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34話「迫り来る母」

王国ミズノエの、カノト村で行われる

対シーグール戦。俺とマリーネと

セリエ、この3人で凶悪なモンスター

シーグールを迎え撃つ。


まず初めに水中から3匹の標的

が浜辺に上がってきた。


「ギャギャギャ!」


一匹のシーグールが俺に狙いを

定めると、俺を襲ってきて、

俺の首元に噛み付いてきた。


「うっ……だけどゴーレムだから

なんて事は無い!」


俺はそう考えながらシーグールを

突き飛ばし、続けて腕の刃を

展開、その鋭い刃で敵の胸を

切り裂いた。


「ギャ……!」


呻き声を上げて倒れるシーグール。

残る2体のシーグールは、俺を

脅威だと感じたのか、狙いを

後ろのマリーネとセリエに向けた。


だけど、その2人は2級冒険者と

特級冒険者だぞ!


「サンダーショット!」


魔術師2人は杖を構え、魔法を発動

した。杖の先端から雷の弾丸

サンダーバレットを放ち、それで

2体のシーグールを撃破した。


その後、シーグールは次々と

陸上に上がってきて俺達に

攻撃を仕掛けてきた。だけど

同時に上がってくるのは2体~3体

ぐらいだ。これなら大丈夫!


「はぁっ!たぁっ!」


俺は掛け声を発しながら前衛で

シーグールを切り倒し、後衛の

マリーネとセリエが俺が取り逃した

敵を魔術で倒していった。


俺はこの村の人達を、モンスター

から守るって決めたんだ!

絶対に勝ってやる……どんな奴

でもかかってこい!


「「ギャギャギャギャギャ!!」」


……と思ってた時期が俺にもありま

した……次の瞬間、今まで2~3匹

ぐらいしか同時に現れなかった

シーグールが、なんと7匹同時に

現れたのだ。


「謀ったな、シーグール!」


思わずそう口に出してしまった。

さっきまでの手薄な攻撃は

この時の為の布石だったのか。


「リョータロー君避けて!」


「!?」


その時後ろからマリーネの声がした。

避けて……だって?と考えたが、

とりあえず俺はシーグールから

距離を取った。その時。


「ファイブサンダーバレット!」


セリエさんが7匹のシーグールに

対して攻撃を仕掛けた。5つの

サンダーバレットを撃つファイブ

サンダーバレット……強い魔術師

というのはそんな事もできるのか

……。


5つのサンダーバレットはシー

グール達目掛けて飛んでいき、

前方の4匹のシーグールに直撃、

その4匹のシーグールは吹き飛び、

後ろにいた3匹のシーグールは

その巻き添えを食らう形で

吹っ飛んだ。


「リョータロー……今よ……!」


セリエは俺にそう言ってきたので、

俺は敵の隙をついて攻撃を

仕掛けようとした。俺の使える

魔術も、5発同時に撃てたりしない

のかな……?


「ファイブスラッシュショット!」


俺は自分の実力を信じて、刃を

飛ばす魔術、スラッシュショットの

上位互換的魔術、ファイブスラッシュ

ショットを発動した。


結果は成功。俺の手のひらから、

5つのスラッシュショットが

飛び出し、その刃は敵に向かって

飛んでいき、5匹のシーグール

を仕留めた。


「やった……できた!」


俺は戦闘中だが喜びを顕にした。


「凄いわリョータロー君!」


そんな俺にそう言うマリーネ。

マリーネに褒められて嬉しいけど、

まだ戦いは終わってない!


「ギャ……ギャ……!」


残っている2匹のシーグール

は俺達に攻撃をしようと立ち

上がった。だけど2匹の動きが

鈍くなっている気がする。

弱っているのか?


「とにかく今しかない!」


俺はそう思い、カットスラッシャー

の刃で2匹のシーグールを

切り裂いた。


「……終わった……!」


2匹のシーグールが倒れるのを

見てそう呟くマリーネ。

もうシーグールが海から来る

気配は無い。俺達は勝ったん……


「気をつけて……大きなものが

来る……!」


だが俺やマリーネと違い、セリエは

全く気を緩めていなかった。彼女

は海の向こうから大きな気配が

ここに近づいてきていると察知し、

それを俺達に伝えた。


「何ですって……!?」


「何が来るっていうんだ……?」


戸惑う俺とマリーネはそう

呟いた。それに対して、セリエは


「マザーシーグールが来る……!」


と答えた。その瞬間、水面を

割り、大きなモンスターが浜辺に

上がってきた。


「ギャギャギャギャギャギャギャ!!」


それは先程のシーグールと似た

魚人のような見た目をしていたが、

その大きさはシーグールよりも

大きく、大柄な体格の俺なんか

よりもよっぽど大きかった。

これが……マザーシーグール!?


「リョータロー……逃げて……!」


セリエは俺に危ないから逃げろと

言った。だがここまで来て逃げる

訳には……と俺は一瞬思った。その

一瞬が命取りだった。


「ブォッ!」


マザーシーグールは口から体液

のようなものを吹き出した。

俺はハッとしてそれを回避しよう

としたが、それが俺の脚に付着

してしまった。


「……!?」


俺はそれを見て驚いた。体液が

かかった脚の一部が、強酸を

浴びたかのように溶けだしたのだ。

なんて恐ろしい力だ……!


その時、マザーシーグールの

前に、セリエが立ち塞がった。


「リョータロー……マリーネ……

このモンスターは……私がやる

……カノト村の者として……諸悪の

根源を……叩く……!」


そう呟いて杖を構えるセリエ。

セリエとマザーシーグールの戦い、

この戦いによってカノト村の運命は

左右される、俺はそんな気がした。

勝ってくれセリエ……!



この度はこの作品を読んでいただき

ありがとうございました!最近

運動不足だったのでジョギングを

再開しました。自分の体型が気に

なっているのでこれを直す為に

頑張ります。これからもよろしく

お願いします!

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