テンプレート愛
「起きてください。もうすぐ着きますよ。」
「うぅん、わかりました。」
俺は起きて首をかるくぐるぐる回す。車のまどから外を見ると、林がみえたので自分は本当に学園に連れて行ってもらえるのか心配になった。だが、林を抜けると大きな校舎がみえた。すごくでかい豆腐みたいだった。「あれが校舎ですか?」
「そうですよ。」
それに学校の敷地の範囲のすべてではないが寮と校舎と体育館が入るように肌色の塀でかこまれている。
車はこの学園の門で止まった。
「降りて待っていてください。」俺は鞄を背負い携帯をポケットに入れて車を降りた。
降りてすぐに後ろにも車が止まっていたことに気づいた。目がオレンジ色で少し身長が小さい金髪でポニーテールの女性が車からおりて歩いてきた。あ、そういえば運転手さんにありがとうっていわなきゃな。
「ありがとうございました。」
「はい、学園生活頑張ってください。」
ドアはバタンという音をたてて自動でしまった。
「こにちは!ってこんばんわかな?もうすぐ夜の9時だもんねぇ」
「どうもこんばんは。佐々木です。」
「私は光津子っていいますちなみに君のクラスの担任だよー」
「ああ、そうなんですかよろしくおねがいします。」
「こちらこそよろしくね!そうだなぁ今日はちょっと遅いんだけど軽く学園を回る予定なんだけど大丈夫?」
「はい」
「よし!ならば校舎をぐるっと回って、訓練場に向かって、寮に戻って君の部屋を紹介するよ~ちなみに部屋の設備はそこそこ整ってるから堕落しないようにねー?」
「は、はい」
「そしたらいきましょか~」
大きい校舎だなぁ。そんなことをぼんやりと思いながら光津子さんの後についていく。
「さっきからバカでかい豆腐みたいなやつがあるでしょ?」
「はい。」
「これがこの学園の校舎。教室とか図書館とか喫茶店とかあるよ。」
「ああ、そうなんですね。」喫茶店ってある意味あんのか?
「あれ?もっとこうテンション上がんないの?喫茶店だよ?結構大きいよ?」
「え、いや。なんかすごいなーって思ってますよ?」友達出来そうもないから関係ないと思ったとかいえねぇ。
「?ならいいけど。じゃぁ次は食堂と体育館身に行こか。」
「はい。」
「それと、もうちょっとテンション上げてくれると嬉しいなーみたいな?」
「え、あぁ結構上がってるんですけどテンションの空回りが怖くて」
「大丈夫、大丈夫この学園に来る生徒だいたい1年のころは空回りが普通だから。」
「そうなんですか?」
「そうそうだからこう、テンションあげる上げないっていう問題じゃなかったな・・・こう自分をしっかりと持ってさらけ出す!みたいな?」
「それ、結構難しいですよ?」
「でも、この学園ではそれが大事なんだよ。」
「そうなんですか?」
「うん、校則になってるぐらい大事!」
「えぇ?」
「まぁ理由は授業でやるから安心して」
「・・・」
彼女は校舎の右側にあるいていき、ちょっとして校舎に入る扉の一番右の扉を開けた。
「どうぞどうぞ」
「おじゃまします」
「どう?そこそこ綺麗でしょ!」
「はい壁が白くておしゃれです。」
「でしょ?さあ食堂に直行だぁ!」
・・・・到着した。
「広いですね。」
「でしょ!これが食券販売機であそこで注文してここら辺で食べるシステムになってるよ!」
「なるほど、こういうの見るの初めてです。」
「そう?確かにこの広さになると珍し部類に入るだろうけど6年前にもあったことはあったよ?」
「そうなんですか?」
「うん。・・・次はお楽しみの訓練所だよ!」
「おお、楽しみですね」
「そういえば~‘赤髪の組長‘が組手してるから異人の力を使った戦闘が見れるかもしれないよ!」
