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20話「鎮まる火」

「はぁっ!!」


俺は拳による打撃でゴーレムを

殴り飛ばし、その隙をついて

マリーネが攻撃を仕掛けた。


「アイスランス!!」


マリーネの杖の先から放たれた

アイスランスはゴーレムの核を

貫通、これによりゴーレムを撃破

した。


「リョータロー君、これでこの辺の

ゴーレムは掃討したわね。」


「うん。」


マリーネの言う通り、先程まで

この辺りにうじゃうじゃいた

ゴーレムは全滅した。俺達が全滅

させたのだ。


「私はもう魔力が残ってないわ。」


「もう1時間ぐらい戦ったもんね。

ゴーレムだけど、凄く疲れた気が

する……。」


突如王都に現れたゴーレムの軍団。

彼らは何の目的の為にこの街に

現れたのだろうか。首謀者は誰

なのか。気になる事は沢山ある

けど、とりあえずこの戦いはなん

とか乗り切った……。


「君達、大丈夫かい?」


この声は、ギルドマスター?

声のする方を見ると、そこには

ギルドマスターがいた。会議を

してた時は整っていた服が

かなりくたびれている。この人

もゴーレムと戦っていたのだろう

か……。


「リョータロー!マリーネ!」


そして、冒険者達が次々に俺達の

元へ駆けつけてきた。皆ゴーレム

を倒し終えたのかな?


「いや~疲れたぜ!あのゴーレム共

1体何体いたんだろうな?いい迷惑

だっつーの!」


タウラスは突如現れたゴーレムに

対してかなり怒っている。まぁ

彼の意見は至極真っ当なものだと

俺は思う。


「リョータロー君、破損は無いか?」


その時ソレイユさんが、俺の元に

近づいてきて、俺の心配をして

くれた。会ったばかりの俺にそんな

事言ってくれるなんて……この人

は良い人だな。


「だ、大丈夫です!この通り!」


俺はソレイユさんに自分が無事である

事をアピールした。ゴーレムと

戦ってた時は勢い余って「腕の1本

ぐらいくれてやる!」とか

言っちゃったけど、ゴーレムの身体を

作るにはきっと時間とコストが掛かる

筈だから、やっぱり身体は大事に

しないとな。そう思ってると、

ギルドマスターが話を始めた。


「私は王宮付近でゴーレムの

群れと戦ってたのだが、戦いが

終わった後、国王が私の前に姿を

現して、明日君達を王宮に呼びたい

と言っていた。」


との事だ。国王様が俺達を呼ぶ

なんて……何をするんだろう?


「きっと王様は俺達にお礼をしたい

んだろうな!国王に褒められるなんて

嬉しいぜ!」


ドラコは嬉しそうに明日王宮で

何をするのか予想している。

その可能性も捨て難いな……。


「明日朝9時までに王宮に集まって

欲しいとの事だ。ここにいる君達

と、ゴーレムと戦った上級冒険者

7名が王宮に呼ばれる事になって

いる。さぁ、明日に控えて今日は

もう家に帰って休むといい。」


そうして、今日は一旦俺達は解散する

事となった。朝はシャナと戦って、

夜はゴーレムと戦う事になるなんて

……大変な1日だったな。


俺とマリーネは家についた。

マリーネはすぐにシャワーを

浴びにお風呂場へ向かい、俺は

家の前で土埃をはたいた。

その後、マリーネが夜ご飯を食べる

側で俺はある事を考えていた。


俺は現世に帰れるのか、という

事を考えていたのだ。

俺はあの世界で死んで、この世界

に転生してきたって事で良いんだよ

ね?じゃあ俺の遺体はもうあっちの

世界には無い筈……じゃあ現世に

帰るとしたらこの体で帰らなくちゃ

いけないのか?


俺がこんなゴーレムの姿になった

って知ったら、お母さんもおじい

ちゃんも、林檎も一真も花菜も

驚くだろうな……いや、そもそも

この身体の俺の事を「鬼島良太郎」

だと認識してくれるのかも怪しい

気がする……。


ていうか現世に帰るにはどう

すれば良いんだろうか……もう

1回死んでみる?この世界のどこかに

現世と異世界を繋ぐ場所があるとか?

……そもそも……俺はあの世界に

帰っていいのか……?


「リョータロー君。」


「え?何?」


その時、マリーネの声が俺の

思考を一旦止めた。


「さっきから私が声をかけても

微動だにしてなかったけど、どうか

したの?」


さ、さっきから声を掛けられてた

のか……。


「いや、なんでもない。」


「そう、明日は王宮に呼ばれてる

から、今日は早く寝なくちゃね。」


そうだった、明日は国王に呼ばれてる

んだ。俺は身体に核を入れればすぐに

目覚められるけど、マリーネは人間だ

もんな……。


「うん、そうしよう。」


俺は彼女の言葉にそう返した。

その後マリーネは歯磨きをし、

その日はすぐに眠りについた。

俺もマリーネも、明日は誰にも

襲われない、平和な一日になる事

を祈って。






おまけ

Go!Go!ゴーレム!


この日、良太郎はある事が気になって

いた。


良太郎「ねぇマリーネ、この世界

には何か、娯楽的な物はないの?」


マリーネ「あるわよ、小説本とか

彫刻とか、サーカス団を鑑賞したり、

木製人形や武器をコレクションしたり

そういう人達は少なくないわよ。」


良「へー。木製人形……それ気に

なるな。」


マ「王都に木製人形専門店がある

わよ。行ってみる?」


良「うん、行きたい。」


そうして2人は、王都の木製人形

専門店「エルフの森」に訪れた。

この店で売られる木製人形は、

北の王国に棲む亜人、エルフの

集落周辺で採れる木で作られて

いるのだ。店主はエルフの集落

出身の女性エルフである。彼女が

この店の木製人形を作っている

そうだ。


良「色々な人形があるなー。

俺のいた世界でいう所のフィギュア

的な感じかな?」


マ「何か欲しい物があったら買って

あげるわよ。」


良「本当?じゃあしばらく考え

させて。」


マ「良いわよ。」


それから良太郎は欲しいフィギュア

を選ぶことにした。フィギュアの

モデルは有名な冒険者やモンスター

などがある。鎧を着た厳つい見た目

の剣士やローブを纏う魔術師、

ドラゴン系モンスターの木製人形

などが店の棚に置かれていた。


良「これに決めた!」


マ「これが良いのね。この人は確か

……西の王国で10年ぐらい前まで

特級冒険者として活躍していた

女剣士、ストレイ・サキガケルさん

ね。」


良太郎は鎧を着た女冒険者、ストレイ

・サキガケルのフィギュアを手に

取り、それを買う事にした。良太郎は

家に帰った後、しばらくその人形を

眺めて楽しんでいた。


良「うーん……カッコイイな!」


マ「それは良かったわね。」




この度はこの作品を読んでいただき

ありがとうございました!最近

アニメ、邪〇ちゃんド〇ップ〇ック

を1期から3期まで一気見して、見事

にハマりました。邪〇ちゃんねるの

過去の動画を見て、漫画も買って、

YouTubeの切り抜き動画(公式)も

よく見てます。新たなアニメを開拓

できると自分の世界が広がった気が

するので、良い気分になれます。

これからもよろしくお願いします!



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