるで、河童のようだ。
...シューーーーーーーーー...
...シューーーーーーーーー...
...シューーーーーーーーー...
次々とX型ギャリーのハッチが開く。
伝説の怪獣 ジャキナミラだ。
...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
...ドドドドドドドドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...
【...オルテガの艦載機来ます。オルテガ艦載機合流します!。数20。...】
【... 戦闘神ナジマの名の下、愚かな者どもに、今こそ、礼節、秩序、愛、正義をもって、我々の慈悲の前に跪かせようではないか!...】
...ウォオーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!...ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!ウオオォーーーーーーーーーー!!!...ウォォーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォーーーー!!...ウォオーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!..ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!
...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!
ウオオォーーーーーーーーーー!!!...ウォォーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォーーーー!!...ウォオーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!...ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!ウオオォーーーーーーーーーー!!!...ウォォーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォーーーー!!...ウォオーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!...ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!ウオオォーーーーーーーーーー!!!...ウォォーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォーーーー!!ウォオーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!...ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!ウオオォーーーーーーーーーー!!!...ウォォーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォーーーー!!...ウォオーーーーーーーーーーーーーー!!...ウオオオォォォォォォォォォーーーー!!..ウォーーーーーーーーーーー!!...ウォォォォォォォーーーー!!...ウォォォォォォーーーーーーーーー!!!...ウオオォーーーーーーーーーー!!!...
兵士12000人、全てが雄叫びを上げている。
音は聞こえないけど、大気が振動してる。
...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...
『...レバンナ艦載機ミラージュ隊合流する。...』
12機の編隊が上空を通り過ぎて行く。
追いかけるように、第七師団の高速戦闘機ジグルスの編隊、航空攻撃艇ムスタファの編隊が続いて行く。
50機はいるだろうか。
...キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー......キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...
...キイィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
...ドドドドドドドドドドドドドドドド...
航空戦車シムゴード隊がペネループの上空で停止する。
ティゲルワン、ティゲルツー、スティングレイ、オリファント。
ティゲルワンは粒子砲塔が二門、ティゲルツーは生体ミサイル航空戦車。スティングレイは大型の粒子砲塔を一つだけ持っている。
どれも、陸歩用フットが六本ついている。
リアルに大きな鉄の甲虫だ。
アルハリドは大型運搬用航空戦車だ。
装備は回転式小型粒子砲塔を上限下弦に一つ持つのみ。
全てのアルハリドが、生体ミサイル陸用戦車オリファントを掴んでいる。
爆音を轟かせながら、次々とシムゴード隊の下を通り過ぎて行く。
...ドドドーーーーーーーーン!!ズドドドーーーーーーーーーーーーーーーー...
変形をしたレオパードのルイスが、32体のピーカーを引き連れ、ペネループの正面に張り付いた。
ルコントで言えばフルバックだ。
護りの要だ。
ペネループの両翼とその後方には、ジャミー84隊と、イブラデ達が展開する。
僕の識別番号は、J1からZ4に変わった。
今のJ1はキラだ。そして、アスランがJ2だ。
そして、この前には左翼ダルカンのジーンが張り付く。
矢じり型と円陣を合わせた陣形。
...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!...
...ズズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!...
!!?
ジーンが右翼に移動して行く...。
え!?。
何で?
『...レンジング•ルークだ...。』
あぁ...リリー伍長が。
レンジング•ルーク...。
『...左翼を右翼のフォーメーションに編入することだ...。?...!!?いや!違う!!...』
ジャミー乙型も右翼に。
タイクーダイもだ...。
遠くに、カッパのような巨人が。
『...もっと進化した陣形だ...み、見たことが無い...。』
四つ足の鉄の巨人が丁度ペネループを囲むように、四方向に。
...ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
...ズズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
4体のジャキナミラが。
距離は数キロ離れている。
もう、ダルバザを抜ける。
聳え立つ岩壁や、岩山は少なくなって来た。
遠くの岩の合間を、ジャキナミラゆっくりと這っていく。
でも、時速100kmは越えている。
【... 右前方7.03度 距離1800。ウィンテルンの群れ。岩壁を食い破って出て来ます。速度155。数7万。 ...】
【... 右前方9.7度 距離600。ゴーグの群れ。速度60。数5500。 ...】
来た。
ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....バババババババババ...ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ゴゴゴゴッゴッ....ゴゴゴゴッゴッ....ドルゥドルゥドルゥドルゥ....ブゥゥゥゥゥゥゥゥンン....
シムゴード隊、シムセプト隊が師団の最前列に出る。
【...第2類、第3類攻撃隊、撃ち方用意!...】
地面が、真っ黒に盛り上がって行く。
ウィンテルンの群れだ。
...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...
...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...
...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...
...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...
...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー!...ドコドコドドドドボコボコドドドドドコドコ...ギギギギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー...
地面からゴーグも次々と湧き出してくる。
【...撃てーーーーーーーっ!...】
...ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...
...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ......ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ......ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ......ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...
...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ......ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ......ズドーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...バシュ!...バシュ!...バシュウ!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズドーーーーーーン!...ズドーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ズゴーーーーーーーーーン!...ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ...