「!!!!」っまじか、異人の力か・・・初めて見ることになるな。
「さぁ行こか~」
俺は歩いてついていく。
「あの、赤髪の組長って名前こわいんですけど。」
「あぁ、まぁ大丈夫、大丈夫。異人バトルめっちゃ好きだけど。って結構不安そうだな。」
「緊張しいなんですよ。」
「まぁなんていうのかなこの赤髪の組長っていうのは二つ名でしかも組長が決めたのではなく、みんなが決めてくれたからそれを了承したって感じだから、極道でもないし小指もついてるよ。」
「あぁ、そうなんですね」
にしても緊張するものはするし怖いものは怖い。
しばらく歩いているとそこそこでかい扉が開いていた。
廊下がまっすぐ100メートル以上あって左右には少し大きい教室ぐらいの大きさの部屋がいっぱい続いている。
「組長は大抵Aの6にいるからー・・・ちょとまたあるくね」
「はい」
俺は左右の訓練場を見ながら歩く。
所々人が入っていて複数人で入っている人、一人で入っている人がいて大抵固有武器を持って模擬戦をしたりしている。
そしてついにAの6についた扉にはAノ6と大きく書かれている。
窓からのぞいてみると赤髪の女性がほかの女性二人とになにか話しているみたいだ。
そして赤髪の女性が豪快に笑ったりしている。
「赤髪の彼女がこの学園でトップの強さを誇る赤髪の組長だよ!」
「なんか、かっこいいですね。」
「あのさ、君彼女と模擬戦闘してみない?」
「えぇ!?いやいやいや、そういうのいいですから」
「やろうよ~!!!」
「いやいやいや」
この人は僕の肩を両手でもってガクガクさせながらそう訴えてくる。
すると、ガラッという音を立てて窓を開けた人がいた。
「なんやせんせー援助交際かぁ?」
「ちゃうちゃう!この子が組長と模擬戦をしたいらしんだけど、それをとめてたんだよぉ!」
「おお!!」
「えぇ?!ちがいますよ?!」
「なにいってんの?君変わりたいんやろ?君が変わる道の一つだよ?」
「・・・」
「さっきいったよね?テンションから回ってもいいんだって、自分をさらけだしていいんだって!」
そうだ、そうだよ僕は変わらなきゃ、正直にならなきゃ歪んでしまう。その結果があの物騒な武装なんだろうなら、この学園生活を楽しめ!!!!・・・・とは言うもののどう戦う?
「あ!けがのこと心配してるん?大丈夫、大丈夫うちハイポーション持ってるし。」
「ねぇ君これがたぶんラストチャンスだよ?何となくここで変わらなきゃ君は一生変われない気がする・・・」
「変わります。」
「おお!!」
「僕、戦います。だって僕こうゆうシチュエーション好きですから」
「!!!!ええやん!ええやん!やろ!やろ!うちもこうゆうテンプレみたいなのが好きやねん。」
「あの、でもちょっといいたいことが。」
「あぁそやな、あれ忘れとったな。あんたがうちに勝ったらうちのチームの女全員メイド服着せてご奉仕したるわ!」
「えぇ?!」
「もし君が負けたらうちのチームにはいらへんか?」
「えぇ?いいんですか?」
「なんや、負ける気満々か?」
「その、条件は飲みたいんですけど、僕まだ武技とか固有武器とか使ったことなくて・・・」
「ほうほう、それでも戦いたいたいと?」
「・・・いいですか?」
「ええよ!ええよ!じゃあこうしよか。えーと、せんせー木製の武器つくれるやろ?」
「うん」
「それで、うちとこの挑戦者の固有武器の形をした武器をつくる、お互いに固有武装は装備せずスキルも使わない。そして、うちはリンク率を30パーセント以上上げない。あ、君のリンク率はどんだけ上げてもいいよ?せんせーこれ結構公平やろ?模擬戦闘許可、頂戴」
