28話「轟く雷」
この度はこの作品を読んでいただき
ありがとうございました!最近
イラストの練習を始めました。
イラストの練習を頑張って、
腕が上がったらこの作品や
別で書いてる小説「魔界への追放」、
この先作る作品のキャラクターなど
の立ち絵を描いていきたいなーと
思ってるので、イラストの練習を
頑張ります!これからもよろしく
お願いします!
俺、マリーネ、リコ、トーゴ
ら4人の前に姿を現した影の一味
の女戦士、センジュ。彼女は
マリーネ達の猛攻を物ともせず、
反撃へと打って出ようとしていた。
「攻撃は終わりかァ!?じゃあ
今度は俺の得意魔術で、お前らを
叩き潰してやるぜぇぇぇぇぇ!!」
センジュが獰猛な雄叫びをあげる
と、先程まで雲の少なかった空に
暗雲が立ち込め、あっという間に
空は黒い雲によって覆い尽くされて
しまった。
そしてセンジュ自身の身体は
バチバチと電気のような物を
放っている。
「何が始まるというの……?」
敵を警戒するマリーネ達。
なんだか俺も胸がゾワゾワする。
「雷神具猛怒!!」
センジュがそう叫ぶと、彼女の
頭上に雷が落ち、その雷に彼女は
撃たれた。
「……!!」
だが俺達は驚愕した。その雷に
撃たれても、彼女は死なないどころ
か、雷の力を自分の物とし、身体中
に雷のエネルギーを纏っていたのだ。
「クヒヒヒヒ!!どうだ!?
怖いかお前らァ!!これが俺の
本気モードだァ!!」
センジュは高らかに笑い声をあげた
あと、両手をバッと広げて自分の
威圧感を出すかのようにそう言った。
「なんてオーラだ……だが!!
マリーネ!!姉貴!!攻撃を
仕掛けるぞ!!」
圧倒的強者のオーラを醸し出す
センジュを前にしても、トーゴは
怯まなかった。マリーネとリコに
攻撃の指示を出し、自分も攻撃
を繰り出す体勢に入った。
「ええ!!」
「行きましょう!!」
トーゴに返事を返すリコとマリーネ。
2人は杖を構えて魔術を放ち、
トーゴも両手を使って先程の攻撃を
発動した。
「フレイムバレット!!」
「アイスバレット!!」
「2連剛撃弾!!」
リコはフレイムバレットを、
マリーネはアイスバレットを、
そしてトーゴは2連剛撃弾を
使ってセンジュを攻撃した。
この攻撃は、果たして相手に
当たるのだろうか______
______________
クヒヒヒヒ!!3人同時攻撃か!!
だが遅い!!雷神具猛怒となった
俺からすれば止まって見えるぜ!!
俺は飛んでくる攻撃の隙間を
掻い潜り3人の元まで瞬時に
駆け寄り攻撃を開始した。
先ずはチビガキに一撃!!
こんなガキが俺のマジパンチを
食らったらミンチになっちまう
からなぁ、手加減してやったぜ、
ありがたく思いな!!
次はデカガキの腹を少し強めに
ぶん殴る!!こいつらは伸び代
があるからここで殺しちゃ
勿体ねえ、もっと強くなって
貰わなくちゃ楽しくねぇだろ!!
最後にこの女だァ……んん~
本当に可愛い娘だなぁ!!
こいつは傷つけるのを躊躇う
レベルの女だぜ!!さぁ~て、
どうしてやろうか……クヒヒヒヒ
ヒヒヒヒ……!!
______________
……!!何が起こっ……
「皆!!」
俺はその光景を見てそう叫んだ。
何せ一瞬の内にリコもトーゴも
やられてしまい、マリーネも
あと一歩でセンジュにやられて
しまいそうな状況にあるのだから。
俺が助けなきゃ……!
そう感じた俺はマリーネの
元へ行くために立ち上がろう
としたのだが……。
ドォォォォン!!
俺の身体に物理的な意味で
衝撃が走った。暗雲から放たれた
雷が俺の足に直撃し、足の関節が
破壊されてしまったのだ。
そうこうしている内にセンジュ
はマリーネの顎を指先でクイッと
上げて……何をしようとしてる
んだ……!?
「マリーネに何をするつもりだ
……!!」
「センジュ……やめて……!!」
「くそっ……足が動かない!!」
リコとトーゴはセンジュの
攻撃で動けず、俺も必死で身体
を動かそうとしても、足が使い物
にならないのでどうしようも
無かった。
「クヒヒヒヒ……!!」
センジュはマリーネの顔に自分の
顔を近づけている。マリーネが
危ない!!
「やめろ……!!」
今の俺にはやめろ、やめろと
呻くしかできない。そして
マリーネも、センジュの身体から
発せられる電撃を受けて身体が
麻痺して動けずにいるようだ……。
そして、そんな無抵抗のマリーネ
の唇に、センジュは……自分の唇を
重ねるのだった。
「!?」
「な……!!」
「嘘……!?」
動けない俺達はそれを見て、唖然
とした。
「ーーーー!?」
もちろんそれをされたマリーネ自身
も困惑してるに違いない。
しばらくマリーネとセンジュの
キ……キスは続いて、10秒くらい
経ってようやくセンジュはマリーネ
の顔から離れた。
「クヒヒヒヒ!!お前らは弱くて
つまらんなぁ!!もっと強くなって
俺を楽しませろ!!次に俺に
会うまでに鍛え直せ!!その時は
今より多少マシになったお前らを
……殺してやるよ……!!」
と、センジュが笑顔で言うと、
彼女の足元から影が伸び、それが
彼女の全身を包んで、その場から
弾け飛んだ。次の瞬間には、
そこにセンジュの姿は無かった。
「き……消えた……。」
マリーネがそう呟くと同時に、
なんだか俺は肩の力が抜けた
ような気がした。まるで嵐に
襲われたかのような体験だった。
女戦士センジュ。あれが今後も
俺達の前に立ち塞がるのなら、
それは大きな脅威になるのだけど、
今はそんな事考えるよりも、
自分達の身体を万全な状態に戻す
のが先だな……。




