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24話「迫る影」

眠りについた俺は一真、花菜と

出会った頃の夢を見た。俺はかつて

の友達にこう聞いた。


「2人は好きな物はある?俺は、

仮面ファイターとかハイパー戦隊、

ウルトラバトラーみたいな特撮と、

機械鉄人ガンバリオかな。」


俺はなかなかにオタクっぽい趣味

が好きだと2人に明かしたが、

一真も花菜も、それを貶したりは

しなかった。


「仮面ファイターとハイパー戦隊

昔見てたな~!懐かし~!

あ、俺が好きな物は、毎週読んでる

週刊少年バレルだ!」


一真は人気少年誌が好きだと答え


「私は身体を動かすのが好き。

スポーツとか、ダンスとかね。」


花菜はそう答えた。


その後も俺達の会話は続き、俺は

もっと会話の先の方を見たいと

思ったのだけど……。

_______________


「おはよう、リョータロー君。」


「……おはよう、マリーネ。」


マリーネが俺を起動した事で夢は

覚めた。


昨日俺はマリーネの家の中から

イブさんの日記を見つけた。

これに、行方知れずの彼女

を探し出す事ができる手掛かり

があるかもしれない。


今日はこの日記をマリーネと

一緒に読んでいく事にした。

ところで……。


「なんでイブさんは日記を

隠したんだろう?」


俺はそれが気になっていた。


「きっと隠さなくちゃいけない

理由があったのだと思うわ。

これを読めばそれが分かるかも。」


俺の疑問はこの日記を読めば

分かるかも、とマリーネは

言い、日記を開いた。この日記

に、イブさんの事が……。

_______________


私が異世界に転生してから

1年の時が経った。この世界には

モンスターというものがいて、

人々を襲っている。モンスターに

人が殺される事も少なくない。


そんな世界に私は転生したのかと

思うと、自分の運のなさを感じる。

だが私には力がある。うっすらと

覚えている。私は誰かにこの力を

与えられたのを。


炎の弾、氷の槍、竜巻、雷撃、

様々な力を私は使えた。

この力を使って私は人を助けた。

何故だか知らないけど、それが

私に与えられた使命だから、と

思った。

______________


「イブさんが……転生者……?」


「そんな……。」


俺もマリーネも、イブさんが

転生者だと知って驚いた。彼女は

俺と同じ世界からこの世界に

来たのか……。


_______________


ある日私に因縁をつけてきた

男がいた。何でも私がいる街を

破壊されたくなかったら僕と

戦えとの事だ。一体なんだった

んだアイツは……。だが、街が壊

されるとせっかく今まで守った

人達の命が無駄になると考え、

男に挑んだ。


だが、男は卑怯者だった。私の

目の前で約束を破って街を破壊した。

多くの人々がそのせいで死んで

しまった。かつて私がモンスター

から助けた人もだ。


男は一体何者だったのか。何故

こんな事をするのか。それは

分からない。今私の目の前に

は1人、街の破壊から生き延びた

娘がいる。私は彼女を救う事に

した。

_______________


「……男?」


誰だろう、男って……まさか影の

一味と関係のある人なんじゃ……?