「はい、了解しました!ここにランクSの赤石 刹那とランクDの佐々木君の模擬戦闘を許可しまーす!」
「じゃあ、佐々木君の固有武器からつくるねー」
ん?ランクS?・・・聞こえない聞こえない。
「え?僕の武器見たことあるんですか?」
「あるよーってそういえば何本ぐらいほしい?」
「おいおいちょっとまった!固有武器は一本やん!」
「え~?組長は大剣一本だけど、双剣の人とかは二本持ってるでしょ?」
「じゃあ、君は双剣?」
「いや、ナイフです。」
「ナイフ、複数本もってるんか?」
「はい」
「ふーんならええわ。」
「えーとじゃあ12本で。」
「おおけっこうおおいな?!」
「そうですか?」
「じゃつくるね~」
「・・・なぁ、なんか君さっきから発言矛盾してることに気づいてる?」
「え?あ~なんというか。話せば長くなるんですけど・・・」
「なになに?誰にも言わへんからおしえてほしいな~?」
赤髪の組長はそう言って僕のほうに肩を寄せてきた。
よく見ると・・・というか僕が恥ずかしがりで顔をあんまり見れなかったせいなのだが。
なんというか美人の部類に入るんだろうが雰囲気というより本能が美人とかいうジャンルに入れるよりも強い人というジャンルに入れたくなるような人だ。
その雰囲気が赤い紙をポニーテールで結っていることから来るのか、少し細い目からくるのかどっちかわからないがまぁ魅了的な人だ。
その魅力が変わる覚悟を後押ししたように感じる。
・・・とそれよりもこの状況はピンチだ僕が国のプログラムによってこの学園に来ていると言ったらどうなるんだろう?チームに誘ったことを後悔するかもしれない。それは嫌だし怖い。出来立てほやほやの縁だが、何故か蔑ろにしたくない。なぜだ?もしかしてこの人俺に惚れるスキルをかけたりしてないだろうな?!ってありえねぇか。あぁどうしよう現実的な解決策を考えなければ。
やべー思いつかねー光津子さん助けてくれねーかなー?
手から俺の固有武器の形をしているのであろうナイフがいっぱいでてきてるぅ!ってそんなことよりも!たすけてえええええええ!!!!みつこさあああああんん!!!!!
「あれ?もしかしてデリカシーないしつもんやったか?ごめん、ごめん、気にせんといて。」
助かったぁああ!!!組長優しぃなぁ
「いや、別にきにしないでください」
「そういえば~君ほんとに固有武器12本もあるん?」
「え、あの一応ステータスの表示では1000本あるらしいんですけど・・・」
「えぇえ!?まじで?!めった刺しする気満々やん」
「ちょっとこわいですよねw」
「いやいや、ほら、あれやん異人のステータスとか見た目とかってけっこーランダムやん?だからそんな偏見もってないよ。っていうかうちのチームのやつはそんなんもってへんで?」
「あぁ~そうなんですね。なんかいいチームですね」
「やろ?ええチームやねん。そこそこ強いし・・・あ、あと敬語じゃなくていいよ、それと組長って呼んでほしいな~」
「わかりました。」
「よしよし、それとこれは大事なことなんやけど適当に負けるなよ?」
少し組長の雰囲気が変わった。
「え?」
「いや、うちのチームに入るにはうちと全力で戦うことが条件なんよ。」
「あぁそうなんですね。あ、そういえばどうやったら勝ちとかあるんですか?」
「うーんどうしよっかなぁ~?逆に君はどんなんがいい?」
「じゃあ先に武器を三回、相手の体にあてるのはどうでしょう?」
「ふーんあるほど、じゃあ実質うちは一回でいいかもしれんなぁ?」
「なんでですか?」
「ほら、うちってパワー系やから一回立てへんぐらいフッ飛ばして3回殴ればいいんやろ?」
