表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

情報整理

・・・やべぇ楽しい!

俺はタブレットを見ながら常時興奮していた。

しかしながら頭が追いつかない・・・あ!!!!

そういえば俺の親は?!どうなったんだ?俺は反射的に運転手に話しかけてしまった。

「すいません、僕の親が今どうなっているか知っていますか?」

「今も存命でいることは聞いていますが?」

「そうですか・・・」

「このプログラムの許可もいただいていますし。安心してください」

「ありがとうございます。」

・・・よかった。よし、とりあえず今は新しい概念を覚えることに集中しよう。

えーと、確か6年前、二週間にわたりすべての人々に‘異人の扉‘が授けられた。

異人の扉を開くと異人の力を現実の世界で使える。

さらに異人の力を使おうとする場合今度はリンクと呼ばれる状態になる。

言葉のとうり異人とリンクするので力が手に入る代わりに自分の体と心が徐々に異人化していく。

これはリンクをオフにしてから数日は間をあけないと戻らず、さらにリンク率が95%からは戻らないといわれているのできおつけるように。

それで異人にも種類があり大きく分けて4種類ある、自分の異人がどの種類の異人かを見分けるには、現実の体に刻まれた紋章を見れば確認できる。大抵の人は右手の甲や左手の甲にある。・・・ちなみに俺は右手に黒色の紋章があった。たぶん俺がパニックになるのを防ぐ意味合いがあったのだろうファンデーションみたいなのが塗られていて隠されていた。そんなことより集中して情報整理をせねば・・・

異人は大きく分けて、赤、黄、緑、紫がある。

さらに種類があり、赤色は人族。

黄色は、人族、聖族。

緑色は、精霊族、人族。

黒色は、魔族、獣族、人族。

そして一概には言えないが、赤色は情にあつい、黄色は優しい、緑色は自然を好む、黒は過激な思想に染まりやすいなどの性格の偏りがある。

そして異人には‘固有武装‘があり感覚で現実世界に出すことができるし消すこともできる。

武装には防具と武器があり、たいていの武装は異人の扉を開けると使うことができる。

中にはリンクをしなければ出せない武装もある。

武装は一度出して消すと2分から1時間のインターバルがいる。ランクが高いほどインターバルが高い傾向にある。

そして異人の人族には‘職業‘が与えられていてそれは大抵武装の形によって決まっている。

例えば、杖の武装だと魔法使い。剣の武装だと、剣士。大剣の武装だと強剣士。弓の武装だと弓士。

などがある。そおして大抵の人が4つの中のいずれかである。

そして職業によって様々な‘武技‘を使うことができる。

武技とは、例えば踏み込んで切る。という動作が格段に速くなったり。体が硬くなったりなどする効果がある。そして武技を多数、発動させることも可能。発動させるには特定の武技を発動させるイメージをしっかりと持ち異人の体力を使い発動させるので扉を開けておくことも必要。

そして武技を使うにはその前に武技を習得している必要がある。武技の習得の仕方はダンジョンの中で手に入れることができる武技について書いてある本を読んで習得する方法と自分が一定の型を決めてひたすら練習して武技にする方法と実際に武技を見る方法がある。自分が一定の型を決めてひたすら練習して武技にする方法で習得した武技を固有武技と言う。なお武技にはレベルが低いと習得できないものがある。そして武技は自分の固有武装でしかつかえない。

次は魔法について、魔法は人族の魔法職と魔族が使うことができるもので、発動方法は詠唱と無詠唱と魔法陣、がありどんな魔法も5段階の強弱がある。

習得方法はダンジョンで入手できる魔導書などで詠唱式と効果を覚えることによって習得できるが念の為に魔法陣も覚えておいたほうがいい。なお高位の魔法はレヴェルが低いと習得できないことがある、ほかには魔力が足りないと発動できなかったりする。ちなみに固有魔法というものもある。

あとは、スキルについて・・・スキルは常時発動型のスキルと一時的に発動させるスキルがあり、一時的に発動させるスキルは何かしらの制限がある。

例えば3分だけ力を7倍にするという効果があれば。その効果が終わった後は1日そのスキルが使えない。などである。

これまで、紹介してきたスキル、異人の色、種族、固有武技、固有魔法、レヴェル、固有武装、魔力量、体力、職業をステータスとして確認できるらしい。

っていうか俺の右手の甲にある紋章みたいなやつの色で俺の異人色はわかるんだったな・・・

俺は右手の甲の黒色の紋章をみた・・・確か黒色は少なくて、赤色が多いんだったよなぁ・・・俺学園でいじめられないかな?すっげぇ心配だわ。

おっとそんなことよりもステータスの確認方法だったよな。

えーと自分の紋章に意識を集中して心の中でステータスオープンと唱えると・・・・まじか!

異人色:黒

種族:人族

魔力量:F

体力:A+

レヴェル:8

職業:ナイフ使い

固有武器:1000本のナイフ「武器ランクB+」効果:切れ味がよく小型。

固有防具:血染めのコート「防具ランクC+」効果:軽くてそこそこ丈夫、ナイフをしまう場所が所々にあある、魔法防御力が少しある。

スキル:究極のナイフ使い「スキルランクA」効果:リンク率が上がるにつれてナイフを使うセンスがあがる。

   :魔石の補食「スキルランクA+」効果:モンスターからドロップする魔石を補食することが可能、補食することによって経験値が獲得できる

   :「;}

固有武技:ナイフ投げ4「武技ランクB」効果:ナイフを片手で4本まで同時に投げれる

    :100本盾「武技ランクB+」効果:ナイフが100本あると3秒間盾になってくれる。

    :空中ナイフ「武技ランクB+」効果:ナイフを500本まで触らずとも自由自在に操れる

    :超瞬発切り「武技ランクB+」効果:両手に持ったナイフを持って高速で近づいて切る。

固有魔法:なし


・・・・おっかねぇな。俺になにがあったんだ?心配になるぐらいおっかねぇだいたい血濡れのコートとか現実にあったらなんか臭そうだし病気になりそうだしおっかねぇ!

しかもスキルのらん「;}ってあきらかにおかしいだろ、なんだ名前がひどすぎて閲覧注意ってわけじゃないだろ?!・・・はぁ具体的に想像はしづらいげど相当、歪んでしまったんだろうな。

変わらないとな・・・・にしてもなぜ誰も止めてくれなかったんだろう?・・・いや、他人のせいにする悪い癖は直さなくてはまた犯罪者になってしまうなぁ。

にしても疲れた。俺ってバカだもんなぁ。そして愚かなんだろうな。はぁ疲れたどうしようもなく疲れた。

少し寝よう。しょうがなよな・・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