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19話「燃える王都」

彼らがギルドで会議をしている時に

それは突然現れた。無数のゴーレム

は、目から放つレーザー光線と

魔術フレイムバレットによって、

街を攻撃し始めた。下級冒険者は

王都の住人を王都外へ避難させて、

上級冒険者はゴーレムを殲滅すべく

戦いを始めた。


_______________


「リョータロー君!」


「ぐっ……この!」


後ろでマリーネが俺の名前を叫んだ。

敵ゴーレムは俺に掴みかかり、

レーザー光線を撃とうとした。


「アクアバレット!」


その時、マリーネが魔術、アクア

バレットを撃ち、それを敵ゴーレム

にぶつけて、俺から敵を引き剥が

してくれた。


「はっ!とりゃあ!」


アクアバレットを食らってよろけた

敵に対し、俺はパンチとキックを

叩き込み、トドメに火属性魔術

で敵の胸にある核を破壊した。


「フレイムランス!」


「:'!」


ゴーレムは断末魔を上げて動きを

止めたけど、まだゴーレムは沢山

いる……。


「獣脚!!(じゅうきゃく)」


その時、トーゴが1体のゴーレムを

瞬時に破壊した。脚に魔力を集中

させ、オーラを纏った脚によって

敵を粉砕する魔術、獣脚によって

ゴーレムの核を砕いたのだ。

さすが特級冒険者……強い!


「アイスランス!!」


マリーネも、1秒でも早くゴーレム

を全滅させる為にアイスランス

によってゴーレムの核を貫いて

戦っている。


「トーゴ、待たせたわね!

私もこの辺のゴーレムを討伐する

のに加勢するわ!」


その時、トーゴの姉であるリコが

南区に駆けつけ、俺達に加勢して

くれると言った。


「姉貴!!助かる!!」


「強化魔術を使うわ!

パワーブースト!!」


リコは他者の肉体を強化する

魔術、パワーブーストを使い、

トーゴの筋力を強化した。


「獣拳!!(じゅうけん)」


パワーアップしたトーゴは拳に

魔力を纏わせ、ゴーレムの核を

その鉄拳によって打ち砕き、

彼はさらに何体ものゴーレムを

なぎ倒していく。


「俺もやらなくちゃ……!!

この街を守る!!」


俺は自分の尻に火を付け自分の

闘志を焚きつけるように、

敵ゴーレムへと向かっていった。

今の俺はゴーレムなんだ……

腕の1本や2本くれてやるぐらいの

覚悟で戦わなくちゃ!!

_______________


俺達タウラス組は、王都の西側で

のゴーレム殲滅を任された。周り

では他の冒険者達も戦っている

……ここは特級冒険者として、

みんなの見本になるような活躍

をしなくちゃな!行くぜぇ!!


「スティングフィッシュの角!!」


俺は魔術で右手を魚型モンスター、

スティングフィッシュの角に

変化させ、その鋭い角で目の前の

ゴーレムの核を貫く。


「オラオラァ!」


さらに続けて2体、3体とゴーレム

の核を潰していったのだが……。


「おっと!角が折れちまった

……。」


スティングフィッシュの角は

かなり繊細で、荒々しく使と

すぐに折れてしまうのだ。だが

腕の形を変えればどうという事

はねぇ!


「今度は、スラッシュマンティス

の刃!!」


次は、腕を虫型モンスター、

スラッシュマンティスの腕の鋭利な

刃に変化させて、それによる攻撃

をゴーレムにしかけた。


「食らいやがれ!!」


俺は腕刃の斬撃によってゴーレム

の核を切り裂いてゴーレムを

倒していった。そういや、ベルと

ドラコはどうしてるかな……?


「フレイムスラッシュ!!」


「アイススラッシュ!!」


俺が2人の方を見てみると、ベルは

炎を剣に纏わせた斬撃、フレイム

スラッシュで敵の核を斬り裂き、

ドラコは氷の斬撃アイススラッシュ

で核を斬り攻撃していた。この様子

じゃ問題は無さそうだな!さぁて、

俺ももうひと頑張りしますか!!


________________


俺とセリエ、ティアマトの子2人で

王都の南側でゴーレムと戦っている

のだが……この辺はちと多いな……。

だが特級冒険者たる者、ゴーレム共に

は負けねぇぜ!


「神速斬!!」


この俺ガオレオ様は持ち前のスピード

を駆使した戦い方が基本だ。高速で

戦場を駆け抜け、敵とのすれ違い

ざまに敵の弱点を切り裂く俺の技、

神速斬によって、5体のゴーレムを

瞬時に倒してやった。そして……


「アイスバレット・ストロング」


後ろから聞こえたこの声はセリエ

か?と思った瞬間宙を氷の弾丸アイス

バレットが舞った。そのアイス

バレットは、ゴーレムの核目掛けて

飛んでいき、敵の核を身体ごと貫く

が、それでもそれの威力は消える

事無く、次のゴーレムの元へと

飛んでいき、核を潰しては別の

ゴーレムへと、1つのアイスバレット

は複数のゴーレムを倒していった。


流石だぜセリエ!


「ガオレオ……援護は……任せて

……。」


「おう!」


援護をさせろと言うセリエに

俺はグッジョブのサインを出し、

ゴーレムとの戦闘を再開する。


_________________


「……多いな。」


北側でゴーレムの大群と戦っている

私は、育ての父から譲り受けたこの

剣を抜刀しようとしたが……。


「いや、この剣は強者を前にした

時のみ抜刀を許される剣……

今夜は炎の剣士ソレイユはお休み

だ。」


私は剣を使わない魔術のみで

ゴーレムと戦う事を決意した。

私の得意魔術は火属性だ。火属性

魔術を何年もかけて磨き上げて

きた。


「蛍火」


私は手の平から輝く粉塵をゴーレム

に撒き散らした。それに目を向ける

ゴーレム達……人並みの感情という

ものがあれば、この粉塵はまるで

綺麗な蛍の光のように見えるだろう

……しかし、ゴーレムは……。


「爆ぜろ……!」


私が指をパチンと鳴らすと、粉塵は

それを合図に大爆発を起こした。

この辺が建物が少なく、人も

既に避難している場所で良かった、

遠慮なくこの技を使えたのだから。


「漁火」


続けて私は魔術を使った。手のひら

に小さな光の玉を無数に作り出し、

それをゴーレムの元にとばした。

そして光の玉が十分にゴーレム

達の近くに行き届いたのを見

計らい、また指を鳴らした。


「砕けろ……!」


私の合図によって1つ目の光の玉

が爆発を起こし、それを起点に

2つ、3つと次々に光の玉が爆発を

起こし、それによってゴーレムは

砕け散り粉々になった。


「……この程度のゴーレムなど、

この剣を抜くまでも無かったな。」


さて、残るゴーレムは数体……

会議に来ていた上級冒険者達なら

どうという事は無いと思うが……

リョータロー君だったか……?

彼は戦闘経験はあるのだろうか。


我々の戦力になるのなら、この

ゴーレムを倒せるぐらいの力は

持っていて欲しいのだが……。

とにかく、残りのゴーレムを倒して

リョータロー君の様子でも見に

行こうか……。


この度はこの作品を読んでいただき

ありがとうございます!最近水〇の

魔〇のHGエ〇リアルを組みました

が、かなりクオリティが高くて満足

しました。水〇の魔〇のプラモは

できるだけ集めたいのですが、それ

は結構苦労しそうですね……。

これからもよろしくお願いします!



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