一瞬怖くなった、でもそれを覆い隠すように静かに僕の中にアドレナリンが分泌されている。
「・・・・」
「うちと戦うってそうゆうことやで?いうの遅くて悪いな。今から中断してもいいよ?」
「・・・僕も、そういうことするかもしれませんよ?」
「おぉ、そうかそうか!ミッツ~おつかれさん、あとで1000円あげる~」
「いらんわ、ほら。組長の大剣とナイフ12本。」
「サンキュー」
「ありがとうございます。」
僕は鞄を床に置いて、武器を装備することにした。
4本づつ左右の手の指と指の間に入れて前ポケットの左右に1本づつ、後ろポケットに1本づついれた。
偽物のナイフだけどなんというか、いつもの感じがする。
そしてなんかさっきとは感覚が違う気がするそしてその感覚に身を任せると異人の扉がひらいた。
俺はそれが分かった。目で見たわけじゃない耳で聞いたわけじゃないけど、はっきりとわかる。
さらに意識を集中させてシンクロする。
「なぁ、そろそろ死闘を繰り広げようや」
「はい、決死の覚悟で挑めばいいんですよね?」
「おぉぉ!そうやで!君は、ちょくちょくセンス見せるな~」
「じゃあスタートは私が言いまーす!構えて!5!4!3!2!1!スタート!」
気づいたら、足を踏み出していた。
スゥとお風呂の中に沈みこむような感覚がした。
きっと思い出しているんだろう、歪んだ俺の感覚を、技術を、経験を。
今のリンク率はだいたい20%だろう・・・もっと上げれるけど何となく怖い。
俺は組長から見て左前の方向に行く。
初手で真正面からやりあうのは、愚策な気がする。
まずは防御が甘そうな左にナイフを2本投げる。
組長は大剣を立てにして2本とも防いだ。
俺は右手に残った二本のナイフのうちもう一本を投げながら組長のほうに突進する。
組長は余裕の表情で避けて右足で押し出すように蹴りを入れてきた。
予想どうり、組長のイメージどうりの男らしい蹴り。
俺はその蹴りを右に避けると同時並行でその足をナイフで一思いにたたいた。
コツっというおとがした。
「くっ!」組長が笑いながら痛そうな顔をしている。しったことか。
組長が大剣の持ちての部分で俺の頭の部分をどつこうとしてきた。
それを俺は倒れそうなほど前かがみになって走って避けると同時に左手に持ったナイフ2本を投げる。
当然組長はガードしようとする、組長の大剣を盾のようにして構えるガードで俺のナイフははじかれる。俺は左手のナイフのうちの1本を口にくわえて接近する。
この右手に一本、左手に一本、口に一本。
そして、俺は大剣を持っている手を切りつけようとする。
組長は大剣を動かして避ける、それと同時に右足で踏み込んで左手で殴ってきた。
腹パン、意識が飛びそうなほどの衝撃。追い打ちに右に振りかぶって俺を大剣でぶっ飛ばそうとしてる。
俺はあれを全力でよけなきゃなああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
リンク率66%。
「あああああああああ!!!!」俺は体をひねりながらナイフで攻撃をいなした。
そして、その瞬間に今だせる最大パワーで近づいて日本のナイフで組長の大剣を持っている腕を叩き切ろうとした。ドッという音を立てて組長の手にナイフを叩きつけた。組長は目を見開いている。
「はぁ、はぁ、はぁ」すげぇ疲れた・・・俺は一気にリンク率を0にして異人の扉をしめた。なんか戻れなくなるようなきがしたからな。
「・・・・勝負ありやな。」
「ピピー!!!!!試合終了!!!!!」
「佐々木くんの勝利!!!!そんで組長の負けー」
「はぁっはぁっはぁっはぁっ」まだ少し苦しいな、腹殴られるのってこんなつらいのか!?
