一方そのころ・・・
「はい、精神状態は今ところ問題ありませんし、アニメなどが好きという情報のとうり私の魔法を見て感動している様子も確認できました。」
「そうだねぇ・・・ならば彼を中二病にさせるコースでよろしく。」
「・・・わかりました。」
「・・・やはり彼が嫌いかな?」
「えぇメンタル面は期待していませんでしたが、やはり自分の罪と向き合わないなんて救いようがありません」
「とはいえ、彼のような存在は有効活用したほうがいい。・・・あぁそういえばちゃんと表舞台で目立つように言った?」
「イベントには極力参加、義務イベントには強制参加と言っておきました」
「そうだねぇ、車から降りたら授業でも頑張るように言っといて。」
「わかりました」
「じゃぁ、おつかれさん」
ブツッ
「先輩~電話しながら運転はアブないですよー」
「しゃあないでしょ、護衛なんだからあれを失うといくら損するか知ってんの?!」
「10億ぐらいでしったけ?」
「そうよ!ったっく意味わかんないわよ。あんな犯罪者に!10!10億よ!」
「まぁ推定A⁺ですからそこそこ強いんでしょうけど記憶飛んでるしなぁ・・・10かぁ・・・」
「まぁ頑張って元とらないとねぇ・・・」
「一応あの人が大人になったら足元見て請求するんですよね?」
「あったりまえよ!それに学園にいるころからバンバン、イベントに参加させるわ戦闘系の。」
「うわぁ、・・・そういえば家族の説明しましたっけ?」
「あ!」
「えぇー」
「はぁ~、いやだって普通あっちのほうから聞くでしょ?」
「えぇ~?うーん、まあそうですね」
「でしょ?まぁ命令どうりの情報を伝えとくわ。」
「なんか可哀想っすねぇ」
「しらない、しらない」
「・・・・」
「・・・・・」
「そういえば、電話から盗み聞きしたんですけど、彼中二病になっちゃうんですか?」
「そうゆう方向に誘導するけど」
「なんか、リアル犯罪者が俺が伝説の漆黒の殺人狂とか言ったらなんもいえねぇですよね?!」
「はは、そうだな、まぁなるとは限らないけど」
「私も誘導しましょうか?」
「お願い、色仕掛けで私中二病の人が好きなのとか言ったら効果抜群でしょ」
「そんなことないですよーまぁ色仕掛けする方向で頑張ります」
「よし!私の仕事一つ減った。」
「ちょっとせんぱーい。」
「ははは」
~それから5時間30分後~
「ちょっと光津子おきてよ」
「ふぁぁ~5時間30分しかねてない~」
「・・・私が5時間30分後に起こすことわかってただろ?!」
「えへへ、今から私が彼に学園を案内したらいいんですよね?」
「そう、わたし運転で疲れたぁ、メンタルまで響いてるから家族の説明まかせた」
「えー」
「あなたもあいつの監視係でしょ~」
「・・わかりました~」
バタン
と音をたてて光津子は車を降りて自分が乗ってきた車の前に停車してある車のほうへ歩いていく。
彼が下りてきた運転主に頭を下げている・・・逆に警戒してしまうな。
「こにちは!ってこんばんわかな?もうすぐ夜の9時だもんねぇ」
「どうもこんばんは。佐々木です。」
「私は光津子っていいますちなみに君のクラスの担任だよー」
「ああ、そうなんですかよろしくおねがいします。」
「こちらこそよろしくね!そうだなぁ今日はちょっと遅いんだけど軽く学園を回る予定なんだけど大丈夫?」
「はい」
「よし!ならば校舎をぐるっと回って、訓練場に向かって、寮に戻って君の部屋を紹介するよ~ちなみに部屋の設備はそこそこ整ってるから堕落しないようにねー?」
「は、はい」
「そしたらいきましょか~」