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第0話:ここまでの道筋

投稿する順番が完全に逆でした申し訳ございません…

1930年代この時から大日本帝国の暴走は、始まっていた。


1931年に軍部は、政府の反対を押し切って満州事変を強行広大な荒野に清王朝最後の皇帝を立てて満州国を建国した。


さらに1933年には、国際連盟とワシントン海軍軍縮条約を脱退そして、1936年には、軍部大臣現役武官制が復活したことによりシビリアンコントロールが失われ日本政府は、すでに形骸化していた。歯止めがなくなっていた大日本帝国は、1937年に発生した蘆溝橋事件・第二次上海事件を境に中国との全面戦争に突入初期は、快進撃を遂げたものの兵站システムの問題上膠着状態になった。ドイツや英国の工作によって日中間の和平交渉が進むが最終的には、決裂この地点での日中戦争の最大の難点は、援蒋ルートと呼ばれる米英仏による対中支援ルートであった。


このルートの多くは、中立国を経由したものであり、封鎖は、困難であった。軍部は、この問題に頭を抱えたが、突然好機が訪れた。


日本の反対側で行われていた第二次世界大戦の中でフランスがドイツに降伏したのである。これにより日本は、援蒋ルートの1つである仏印ルートを遮断できると確信ドイツにより建国された親独政権のヴィシーフランスに日本は、インドシナの北部の割譲を要求多少の抵抗は、あったのものの、日本は、北部仏印進駐を果たした。そしてそれと同時に日独伊三国同盟を締結した。


がこれらの行動は、日米の関係を非常に悪化させたというのも、1921年に締結された四カ国条約などが示すように、アメリカは、自国の太平洋での有利を保つため太平洋における領土変更は、断固として避けたかったのである。アメリカは、日本の進駐に対して非常に強く反発対日制裁を格段に強化していった。


次第にましていく禁輸制作によって日中戦争の継続が不可能になるのは、明らかであり、1941年から日本は、アメリカとの本格的な交渉を開始した。日中戦争の打開を図りたい日本と、太平洋情勢の維持を狙うアメリカとの間で日米交渉が始まったのである。


しかし7月末に日本が南部インドシナまで進駐した事により、アメリカは、自国の要望を無視したと判断日本に対しての石油輸出を全面禁止にした。これにより日本は、しだいに追い詰められていき、最終的にハルノートと呼ばれるアメリカの提案にて、日本語要望が全面的に拒否されたことから軍部は、開戦を決意した。


1941年12月8日に大日本帝国海軍は、ハワイの真珠湾に攻撃を敢行ついに太平洋戦争が開戦したのだ、日本は、同日にマレーシアを攻撃し、またたく間に進撃数カ月後には、『東洋のジブラルタル』と称された英国の大要塞シンガポールを攻略した。同時期に発生したマレー沖海戦では、英国の主力艦隊を撃滅さらにフィリピンの占領も完了し、誰が見ても初戦における日本の勝利は、明らかだった。その後も連勝を続け1942年の、5月までには、東南アジアの大部分を占領しかしこの状況に転機が訪れる。同年6月5日に起きたミッドウェー海戦で日本海軍が大敗したのだ。


これにより主戦力が半減し一気に弱体化更には、ソロモン海戦の敗退とガダルカナルの撤退によって大日本帝国の劣勢は、明らかなものとなった。1943年4月には、ブーゲンビル上空で山本五十六長官が搭乗していた飛行機が撃墜され戦……そして1944年に入るとその戦局は、更に悪化2月には、トラック島の航空基地は、壊滅し4月に始まったインパール作戦は大失敗に終った。


それに1944年6月連合軍がノルマンディーに上陸した。この上陸を陽動と思い込んでいたドイツ軍は、機動的に動……このように枢軸国の劣勢は、確実なものであり今後は、沖縄や台湾などが次々に陥落し、アメリカは、本土上陸を試みるだろう、防衛などしていても運命は変わらないもし一筋の希望が見えるのであればそれを掴むべきだ。


我が皇国は、最後の反抗を行うそして敵軍を撃破してこの戦争に勝利するのだ。


皇国の興廃この一戦にあり各員一層奮励努力せよ

最後まで見ていただきありがとうございました。今回は、物語が始まる前の前置きみたいな感じでした。次回から物語が始まっていくのでそちらも見ていただければ嬉しいです。

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