それと……。


「この少女って……誰?」


「私よ。」


マリーネはそう呟いた。


「マリーネ?この時マリーネは

イブさんに拾われたの?」


「うん。」


マリーネは頷いた。そうか……

この時マリーネが……。


「ていうか、街ってどこだろう?」


「この国の王都だわ。」


俺の疑問に、マリーネが答えて

くれた。王都は謎の敵によって

1度破壊されてるのか。よく復興

できたな。

_____________


その後、私の前にこの国の王が

現れた。お前がこの街を破壊した

んだろう、との事だ。私は何を

言ってるのか分からなかったが、

どうやら王は誤解しているらしい。

彼は私を死刑にするべきだと言って

いる。


私はどうするか考えた結果、

この子を育てた後私を殺せと

提案した。まぁ、提案というか

脅しに近いかもしれない。結果

今から11年後、私の死刑が執行

される事が決まった。


______________


「お師匠様が……死刑……!?」


「マ、マリーネは知らなかったの?」


イブさんは街を破壊した犯人だと

疑われ、死刑を言い渡されたと

書かれた日記を見て、俺もマリーネ

も驚きを隠せなかった。


「そうか……イブさんは死んだん

だ。」


俺はその結論にたどり着いた。

イブさんは、処刑されてもう

この世にいない、そういう結論

だ。


「そんな……。」


マリーネは膝から崩れ落ちた。

自分の師匠が死んでしまっている

んだ。無理もないだろう。


「じゃあ……イブさんを探す

のは……?」


これで、イブさんを探すという

当初の目的は消え去ってしまった。


「……王様に聞いてみる。お師匠様

が消えたのは2年前、その時お師匠様

が処刑されたのだとしても、そんな

話誰からも聞いてないわ。なんで

王様はそれを隠してたのかしら?

この事を王様に聞きに行きま

しょう。」


王様はこの件をマリーネに隠して

いた、そう考えるに至った。

王様に問い詰める為に、王都へと

足を運ぼうとしたその時……。


ドォォォォォン……!!


「!!」


外は晴れてる。雨を降らせそうな

雨雲はほぼ無い。そのハズなのに

外から落雷の音が聞こえた。


「マリーネ、これは……?」


「様子を見に行きましょう!」


俺とマリーネは音のした方に

向かった。その先に、最悪の

脅威が待ち受けているとも知らずに

……。







おまけ

Go!Go!ゴーレム!


良太郎とマリーネは幽霊屋敷にて、

黄金の杯を探すクエストを行って

いた。しかし屋敷を探索すること

僅か数分で、恐ろしい敵と遭遇

してしまった。


ゴースト「オオオオオオ」


良太郎「ゴ、ゴーストだ!」


マリーネ「逃げるわよ!」


2人はゴーストと遭遇するとすぐ

逃げに徹した。ゴーストには攻撃

が効かず、正攻法では倒す事が

できない上に、ゴーストに襲われる

と襲われた人もゴーストになる

のだ。


2人は必死に逃げ、屋敷の調理場

に隠れた。


良「ふぅ……撒けたかな。」


マ「流石にここまで逃げれば

撒けたでしょ……あッ!」


その時、マリーネは良太郎の方を

見て声をあげてしまった。正確には

良太郎ではなく、彼の後ろにいた

ゴーストを見て驚いたのだ。


マ「リョータロー君……後ろ!」


良「え……?」


ゴースト「オオオ……。」


良「うわっ……!」


良太郎も自分の後ろにいた

ゴーストを見て驚いた。この距離

では逃げるのが間に合わない、

良太郎とマリーネは絶対絶命だ、

そう思った時……。


ゴースト「オオオオオオ」


ゴーストは唐突に近くにあった

戸棚を開き、中に置かれた食器を

割れないように丁寧に取り出し、

その奥にあったある物を手に取った。


マ「それは……!」


良「金色の……グラス……?」


ゴーストが棚の奥から取り出した

のは金色のグラス、これが黄金の

杯である。そして次の瞬間、

そのゴーストは口を開いた。


ゴースト「この杯は、私が持って

いても意味が無いものだ。どうか

これを求める人に渡してやって

くれ。」


良「ゴーストが喋った……?」


マ「……喋るゴーストなんて初めて

見たわ。」


喋るゴーストは良太郎に黄金の

杯を渡すと、光の粒になってその場

から消えてなくなった。


その後良太郎とマリーネは手に入れた

杯をクエスト依頼者に渡し、クエスト

は達成された。黄金の杯を手に入れた

男はそれを参考にして、人の為の陶器

作りに精を出したそうだ。


マリーネはあのゴーストの正体を

探ろうと、自宅の本を読み漁ったが、

その正体を解き明かす事はできな

かった……。



この度はこの作品を読んでいただき

ありがとうございました!この辺の

物語は話数の都合でかなり前の物語

から改変されてます。なので、

2000~3000話で話を纏めつつ良い

物を作ろうと思うとかなり苦労し

ました。これからも頑張っていき

たいのでよろしくお願いします!




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