東日本大震災とひまわりの道
最新エピソード掲載日:2026/01/02
宮城県石巻市の農協に勤務する早坂信平は、今は亡き劇作家、寺山修司に憧れ、自分も東京に出て創作活動をしてみたいと夢見ていた。しかし早坂家の跡取り息子と決められた信平は、地元から絶対、離れてはならない宿命を背負っていた。ところが若い信平は自分の夢と向き合えない絶望の一生から逃げ出す機会を狙っていた。死ぬ気になれば宿命は変えられる。信平は時を待った。なんと、その機会は予想より早く発生した。それは東日本大震災だった。信平はその大震災の発生と同時に、故郷から逃げ出した。そして、東京へ。
ひまわりの道①
2026/01/02 18:22