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始まり

少々、初めのほうはまだコメディーのような感じがせず、中途半端怖い話になっています。そういうのが嫌いな人は読むのはやめたほうがいいかと・・・

 ぬいぐるみのことを俺が親戚に尋ねたのは結構前の話だ。そのとき、尋ねた親戚は

「ぬいぐるみとはそのものの抜け殻である・・・つまり、せみの抜け殻のようなもの」と答えられて俺はその後、小学校を卒業するまでそのことを信じていた。持っていた熊のぬいぐるみの中身が真っ白な綿であることを俺は

「抜け殻の内部である空虚をうめるために存在しているもの」と認識していたし、中身の詰まっているところを見たくて俺は動物百科を買ったりしたものだ。夏にはセミの抜け殻ができる場面にも立ち会った。しかし、ぬいぐるみ関係のことは当然のように関係することなく・・・・俺がそのことが嘘だったということにようやく気づいたとある小学校最後の思い出が過ぎて域・・・高校生となった今では、そんなことはないのだが・・・


 プロローグ壱


「・・・七不思議?」

「ああ、そうだ」


 俺の名前は碌名視驟雨ろくなししゅう


「驟雨は興味ないか?」

「高校生にもなって・・・まぁ、面白いなら話してくれ」


 神塚じんづか高校の二年生だ。


「それなら、とっておきだろうな・・・この神塚高校のとっておきだぜ?」

「何だ?」


 趣味は読書。


「・・・・学校裏に“ゴミ捨て場”と言われている大きな穴があるだろう?読書している奴なら知っているだろう?図書館の裏側だ。」

「ああ、よく見るな。あれは深さ約十メートルで五メートル四方の奴だろ?」


 嫌いなものは悲しい話と血だ。


「・・・・悲しい怪談話ならやめてほしい。あと、血が出てくるような話も駄目だ。新学年早々、一人で暗くなりたくないからな」

「そうか・・・それなら、やめておこう」


 俺はその日、その怪談を聞いておくべきだっただろう・・・・なぜなら、その怪談関係のことに俺は巻き込まれてしまったからだ。別に、いやみで言っているわけではない。


「・・・話聞いたりして巻き込まれたりする奴か?」

「まぁ、どうせ聞かなかったんだから巻き込まれることはないだろう?」


 俺の友達も、誰も知らなかったのだ・・・

「話を聞かなかった奴が巻き込まれる・・・」ということを・・・・

 俺はその日、先生に呼び出されて用事を終わらせた。既に部活をしている生徒たちもちらほらと着替えて帰宅を急いでいるようだった・・・・今更だが、俺は昼休みに話していた友達との会話を思い出したのだった。既にその友達は帰っているのでここにはいない。だから、今度聞けばいいだろうと思って家に帰るために校舎を後にした。




神塚高校七不思議の一つ『蝉のなく日に訪れた悪夢』

 神塚高校は昔、女学校だった。

 蝉時雨が堪能できる暑い日、昔からゴミ捨て場として使用されていた場所があった。

そこで、血まみれの女学生が発見された。

発見された当初はまだ、息があったので病院に搬送されたのがよかったのか知らないが、彼女は一命をとりとめた・・・だが、その後彼女は死ぬまでずっと誰とも話さなかったそうだ。彼女が死んだのは一週間後・・・そして、その彼女の幽霊と思われる時期はそれから一週間後・・・そろそろ蝉時雨も終わりを迎えようという時期だった。別に何をするでもない・・・というはずだったのだが、事件が起こったのは数年が経ってその高校に男子生徒が通うようになった後だった。

 ある日、一人の男子生徒がその場所を通った。

事件が起こったのはその日。いつかと同じように男子生徒は血まみれで発見された。屋上からの飛び降りだったそうだ。事件は表上、普通に片付けられたようだったが裏のほうではその話が蔓延していた。いつの間にか、この話を興味を持ったが聞かなかったものだけにその幽霊が現れるようだ・・・といううわさがたったのであった。

 彼女はただ単に、男の友達が欲しかったそうだ。だが、その性格上、嫌われてしまったとのことだった。


さて、この小説では怖いながらも楽しいといった感じにしていきたいと思っています。

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