「負けた~!!!!ひっさしぶりに思いっきしまけたなー!って佐々木君つよくない?!最後のやつのよけ方すごかったし!一瞬殺されるかと思ったわ!」
「はぁっはぁっ、組長も強かったですよ。腹パンめっちゃ効きましたし。」っていうか今も効いていてくるしい。
「あぁ~あれな、でも殴った感じで分かったけど腹に力込めてたやろ?」
「はい、なんか無意識にこめてました。」
「う~ん、戦った感じなんか相当戦闘経験あるみたいやな~まぁこれで佐々木君にご奉仕するのは確定やねんけど、うちのチームにも入らへん?」
「入ります。よろしくおねがいします。あとご奉仕はいいですよ、チームの女性達に全力で嫌われそうですし。」
「大丈夫、大丈夫嫌ったりせいへんって・・・たぶん」
「えぇぇ?」
「「先輩!」」
そう言って組長に近寄ってきたのは俺がこの部屋に入る前に組長と一緒にいた女性二人だ。
そのうちの身長の高いほうは、金髪で緑色の眼をしていて何となくイケメンだ。
身長の低い方は、茶髪で短髪で何よりも目を引くのは頭のところからチョコっと犬の耳みたいのが生えている。
瞳も茶色で顔はかわいい系だ。
「まけちゃいましたね~」犬耳の方が言う、しかし女性なのだが、どことなく幼いきがする。
「先輩が負けるって君相当強いんだね?今度は私と手合わせしてもらっていい?」イケメンはそんなことを聞いてきた。
「あ、はい。僕でよければ」
「ありがとう。」
「ああ!私もお手合わせしてもらいたいです!」
「わかりました、僕でよければ」
「そうそう、美月、五月この子と賭けてたことがあるんやけどさ~」
「え?!なんですか?」
「いやーうちらのチームの女性陣にメイド服着させて佐々木君にご奉仕っていう」
「「えぇ?!」」
「いやいやいや、僕そういうのいいですから。」
「だから、あんなに全力で戦ったのね佐々木君?!」先生?!へんなところで出しゃばらないでください!
「なるほどな~」
「なるほど」
「そうなんだ~」
やべぇ!!みんなして俺をいじる態勢に入っている。
「でもまぁ、真面目な話あんなにいい負ける経験をさせてくれたから何かしら恩返しをしたいのは事実やしなぁ、どう?なんかしてほしいこととかある?」
なるほどなぁ真面目な話かぁ~なら素直に言っちゃおうかな。
「なら、また今度、模擬戦闘してもらってもいいですか?」
「おうよ!」と組長がいう
「佐々木君って結構、いいひと~」と犬耳少女
「佐々木君、戦闘狂説」と金髪の人
「佐々木君、変わってみてよかったでしょ?」
急に先生はそんな質問をしてきた。
「・・・はい」
「あ、そういえば佐々木君うちらのチームに入るから。」
「「え?!」」
「マジっすか先輩?」
金髪さんがそんなことを聞く。
「マジマジ。うち、佐々木君気に入ったし。だめ?」
「いや、ちょっとビックリしたみたいなってかウェルカムっすよ!」
「やろやろってことやから先生、うちらのチームは佐々木君のことウェルカムやから‘チーム加入申請‘先生の方からだしてーや。」
「うーん、いいのかな?」
「だって佐々木君とられんのいややし。」
「とられないですよw」
「まぁ、大丈夫でしょ!ってことだから佐々木君のチーム加入申請だしとくね~」
「ありがとうございます。」
「ってまだ佐々木君に寮の紹介してなかったね、ほな組長お勤めご苦労様です~ほら佐々木君も」
「お疲れ様です。」
「おお、ほなさいなら。ってちょっと待った!」
「ん?どしたの?」
「佐々木君!電話番号交換しよ!」
なぜ、ここで電話番号!?
「あ~佐々木君今なんでほかのSNSアプリじゃないんだ!?って思ったでしょ~」
「はい」
「実はねーこの学園ではSNSアプリの使用ゲームアプリの使用、アニメの観覧が禁止されていまーす!」
「え?!」
「まぁ理由はまた今度ね、私もう眠いし。」
「先生?!」赤い人、ナイスツッコミ。
「まぁそういうわけだから、きおつけてね佐々木君、学園内で使用しらたすぐばれるからコソコソみないようにね~」
「はい」
「まぁそういうことやからほら、佐々木君携帯だして。」
僕は近くにあった鞄から携帯を取り出した。
この時代の携帯も僕の時代と特に変わらずタッチパネルの操作だった。
そしてしばらくして組長と電話番号の交換をした。
すると・・・・「私もしてほしいな~」と犬耳少女
「私も希望」と金髪さん
そしてすんなり交換した。